ブログで収益ほぼゼロだった私でも、Webライターになれば月20万円を稼ぐのは難しいことではなかった。


ブログで収益ほぼゼロだった私でも、Webライターになれば月20万円を稼ぐのは難しいことではなかった。

大学4年の就活シーズン。発達障害の影響もあり、「普通に働くのは無理そう」と感じた私。インターネットで様々な生き方の人を探しているうちに、新卒でフリーランスとして生活することを決めました。

 

現在の収入源はWebライティング。月収は約20万円。シェアハウスで家賃光熱費が月5,000円の生活をしているので、20万円あれば十分すぎるほど十分です。

 

この記事では、私のフリーランス体験談と仕事の取り方をご紹介します。私と同じように「普通に働くのは無理そう」と感じる方の励みになれば嬉しいです。

 

 

なぜライティングにたどり着いたの?

 

私が苦痛なくできる作業は「文章を書くこと」でした。そのため、もともとは詩人や小説家になりたかったのですが、それらで生計を立てるのは簡単ではありません。創作活動は趣味にして、「人に読まれる文章を書こう」と考えはじめました。

 

ちょうどプロブロガーブームだったこともあり、ブログに興味を持ちました。しかし、ブログは即金性が無いので短期間で稼ぐことには向いていません。「いますぐにお金が必要」な私には合いませんでした。

 

そしてたどり着いたのがライティング。きっかけは、Twitterで「オンラインのクラウドソーシング対策講座を無料でやります」というツイートを見つけたことでした。この講座を閲覧したことで、ライティングへの道が開けたのです。

 

 

 

 

私の体験

 

①最初はブログで収入を得ようとした

 

私は現在、Webライティング(以後ライティングと表記)で生計を立てています。しかし、最初からライティングで収入を得ようとした訳ではありません。

 

「フリーランスとして働きたい」と思った大学生の頃は、ブログを収入源にしようと考えていました。ブログで収入を得ようとした理由は、自分の好きなテーマで文章を執筆して収入を得られるから。当時興味があった「発達障害」について記事を書いていました。

 

しかし、ブログはなかなか収益が発生しません。大量に記事を書き、リライトし、自分の記事が検索の上位に表示されなければ全く収益は発生しません。アクセスが増えても、収益は1日1円程度。「これでは生活できない」と感じたため、他の仕事を検討しました。

 

 

 

 

②即金性のあるライティングに軌道修正した

 

そこで始めたのがライティングです。ライティングを始めた理由は、即金性があるから。ブログはいくら執筆してもすぐに収益は出ませんし、時間が経ったら必ず収益が発生するとは限りません。

 

一方、ライティングはすぐに収益が発生します。クライアントからお願いされた仕事をこなし、納品し、OKをもらうとすぐに報酬が支払われるのです。仕事をもらった当日に納品してOKをもらえば、その日のうちに入金が確定されます。

 

 

 

 

③どのように仕事を始めたか?

 

まずはクラウドソーシングサイトに登録し、案件を受注しました。3つほど案件をこなしましたが、作業スピードが遅かったり受注の基準がよく分からなかったので、セミナーを受講。クラウドソーシングサイトの使い方や案件受注の基準を教えてもらい、継続的に執筆できるようになりました。

 

 

 

 

現在の実績

 

私は現在ライティングとブログをメインの収入源として月に約20万円を得ています。

 

本格的にライティングを始めた月にはすでに月収10万円を達成しました。しっかりライティングをしていたのは2月と7月以降ですが、8月には月収20万円を達成できました。

 

ちなみに、大学時代は教育学部に所属していましたが文章に関する勉強は特にしていません。ライターとしての勉強といえば、Webライティングに関する書籍をいくつか読み、一度セミナーに参加した程度です。あとはその都度情報を集めながら執筆してきました。

 

未経験でも比較的早く月収20万円まで到達できるのがライティングの良いところ。他のフリーランス的な働き方は収入を得るまでに時間がかかるので、即金性を重視する方にはライティングがおすすめです。

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仕事をもらう方法

 

では、実際にライティングの仕事を得るにはどのような手段があるのでしょうか。

 

 

 

 

クラウドソーシングサイトに登録する

 

初心者におすすめの方法です。クラウドソーシングサイトとは、インターネット上の案件斡旋サイトのこと。ランサーズやクラウドワークスが人気です。誰でも無料で登録可能で、当日から案件を獲得することもできます。

 

私もこの方法でほとんどの案件を受注しており、クラウドソーシングサイトからの仕事だけでも生活費を稼ぐことができています。

 

納品した記事を気に入ってもらえると、継続的にお仕事をもらえることも。インターネット上でのやりとりとはいえ、信頼関係を築くことが大切です。

 

 

クラウドソーシングの良い点は、いつでも誰でも仕事を始められるところです。

 

私は春に一度「ライティングなんてやりたくない!」と自暴自棄になり、全ての継続案件を断って、仕事が0の時期がありました。それでも、数ヶ月後に「もう一度ライティングをやってみたい」と感じて応募したところ、多くの仕事をいただくことができました。

 

「一度辞めてもすぐに再開できる」という特徴は、普通の会社ではありえないことですよね。始めやすいだけでなく、再開しやすいのがクラウドソーシングの良さだと感じます。

 

 

クラウドソーシングの弱点は、手数料が取られること。サイトによっては30%程度とられてしまうこともあります。

 

 

おすすめサービス

直接依頼をもらう

 

知り合いの中にメディアの編集者やライターがいる場合、「ライティングの仕事がしたい」と伝えることで仕事をもらえることも。

 

私はフリーランスが集まるコワーキングスペースに通っています。仕事が溢れかえっていそうな人に「何か手伝いますよ」と声をかけると、案件をもらうことができます。フリーランス仲間が多いことは、仕事をする上でプラスが大きいです。

 

 

直接依頼のメリットは、相手の顔が見えるのでやり取りがスムーズなこと、仲介手数料がかからないため高単価になりやすいことなどが挙げられます。

 

 

直接依頼の弱点は、契約が曖昧になりやすいこと、一度信用を失うと気まずくなること。「知り合いだから」と報酬や納期を曖昧にしたまま仕事を受注すると、のちのち困ることになります。また、仕事上で問題が発生すると、プライベートで会う時にも気まずくなるかもしれません。

 

 

 

 

メディアに営業をかける

 

寄稿したいメディアがある場合、そのメディアのお問い合わせフォームから応募することもできます。

 

ライターを募集している場合は、応募フォームから応募しましょう。ライターを募集していない場合もありますが、お問い合わせフォームから勝手に応募することもできます。「ぜひ書いてほしい」と思ってもらえれば採用される可能性も十分にあります。

 

 

採用されるコツは、自分自身のブログでそのメディアに関連した記事を書いておき、ブログ記事のURLを送ること。「ある程度知識がありますよ」「あなたのメディアに合った記事が書けますよ」とアピールすることが可能です。あらかじめ実績を作っておくことで、相手も「この記事が書けるならうちでも書いて欲しい」と思ってくれるのです。

 

 

ライターとしてある程度経験を積んだら、自分からメディアに直接営業をかけるのはおすすめです。仕事の幅が広がりますし、記名記事として自分の実績にもなります。クラウドソーシングサイトでの匿名記事に比べて、一段階上のライターに近づけます。

 

 

まとめ:まずはクラウドソーシングサイトでライティングを始めよう

 

「フリーランス的な働き方に興味があるけど何をしたら良いのか分からない」という方は、クラウドソーシングサイトに登録するのがおすすめです。未経験から月収20万を達成するのも難しくはありません。ぜひ挑戦してみましょう!