フリーランス必見!最初のクライアントを獲得する3つの方法


フリーランス必見!最初のクライアントを獲得する3つの方法

「自由に仕事をするぞ!」フリーランスとして仕事をする人は、このような希望を持っていることでしょう。フリーランスになれば、満員電車に揺られ通勤する必要もなければ、タイムカードを押す必要もありません。

 

しかし、定時もなければ、フリーランスとしてスタートした当初は『仕事』も無いのが当たり前です。

 

今回は、フリーランスとして起業したての人のための、フリーランスが最初のクライアントを獲得する方法をご紹介します。

 

 

フリーランスが最初にぶつかる壁は『顧客を獲得する』ということ

 

フリーランスになると、当然ですが全てが『0からのスタート』です。会社員時代に副業としてスタートし、お客さんがいる状態でフリーランスになる人もいるでしょうが、その場合でも『フリーランスとして顧客を獲得する』のは初めてとなります。

 

フリーランスとしてお金を稼ぎ続けるためには、常に集客は続けなければなりません。しかし、顧客0→1の作業はとても大変です。なぜならば、あなたに『実績』が無いからです。

 

 

 

 

フリーランスになってわかる『会社』という存在の大きさ

 

会社員の場合、実績は『会社』が作ってくれます。あなたがお客さんへ提案しても、お客さんはあなたの背後にある『会社』を信頼して契約をしてくれます。しかしフリーランスの場合は、『実績=あなた』となります。

 

お客さんに提案するときに、あなたができることをしっかりと伝え、そこにメリットを感じてもらわなければなりません。会社員時代に営業が得意だったという人が、フリーランスになった途端に売れなくなってしまうというケースがあります。これは、『会社への信頼=自分への信頼』と勘違いして、会社員時代と全く同じ方法で営業してしまっているからなのです。

 

フリーランスは、会社という後ろ盾がなくなった以上、もっと深くお客さんと接する必要があります。

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フリーランスがクライアントを獲得する方法をご紹介

 

フリーランスになったあなたが、最初にしなければならないことは『あなたという存在を知ってもらう』ことです。これは簡単なことではありませんが、インターネットが普及した現代では、新しい存在の示し方もあります。

 

その中でも、もっとも効果的かつ、早く成果が出る方法を3つ、ご紹介しましょう。

 

 

 

 

〔方法1〕クラウドソーシングを利用する

 

インターネットが普及した現在では、『仕事を探しているフリーランス』と『仕事を依頼したい業者』が集うサイトが存在します。それが、『クラウドソーシング』です。フリーランスとなる人の中には、営業活動を全く経験した事がないという人も多いでしょう。

 

クラウドソーシングは、実績のない人でも受注できる案件がたくさん揃っています。こういった案件は、もちろん単価は低いのですが、その分クライアントに対し「実績として好評してもいいですか?」という交渉がしやすい傾向にあります。

 

最初は実績作りにフォーカスしたいのであれば、クラウドソーシングは、営業経験のないフリーランスにぴったりのサービスとなります。

 

筆者も創業時は、クラウドソーシングを利用して仕事を獲得することが多かったです。

 

 

クラウドソーシングは、すでにある仕事に対して応募する形なので、実績を作る上で最適です。一方で、問題視されているのが、単価が低い案件が多い事です。

 

フリーランスが、営業活動をせずに仕事を受注できる仕組みではありますが、素人が簡単に仕事を発注する事もできるので、価格の相場を知らない人が、価格破壊を起こしている案件も多いです。

 

そのため、作業量と価格が見合った案件かどうかを見定める必要があります。総合的に見ても、決して報酬は高くないので、クラウドソーシングは実績づくりとして割り切るようにしましょう。

 

 

大小様々なクラウドソーシングサービスがありますが、案件の多さから見ても大手2サイトに登録することは必須です。

 

 

 

①ランサーズ

 

クラウドソーシングの最大手が『ランサーズ』です。筆者は、主にランサーズをメインとして使っています。なぜならば、ランサーズは近年、セキュリティやサポートがかなり充実してきており、厳しい監視体制が整っています。

 

そのため、サイト外でのやり取りは基本的にできませんが、その分トラブルも少ないというメリットがあります。一時期の無法地帯だったときに比べると、案件の質も向上してきており、今始めるのであればランサーズはおすすめです。

 

 

 

②クラウドワークス

 

同じくクラウドソーシングの大手として知られている『クラウドワークス』もおすすめです。クラウドワークスは、専用のスマホアプリがあるので、カフェなどで作業をする機会の多いフリーランスも、気軽に連絡や案件の依頼を行う事ができます。

 

 

 

 

 

〔方法2〕友達や知人のツテをたどる

 

友達や知人に自営業者がいるなら、お願いしてあなたのサービスを利用してもらい、実績繋げるという方法です。例えば、あなたがWebデザイナーなら、友達のお店のホームページを作らせてもらいましょう。そして、それを実績として公表すれば、幾分か信頼度はアップするでしょう。

 

多くの人が、この方法を使っているようです。筆者の知人にも、創業したらまず知人に声をかけて協力してもらうという考えの人が多いと感じます。

 

この方法は『クライアントを獲得するための実績づくり』という考え方なので、基本的にはお金になりません。しかし、お金にならないからといって手を抜いた作業をしてしまうと、フリーランスとしてあなたの実績は築けません。

 

無料でもお金をもらったとき以上のサービスを提供する事が、フリーランスがクライアントを獲得するコツです。

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〔方法3〕とにかく営業活動をする

 

実績を作るだけではなく、しっかりとお金を稼ぎたいというフリーランスは、とにかく営業活動をするしかありません。加えて、人(経営者)が集う場所に、どんどん出て行く必要があります。

 

異業種交流会があれば出席し、自分のサービスに合うクライアントが集まりそうなセミナーがあれば参加しましょう。

 

筆者の場合は、交流会などで名刺交換を行い、その方へお礼のメールを送り、そのままメルマガリストに登録してもらうといった流れで地道な営業活動を行いました。そして、そこから数件受注につながったケースもあります。

 

というのも、異業種交流会などの場には、決裁権を持った人物が参加しているケースが多く、直接のやりとりからクロージングまで持っていける可能性が高いというメリットがあります。

 

フリーランスの場合、企業と比べて信頼度が低いので、営業からクロージングまで多くの時間と人が絡んでしまうと、受注できる可能性が低くなってしまいます。なので、決裁権を持つ人物とどれだけコンタクトを取れるのかというのが、とても重要なポイントとなるのです。

 

 

 

 

飛び込み営業

 

営業といえば、飛び込み営業です。営業経験のないフリーランスが、いきなり飛び込み営業を行うことは、ハードルが高いと感じることでしょう。苦痛かもしれません。しかし、クライアントを獲得するためには必要なことだと割り切りましょう。

 

飛び込み営業のコツは、即決させようとしないことです。まずは、自分の存在を知ってもらうことを意識する、そして次にどんな商材を扱っているかを伝えましょう。

 

 

 

 

テレアポ

 

営業手法として、テレアポもまだまだ使える方法の1つです。テレアポの目的はアポイントを取ることですが、フリーランスの場合は『成約する可能性が高い』アポイントを取ることを目的にしましょう。

 

1回の商談で経費や時間をかけるのであれば、成果につながる可能性を重視し、断られることを前提として電話する事がコツです。

 

 

 

 

FAXDM

 

飛び込みもテレアポもできない…。筆者もどちらも苦手なので、その気持ちは良くわかります。そんなあなたにおすすめなのが、FAXDMです。1件3円から利用する事ができるので、時間とお金があまりかけられない、起業当初のフリーランスには最適な営業方法です。

 

筆者も、創業当初はFAXDMを活用しました。なぜならば、リストはFAXDMの代行会社が用意してくれるので、原稿さえ作ってしまえば、あとは反響を待つだけでOKです。

 

もちろん、反響率なども調べつつ効果測定を行うことが大切ですが、有意義な情報を継続して発信し続けることで、その発信した媒体があなたの実績としてクライアントに認知してもらうことができます。

 

そのため、問い合わせ先からの受注率はとても高く、筆者も80%の確率で受注に繋げることができました。

 

 

 

 

営業代行会社

 

資金に余裕があるのであれば、営業をアウトソーシングしてしまうのも方法の1つです。営業費用よりも商品単価が高ければ、十分検討の余地はあるでしょう。売上に直結する営業代行会社は、月額60万円前後の費用が相場となります。費用対効果を考えた上で判断しましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

「フリーランスとして好きな時間に好きな場所で」

 

フリーランスには、このようなワークライフスタイルを実現する事ができる可能性があります。ただし、起業してから軌道に乗るまでは泥臭く、人と関わって、営業して、作業する事が必要です。

 

最初のクライアントを獲得すれば、実績に繋がり、紹介が発生し、売上の安定に繋がっていきます。しかし、その最初の一歩は、理想としているフリーランス像とは大きくかけ離れています。めげずに、フリーランスとして自由なワークライフスタイルを実現しましょう。

 

 


この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。