ワタクシ、先日やっとの思いで2018年度の確定申告を終えました。
売上や経費の仕訳をすべて「freee」(会計処理アプリ)に入力し、確定申告処理をして決算書を作りました。
そして、つい先ほど税務署へ提出してきました。
今回で2回目となる確定申告の作業中、そもそも「なぜ確定申告をしようと思ったのか」をふと思い出すことがありました。
せっかくですから、これから副業デビューする人へ私からのメッセージとして、当時の思いをお伝えします。
何か1つでも参考になれば幸いです。
副業するなら確定申告、ぜひやりましょう!
「副業 バレ ない」といった自分を安心させる記事ばかり見てないで……。笑
なぜ確定申告しようと思い立ったか
副業をしようと決心しました
2016年冬、私は副業を始めようと決心しました。
当時からすでに副業界は活況で、ランサーズやクラウドワークスからは毎日「本日○件が新たに追加されました」というメールが届く状態でした。
そんなメッセージを見て「私にもできるかも?!」と思いました。
当時から、副業収入が発生すると確定申告をしなくてはならないことは知っていました。
知ってはいたけど、本当にやらなくてはいけないものなのか?あれって大金持ちや高級取りサラリーマン、商売をやっている人たちがやるものでは?と思っていました。
冒頭の「副業 バレ ない」といった、自分を安心させる記事ばかり見ているというのは、まさしく当時の私です。
正直、確定申告なんてやりたくありませんでした。
ネットで見ると、所得の金額が20万円以内なら無申告でも問題ないという記事を目にしました。
ですが私はそれなりの金額を目指しており「ビクビクするのはイヤ、正々堂々と稼ぐ!となると、やっぱり確定申告するか!」と一念発起しました。
それが確定申告に挑んだ一番の理由です。
個人事業主スタート時の2つの決心
個人事業主デビューするのと同時に、以下の2つも決心しました。
1.お天道様がまぶしく思える、つまりやましいことはしない
2.本業に影響があるようなことはしない
1は、つまり脱税やその他違法行為、クライアントを裏切るような「それって人としてどうなの?」という行為です。
2は、「本業に影響があるほど受注する」「本業で作ったものを副業に流用しない」といったことです。
確定申告しようと決心したのは、1の思いもあったからです。
当時の2つの誓いは、もちろん今でも引き継がれています。
いざ、副業デビュー!
2016年末に「年明け2017年から副業を始める!」と決心し、早速行動に移しました。
どうせ確定申告をするのなら、白色ではなく青色申告!
青色申告をするなら、個人事業主として開業する必要があります。
開業するためには、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類が用意してあるので、その書類を提出すればOKです。
税務署へ開業届の提出をして個人事業主デビュー
いきなりのハードルです。
普通に会社員として本業だけをするなら、自分の足で税務署へ訪れることはまずないでしょう。
ところが個人事業主デビューするなら、必ず税務署へ訪問することになります。
当時の私は、そもそも税務署ってどこにあるんだっけ?というところから始めました。
税務署と聞いたとたん、みなさまはどのようなイメージを持ちますか?
40代である私は、映画「マルサの女 (1987年 伊丹十三監督)」に出てくる、ヘビ使いの笛のようなメロディーが聞こえてきます。
窓口で恐る恐る開業届を出したとたん、職員に「何だこの書類はー!こいつを取調室へ連れていけ!」と強制連行されて、そこから取調べが始まったりしないかな……。
大げさだと思いますか?でも、当時の私は本気で考えていました。
ところが実際に提出したところ、当然ですがそんなことはありませんでした。
国税庁のホームページからダウンロードして印刷した開業届に、必要事項を記入して税務署へ持っていきました。
窓口の若いお姉さんが「コピーあります?それに受領印を押印しますよ?受領印を押したものが、開業届の証明書として、事業用カードの作成時などに使えます。」と言われたのでコピーも一緒に出しました。
すると原本とコピーの両方にバン!バン!とハンコをついて「お疲れ様でした」と一言。
あれ?もう終わり?
念のため1日有給を取得していたのに、もう終わり?
時間的に数分といった感じでしょうか。
幸い、取調室に連行されることもありませんでした。
まあ、税務署に取調室があるのかどうかは分かりませんが。
めでたくデビューした私は、気持ちよく副業を本格的に始めました。
最初の副業は、自分のスキルを活かした「オンラインのプログラミングスクールの講師」でした。
1レッスン2時間、時給2,000円です。
同時に2名の生徒を担当していたので、1ヶ月の売上が32,000円。
順調にいけば、7ヶ月後には20万円を越えます。
実際は講師と同時にライターの仕事も始めたので、もっと早くに20万円を越えました。
このとき、本当に開業届を出しておいてよかったと実感しました。
「雑収入のレベルで抑えればいいんだよね?」
そうお考えの方はぜひ聞いてください。
副業は順調だけど、売上が20万円を越えそうだから今年はもうやめておこうなんて、そんな理性的な判断ができる人って、ほとんどいません。
確定申告(つまり開業届)を出そうかどうか悩んでいる方に向けて、はっきり申し上げておきます。
20万円なんて意外と早く到達します。
そこで後ろめたさを感じながら副業を続けるくらいなら、いっそ覚悟を決めて確定申告しませんか?
そして堂々と稼ぎましょう!
初めてのドキドキ確定申告
話を戻しましょう。
あれやこれやで2017年が終わり、2018年に入ったあたりから確定申告の準備です。
いろんなサイトや本などを見ながらすべての仕訳入力や伝票整理を終えて、確定申告の書類を作りました。
そしてドキドキで税務署へ提出しました。
丁寧なオジさんが私の申告書をパパっと見て、「何だこの数字はー!こいつを取調室へ連れていけ!」などと言われることはありませんでした。
そのオジさんから言われたことは「還付金がありますね。2〜3ヶ月後に振り込まれます。では、お疲れさまでした。」
……あれ?もう終わり?
念のため休みを取ったのに数分で終わってしまいました。まさしく、開業届を提出したときのようです。
それでも確定申告したくない?では雑収入の範囲で
開業届の提出や確定申告がいかに簡単かを解説しました。
それでも確定申告がイヤだ!という方は、先ほどの話とは逆になりますがこんな方法でいかがでしょうか?
●今年は雑収入の枠内で収める
●来年は確定申告をする。
個人事業主と聞くと「事業」というキーワードが何となく重たく感じますね。
では、おこづかい程度として、毎月1万〜1万5千円程度で抑えるというのはどうでしょうか?
これなら年間20万円以内で収まるので確定申告は不要です。
さらに、1年間やってみる中で仕訳や確定申告のシミュレーション、本格デビューするための気持ちの整理までできるはずです。
それもイヤ?それならあなたにとって副業とは?
「副業はしたいけど確定申告がイヤ、でも雑収入の範囲を超えて副業したい……。」
そういう方にはちょっとだけ厳しいことを言わなくてはなりません。
本業以外でお金を稼ぐには、
①確定申告しない代わりに20万円以内
②確定申告して20万円の制限を受けない
この二択しかないのです。
「バレるわけないよ、そんなにたくさん稼がないし!」
そうお考えの方もおられるでしょう。ネットでもそんな意見が散見されます。
でもその考え、ハッキリいって誤りです。
企業がライターなどに報酬を支払うと、年末調整で企業は「支払調書」というものを発行して税務署へ提出します。
企業があなたに「これだけ支払ったよ」と申告するのです。
でも、報酬を受け取ったあなたが確定申告していなければオカシイ、となりますよね。
要は、あなたからバレるのではなく相手からバレるのです。
バレたら最後、絶対確定申告しなければならなくなります。
売上や経費を証明できるものを税務署へ持参し、書類を作成し……。
このあたりは「確定申告 ばれた」でググってみてください。いくらでもヒットします。
つまり、確定申告しなければいけないのにしておらず、これが税務署にばれたというのは、決して珍しいことではないのです。
確定申告したくないという方、そもそも「副業をするってどういうこと?」ということから考え直した方がよいかもしれません。
まとめ
バレる?バレない?
そんなヒヤヒヤしながら副業するよりも、最初から覚悟を決めて確定申告を見すえて、正々堂々と勝負しませんか?
大丈夫!あなたならきっとできるはずです。
この記事を書いたのは
- 関西在住のプログラマー兼Webライターです。
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