「副業したいけど時間がない・・・」
サラリーマンが副業を始めるときに、必ずと言っていいほど立ちふさがるのが「時間の壁」です。
平日は本業もあるし、残業で定時に帰ることは不可能。
かといって、睡眠時間を削って本業に支障に支障が出たら、本末転倒です。
独身なら、休日に時間を確保することができますが、家庭があるサラリーマンにとっては、休日に家族と過ごす大切な時間も確保したいところですよね。
子供のお世話をパートナーだけに任せていては、家族に不満が溜まってしまいます。
私も、月曜日~土曜日の日中はサラリーマン、休日や就業後にはWebライターや集客コンサルタントとして活動する、マルチワーカーです。
副業をスタートした当初は、「時間がない」という悩みを抱えていました。
しかし今は、割と時間を有意義に使って、本業と副業と家庭を両立することができています。
今回は、私がどうやって家族に協力してもらい、マルチワーカーとしての活動を成立させることができているのか、実体験をもとにご紹介していきます。
目次
サラリーマンが副業で稼ぐためには家族の協力・理解が不可欠!
結論から言うと、家庭を持つサラリーマンが副業で稼ぐためには、家族の協力や理解が不可欠です。
なぜならば、時間を確保するためには、あなた一人の力ではどうしようもないことがあるからです。
「毎日1時間、副業に費やす時間を確保する」と決めると、多くの場合、まず考えるのが「睡眠時間を削る」こと。
しかし、睡眠時間を削ると、寝坊して朝バタバタしてしまったり、疲れが溜まって体調を崩したり、イライラして家族に当たってしまったりすることが考えられます。
あなたが無理をすることで、結果として家族に迷惑をかけてしまうのです。
だから、あなたも家族も無理することなく、理解してもらって、協力してもらうことが大切なのです。
副業の時間を確保できていますか?
私は最近、副業コンサルタントとして、副業で思ったよりも稼ぐことができていないサラリーマンを対象に、コンサルティングを行うサービスを始めました。
これまで、30名程度のサラリーマンと面談してきましたが、副業で稼ぐことができていない一番の理由は「副業に費やす時間の確保ができていない」ということでした。
例えば、私のようにWebライターとして副業を行う場合、「仕事を受注する時間」と「受注した仕事を執筆する時間」を確保しなければなりません。
多くの場合、受注した仕事にのみ、時間を費やしてしまいます。
もちろん、納品しなければお金がもらえないわけですから仕方がないのですが、受注→納品→受注→納品……というサイクルで仕事をしていると、仕事が途切れる瞬間が出てしまいます。
この期間がロスとなってしまい、なかなか思ったように稼ぐことができないのです。
つまり、「仕事を受注する時間」と「受注した仕事を執筆する時間」は、どちらも重要で、日々、両方の時間を確保する必要があるのです。
家族との時間を犠牲にして副業をすることも必要です
あなたがどんなに頑張っても、1日は24時間です。
つまり、あなたが今生活している中から副業の時間を確保しようと思ったら、犠牲にしなければならないことは確実に出てきます。
例えば、テレビを見る時間や、家族団らんの時間、場合によっては睡眠時間などを犠牲にすることもあるでしょう。
まずは無駄な時間を全て削る努力をしましょう。
テレビ・スマホのゲーム・SNSは、1回1回の時間は短いかもしれませんが、トータルすると1日の中で意外と時間を消費しているものです。
それでも時間が足りないならば、家族との時間を削ることも必要です。
ちなみに私は、睡眠時間を削ることは極力しないようにしています。
睡眠時間を削ってしまうと、翌日全く仕事がはかどらないからです。
これは個人差があるので、あなたに合った時間の生み出し方を見つけてください。
私が土日に副業を行うために家族と約束した5つのルール
ここからは、実際に私がどうやって副業の時間を生み出しているのか、そして家族にどうやって理解・協力を得られているのかについてご紹介します。
その前に、大前提として2つの考え方を家族と共有してください。
それは「目標」と「感謝」です。
「目標」は、なんでも構いませんが、家族が応援したくなるようなものにしましょう。
ついでに、家族全員が喜ぶご褒美も用意すると良いでしょう。
ちなみに、私の場合は「副業+本業で月収100万円」という目標を立てています。
その目標を達成したら、家族と一緒にディズニーランドへ泊まりがけでいくのが、ご褒美です。
「感謝」については、時間を生み出してくれるパートナー、理解してくれる家族に対する感謝の気持ちを、まずはあなたが持ちましょう。
副業を頑張ると、家族から配慮に欠ける言葉をかけられたときに「俺はこんなに頑張っているんだ!」という反発的な態度になってしまいがちです。
でも、あなたが選んだことに、家族が協力してくれているのですから、あなたが頑張るのは当然なのです。
あなたが感謝の気持ちを持つことで、家族も感謝の気持ちを持ってくれるようになります。
なので、この2つの考え方は、家族と共有し、あなたが率先して実践してください。
私は、この2つの考え方に加え、家族の時間を犠牲にしてしまうことに対して、5つのルールを設けています。
①副業をするのは土日のどちらかに限定する
休みの日というのは、まる1日副業に時間を費やすことができるので、サラリーマンにとっては貴重な日です。
しかし、パートナーや子供にとっても、あなたと過ごすことができる、貴重な1日であることを忘れないでください。
週休2日の人は、家族と相談し、土日のどちらか1日は副業、どちらか1日は家族との時間に充てるようにしましょう。
「1日しかない」ということで、結果として集中して仕事をこなすので、生産性がアップしますよ。
②期間を限定する
「年末までに目標を達成できなかったら副業をやめる」など、あなたが家族と共有した目標を達成する期限を設けましょう。
期限を設けることで、あなたは必死になれるし、スケジュールに無理が生じても家族に理解をしてもらいやすくなります。
もちろん、期限内に目標を達成できなければ、きっぱりと副業をやめましょう。
副業で稼ぐことが難しいという、1つの目安にもなります。
③月に1回は家族で遠出する
家族サービスはしっかりと行いましょう。
私は、月に1回、家族で遠出をすることを約束しています。
週に2回は外食する、半年に1回は泊りで旅行するなど、家族みんなが喜ぶことを共有し、あなたのリフレッシュの意味も込めて、ワクワクするようなイベントを約束すると良いでしょう。
④平日の家族が起きている時間は副業しない
私は、家族との時間(特に子供)をあまり犠牲にしたくないので、平日の家族が起きている時間は副業をしないようにしています。
家族が寝静まった後、もしくは家族より早起きして仕事をします。
家族が起きてきたら、きっぱりと作業をやめて、家族と過ごします。
私の場合は、平日は朝4時に起きて、3時間くらい副業をしていました。
夜は子供と一緒に9時には寝るようにしています。
⑤遊びに行かない
家族に犠牲を強いているのに、遊びに行くなんてもってのほかです。
私は、副業を始めてから、私だけで遊びに行くということは全くしていません。
遊ぶ場合は、家族と一緒に出かけるようにしています。
家族に協力してもらうならば、あなたはできる限り、自分の時間というのは犠牲にし、それでも足りない時間を家族に犠牲になってもらう。
このように考えないと、家族に不満が溜まってしまうのも無理はないですよね。
副業を協力してもらうためには家族にしっかりと理解してもらおう!
サラリーマンが副業をするために家族に協力してもらう方法をご紹介しました。
今回ご紹介した内容は、私と家族との関係性をもとに、私が考えて家族にも理解してもらった方法です。
どの家族にも当てはまるわけではありません。
ただ、最も大切なことは、ちゃんと家族に理解してもらって、協力してもらうためにはどうしたら良いのかと考えることだと思います。
副業で、本業以外の収入を得ると、ついつい「もっと時間をくれれば、もっと稼ぐことができるのに!」と、稼げない理由を家族のせいにしてしまいがちです。
でも、稼げない本当の理由は、あなたの中にあります。
どうしたら稼ぐことができるのか、そして、家族の理解を得ながら時間を生み出すためにはどうすればよいのか、ここをしっかりと考えれば、あとは伝え方の問題です。
副業で稼ぎたいならば、家族にしっかりと理解してもらうようにしましょう。
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