副業歴4年を経て導き出した理想の働き方!副業は1日1時間でOK


副業歴4年を経て導き出した理想の働き方!副業は1日1時間でOK

私は会社員時代、4年間に渡って副業に取り組んできました。

その経験から、現在は副業構築コンサルタントとして、会社員の副業サポートを行なっています。

最近は、副業解禁やコロナの影響で本業の先行きが見えないということで、たくさんの方から相談をいただく機会が増えてきました。

そんな中で、クライアントのお悩みランキングのトップを争っているのが「副業にうまく取り組めない」というものです。

なかなか副業の時間を確保できない、副業を続けられないという人が多いのです。

実は、私自身もこの悩みに直面したことがあります。

その際は、副業の取り組み方、働き方を見直すことで状況を改善できました。

そこで今回は、私が経験した間違った副業の働き方と、副業歴4年の中で見つけた理想の働き方をご紹介します。

私が間違えてきた副業の働き方

私は4年間の副業経験の中で、本当にたくさんの副業を実践しました。

アルバイトから始まり、アフィリエイト、ライター、セールス代行、投資関係などなど、いわゆる「副業」と呼ばれてイメージするものには、一通り手を出しました。

もちろん、全ての副業で成果を出せたわけではありませんし、そもそも長く続けられないものもありました。

そのような経験の中で、「なぜ成果を出せなかったのか」「なぜ続けることができなかったのか」を考えた時、以下の3つの共通点が見えてきました。

睡眠時間を削ってヘロヘロになる

副業に取り組む時、多くの人は時間を作るために睡眠時間を削ることを考えます。

私も最初は1日3時間〜4時間の睡眠時間で副業に取り組んでいました。

しかし、すぐに挫折してしまいます。

理由は簡単で、私は寝ないと翌日の生産性がガタッと落ちるタイプの人間だからです。

睡眠不足が続くと、仕事のスピードやクオリティが明らかに落ちます。

さらに、免疫力まで低下してしまったため、睡眠時間を削って副業に取り組んでいた期間は、風邪を引いたり、咳が止まらなかったりと、体調不良の毎日を送っていました。

その結果、副業だけではなく、本業にも支障が出てしまいます。

家族との時間を犠牲にして不満をぶつけられる

副業のために時間を作ろうとすると、家族との時間が犠牲になってしまいます。

その結果、場合によっては、家族から不満をぶつけられることもあります。

実際私も、妻から不満をぶつけられました。

当時、本業が終わってから図書館やカフェで副業に取り組んでいました。

家で副業に取り組んでいると、どうしても子どもに邪魔をされてしまうからです。

そのため、定時で本業を終えても、自宅に帰るのは22時とか、遅い時は0時を過ぎることもありました。

最初は応援してくれていた妻も、さすがに毎日こんな日が続くと「いい加減にして!」という気持ちになるようで、不機嫌な日が続きました。

副業に取り組む上で念頭に置かないといけないのは、周囲からの理解を得ることです。

あなたは副業に取り組んでいる本人なので、取り組む理由や熱意があるはず。

それこそ、本業以上に強い気持ちで副業をしている人も多いでしょう。

でも、周囲の人にとってはあくまで「副業」、つまり「やらなくてもいいこと」と捉えられている場合もあるのです。

したがって、副業に取り組むときは、その理由を家族や周囲の人に伝えるのを忘れないようにしましょう。

そうすれば、あなたの頑張りや副業に取り組む姿を見て、応援してくれるようになるはずです。

忙しい時と暇な時の差が激しい

副業を始めたばかりの人が陥りやすい罠といえば、忙しい時と暇な時の差が激しいというものです。

不思議なもので、忙しい時は仕事がどんどん舞い込んでくるのですが、暇な時は全く仕事が入ってこなくなります。

納期が重なってしまうこともしばしばです。

毎日これくらい忙しければいいのですが、仕事がない時は本当に仕事が無い。

すると、副業に取り組む時間も無くなっていくので、結果として知らないうちに副業の活動を辞めてしまった…ということになりかねません。

私自身もこれで失敗した経験があります。

元々はライターで副業をスタートしたのですが、あるタイミングでコンサルタントを副業にしようと決めました。

そのため、ライターの仕事を少なくして、コンサルの仕事に取り組む時間を増やすことにしたのです。

しかし、本来はコンサルのために作ったはずの時間を、プライベートに使ってしまい、その結果コンサルの仕事が全く進まないという状態になってしまったのです。

コンスタントに仕事がある状態を維持するのがポイントでしょう。

4年間副業に取り組んできて導き出した副業の理想的な働き方

ここからは、ここまで紹介したような失敗から学んだ「理想の副業の働き方」を説明します。

本来は有料のセミナーでお伝えしている内容ですが、副業がうまくいっていない方や、これから副業を始めるという方は、ぜひ以下の3つの働き方を意識してみてください。

1.副業に取り組む時間は1日1時間

まず、「副業に取り組む時間は1日1時間」というルールを意識してみましょう。

平日は1日1時間、週末は6時間(1日6時間or1日3時間×2日間)で副業に取り組むのが、副業を成功させる最も重要なポイントです。

これに以下の3つの理由があります。

  1. 1日1時間以上は本業に支障が出る
  2. 1日1時間以上は家族との時間を犠牲にしてしまう
  3. 1日1時間以上は毎日続けることが難しくなる

それぞれ解説します。

1.1日1時間以上は本業に支障が出る

1日1時間以上副業に取り組むと、間違いなく本業に支障が出ます。

私の例で言うと、アルバイトをしていた時は、1日2時間、週3回シフトに入っていましたが、アルバイトの翌日は疲労で体がだるく、本業には全く身が入らない状態でした。

本業あっての副業なので、本業に支障が出るような働き方はやめましょう。

2.1日1時間以上は家族との時間を犠牲にしてしまう

実は、1日1時間程度であれば、生活の中の無駄な時間を削るだけで簡単に作ることができるのです。

例えば、毎日帰宅してから、「何に、どのくらいの時間を使っているか」を把握してみましょう。

すると意外と「スマホを触っている時間」や「テレビを見ている時間」が多いことに気付くはずです。

この無駄な時間を副業に使うようにシフトすれば良いわけですから、つまり、1日1時間を生み出すというのは、実はそこまで大変ではありません。

こうすれば、家族との時間を犠牲にする必要がなくなるので、家族から不満の声があがらなくなるはずです。

3.1日1時間以上は毎日続けることが難しくなる

毎日、1時間程度であれば、副業を習慣化しやすくなります。

習慣化してしまえば、「副業しないと気持ち悪い!」という状態まで持っていくことができます。

「1日2時間、3時間は毎日やってくださいね!」と言われるとちょっとプレッシャーですが、1時間ならなんとか頑張れるものです。

また、会社員の副業は夜にやる人が多いと思うので、1時間以上の時間だと、集中力がもたない人も多いはず。

もちろん、副業に慣れてくれば、2時間、3時間と時間を増やしても問題ありません。

でも、慣れるまでは無理せず1日1時間、それ以上はおまけくらいの気持ちで取り組みましょう。

2.副業は「好きなこと」を仕事にする

副業をする上で重要なのは、「好きなことを副業にしましょう」ということ。

なぜなら、好きなことでないと副業を続けられないからです。

人によっては、収入を増やすために副業をするという人もいるでしょう。

しかし、お金だけを追い求めて稼げる仕事を選んでしまうと、やがて副業が「苦痛」に変わってきます。

どれだけ単価が良くても、楽しくなければ続けることができなくなるでしょう。

したがって、副業は「稼げる」よりも「楽しい」を追い求めるのがおすすめです。

楽しく続けることで、必ず稼げるようになります。

3.1ヶ月に一人をお客さんにする

実は、副業は「薄利多売」の考え方だと稼ぐことができません。

多くのお客さんを処理しなければならないとなると、どうしても仕事量やペースに余裕がなくなるからです。

継続しながら確実に稼ぐためには、あなたの好きなことを「高単価」で売ることが理想的です。

そのためのポイントは、「1ヶ月に1人お客さんを獲得すること」です。

たった1人、つまり年間12人でOKです。

1日1時間しか副業に取り組まないわけなので、そもそもお客さんが増えすぎたら困ってしまいます。

あなたのペースを崩さず、サポートできる範囲で副業に取り組む。

これが副業の理想の働き方です。

「無理せず楽しく」これが最強の副業!

副業歴4年の中で導き出した、理想の働き方をご紹介しました。

もちろん、私がお伝えしている取り組み方だけがベストだとは思いません。

それぞれの環境や本業との兼ね合いで、理想の副業の在り方は変わってくるでしょう。

しかし、どのような形で副業に取り組むとしても、大切にしてもらいたいことがあります。

それは「無理せず楽しく副業に取り組む」という気持ちです。

無理をしたり、「つまらない」と感じてしまう気持ちを押し殺してまで副業を続けてしまうと、やがてはあなた自身を追い込むことになります。

副業は、自由にできるものです。

なので、もっともっと楽しく取り組むのが一番。

そうすれば、副業を長く続けられますし、お金も稼げるようになるはずです。

肩の力を抜いて、リラックスして副業に取り組んでくださいね!


この記事を書いたのは

トヨナガアキヒロ
トヨナガアキヒロライター
店舗集客コンサルタント。副業としてビジネスをスタートし、独立した経験を持つ。Webライター・セールスライターとしても活動中。