フリーランスになるなら独学よりスクールに通ったほうがいい理由


フリーランスになるなら独学よりスクールに通ったほうがいい理由

「フリーランスの生き方に憧れるけど、なにも知らないから不安しかない!」

 

「独学かスクールに入るか迷っているけど、どっちがいいの?」

 

これからフリーランスになって稼ぎたいのなら、最短距離でフリーランスになりたいですよね。

 

私自身、未経験からフリーランスになりました。

 

前職は警察官で、やったことがあるパソコン操作と言えばデータの打ち込みとテキスト入力くらい…

 

つまり、ビックリするくらいの未経験者!!

 

そんな私が今、フリーランスとして仕事に励めているのは、「独学で挫折」し、「スクールに通った」おかげです。

 

今回は、私の経験から「スクールをオススメする理由」と、「未経験からの独学フリーランスはなぜキツいのか」を紹介していきます。

 

 

スクール利用はコスパが良い

 

スクールに入ろうか迷う理由の一つが授業料でしょう。

 

ほとんどのスクールで授業料が20万円を超えるように、スクールの授業料は安くありません。

 

しかし、長い目でみると、スクールに入る方が断然コスパが良いのです。

 

 

 

 

スクールに入るとメンターがつく

 

スクールに入ると、それぞれの受講生にメンター(自分の担当講師)がつきます。

 

スクールにはフリーランス経験者も多く在籍しているわけですから、経験者にも指導できるメンターの技術力はまさにプロです。

 

初回の面談だけではなく、毎回の授業のたびに自分の進路相談をできるので、自分に合ったスキルの指導を受けることができます。

 

スクールにもよりますが、卒業後も無料で相談に応じてくれるところもあります。

 

 

 

 

横のつながりができる

 

いざスクールを終えてひとりになったとき、いろいろな不安が頭をよぎりますよね。

 

でも、安心してください。

 

それは、スクールの受講後もメンターや受講生同士の関係性は変わらないからです。

 

例えば、ひとりで仕事が取れなくなっても、メンターや受講生から仕事を振ってもらうことができます。

 

また、ツラい時期や悩み事があったとしても、お互いに励まし合ったり相談に乗ってもらえたりもします。

 

 

 

 

スクール中に稼げる

 

スクールの受講内容によっては、実際の「案件獲得から納品までの流れ」を実践できる場合もあります。

 

例えば、ホームページ制作の案件を受注すると、高いものだと10万円以上の報酬がもらえます。

 

実力不足で案件がこなせなくても、メンターがいるので教えてもらいながら制作していけば良いのです。

 

受講生の中には、「スクール中に授業料稼いだ」という人も少なくはありません。

 

 

 

 

スクールを卒業しただけで転職に有利

 

フリーランスになるためにスクールに入ったけど、やっぱり会社に勤めたいと考える人もいます。

 

実は、そんな人にとっても、スクール受講は役立つのです。

 

例えば、ベンチャー企業などでは「〇〇スクールの卒業生募集」というように、スクール受講生から率先して社員を募るところも見受けられます。

 

また、スクールによっては、繋がりのある企業への転職を斡旋してくれるところもあります。

 

つまり、フリーランスとして働くのか会社に勤めるのかを迷っているのなら、ひとまずスクールを受講しておいても損はないということです。

 

おすすめサービス

 

 

さくっとアルバイトして授業料を稼ごう

 

中には、いろいろな事情から授業料すら払えないという人もいらっしゃるでしょう。

 

でも大丈夫。授業料は1~2ヶ月程度集中的にアルバイトをこなせば充分稼げるぐらいの金額です。

 

スクールを受講しながら並行してアルバイトをすると、どうしても勉強する時間が削られてしまいます。

 

アルバイトも勉強も…なんてなると、どちらも中途半端になってしまいかねません。

 

それならば、割り切って、アルバイトにフルコミットが吉です。

 

 

 

 

スクールに入る前にするべきこと

 

スクールへの入校が決まったら、なにもせずにただ開催を待つのではなく、しっかり準備しておきましょう。

 

スクールに入る前に準備をしっかりすると、スタートダッシュができます。

 

逆にいえば、準備しておかないと、スクールで効率的に学ぶことができず、うまく成果が出にくい場合もあるということです。

 

 

 

 

スクールで使用するアプリなどは先にダウンロードしておく

 

スクールで使用するアプリや拡張機能を先にダウンロードしておきましょう。

 

授業が始まってからダウンロードをしていると、その分時間がかかってしまい、作業に充てる時間が減ってしまうからです。

 

また、ダウンロードだけで満足せずに、自分なりに実際に使ってみて操作に慣れておくと良いでしょう。

 

 

 

 

クラウドソーシングなどで案件を獲得しておく

 

クラウドソーシングとは、インターネット上での業務委託です。

 

簡単に言うと、「ホームページを作りたいお店」と、「ホームページ制作のスキルはあるけど仕事がない人」をマッチングさせるサービスのことです。

 

「依頼文を確認して、自分にできそうだったら提案文を送り、マッチングすれば案件を受注できる」という流れです。

 

有名なクラウドソーシングとして、「ランサーズ」や「クラウドワークス」が挙げられます。

 

ただし、1件の仕事依頼に対して何十人もの応募があるので、仕事を受注するまでには根気が必要です。

 

 

 

私はスクールで、Webライティングの案件獲得から納品までを実践しました。

 

しかし、案件獲得まではひたすら提案文を送る作業の繰り返しです。

 

ようやく私がWebライティングの案件を受注できたのは、授業が始まってから5日後のことです。

 

プログラミングの案件に至っては受講中に提案が通らず、結局あまりプログラミングの勉強をする機会に恵まれませんでした。

 

提案文は営業スキルを身に付ける上でとても大切なのですが、その間、案件をこなす作業ができず、時間がもったいないです。

 

スクールが始まる前に案件を受注しておくと、すぐにメンターに質問できますし、時間が無駄になりません。

 

「スクール前の案件受注は不安」と感じる人もいると思いますが、大丈夫です。

 

そのためにメンターはいるのですから。

 

 

 

 

スキルや将来についてなど、なんでもいいから質問を考えおく

 

スクールのカリキュラムはかなりキツキツです。

 

短期間でたくさんのスキルを身に付けなければいけないので仕方ありませんが、忙しすぎて自分の作業で手一杯になります。

 

分からないことがあるはずなのにすぐに質問が思いつかず、結局全く質問ができなかったなんてこともありました。

 

事前に質問をまとめておくと聞き漏らし防止にも繋がるので、スクールが始まる前にしっかり考えておきましょう。

 

 

 

 

未経験からの独学がキツい理由

 

「独学でフリーランスになってやる!」と意気込む人は、ブログやYouTubeなどで、「独学からフリーランスになる方法」や「プログラミングは簡単」という情報を知ったからではないでしょうか。

 

実は私もその1人で、「独学でフリーランスになれるならスクールに入る必要はないのでは?」と安直に考えていました。

 

その後私は、3ヶ月間独学でプログラミングの勉強をしていましたが、結局挫折してしまいました。

 

今では、その3ヶ月を無駄だったなと感じています。

 

特に、私のように全くパソコンに触れてこなかった人がいきなり独学でフリーランスを目指す場合には注意が必要です。

 

 

 

 

モチベーションが保てない

 

独学で一番難しいのがモチベーションを保つこと。

 

特に、周りにフリーランスやなにか始めようと勉強している人がいないとキツいです。

 

私は近くの図書館で勉強していましたが、モチベーションが保てず、結局図書館に行くことすらやめてしまいました。

 

原因は、「フリーランスになる」という目標設定が曖昧すぎることにあります。

 

フリーランスの生き方はさまざまですので、「フリーランスになる」というだけでは具体的にどこに向かっていけば良いのかがはっきりしません。

 

目的地が曖昧なわけですから、今なにをすれば良いのかも分からず、結局途方に暮れるだけです。

 

スクールなら、講師陣が必要なスキルや目標を教えてくれます。

 

また、強制的にやらなければならない環境に身を置けるので、勉強の習慣が身につきます。

 

 

 

 

フリーランスの友達がつくれない

 

独学だとフリーランスの友達が作りづらいです。

 

TwitterやFacebookなどで探せますが、全然知らない人と友達になるのって不安ですよね。

 

フリーランスの友達がいると、仕事をもらえることもありますし、一緒に頑張っている仲間がいるというだけでモチベーションにも繋がります。

 

 

 

 

フリーランスになった後のビジョン

 

「一人前のフリーランスとは、生活費を稼げること」と定義するのであれば、意外と一人前のフリーランスは少ないです。

 

私の周りにも、バイトをしながらフリーランスをしている人がたくさんいます。

 

「せっかくスクールに通っても稼げないんじゃ意味ないよね」という気持ちも分かりますが、そもそも卒業してすぐにフリーランスとして生活費を稼ぎきるのは難しいことなのです。

 

だからと言って、「やっぱり自分にはフリーランスなんて向いてないのかも…」などとは思わないでください。

 

この記事を読んでいる人は、今の会社が合わなかったり、「自由な生き方」に興味があるのだと思います。

 

私も同じでした。

 

警察官という職業に就いていたときは安定した給料も休日もありましたし、そのまま毎日を過ごしていくという選択もできました。

 

しかし、「もっと自由に生きていきたい」という想いから、安定している仕事を捨ててフリーランスという道を選びました。

 

まだ警察官当時の給料には届いていません。

 

しかし、自由な生活を満喫していますし、たくさんのフリーランス仲間にも出会えました。

 

スクールで学んだことは決して無駄にはなりません。

 

フリーランスは学び続けていかなければなりませんが、スクールで学んだ基礎は必ず役に立ちます。

 

はじめはゆっくりでいいので、少しずつ稼いでいきましょう。

 

 

 

 

スクール卒業後のオススメの生活

 

フリーランスになったら、まずは固定費を見直しましょう。

 

家賃やスマホ代、無駄に課金している月額費などを徹底的に洗い出し、削れるところは削ってください。

 

支出が多いと焦りが生まれ、「いっぱい稼がないと」という意識が先行してしまいます。

 

案件を受注しすぎて処理しきれず、「セルフブラック」状態に陥って潰れて立ち行かなくなるだけです。

 

 

 

また、環境を変えるのもオススメです。

 

卒業後の1ヶ月程度はなんとか頑張れるのですが、時間が経過するとともにモチベーションが下がる恐れがあります。

 

そんなときは、フリーランスが集まるシェアハウスに引越したり、フリーランスが集まるイベントに参加してみましょう。

 

同じ境遇の人と一緒にいるだけでモチベーションが上がります。

 

一人前のフリーランスとして活躍するには、毎日クラウドソーシングや直営業で案件を受注しなければなりません。

 

それだけやって、上手くいく人でも、最初は3ヶ月で月収20万円程度です。

 

ただ、波に乗り切れない人でも、しっかり継続していけばやがて生活ができる程度の月収は稼げます。

 

まずは、5万円くらいを目標に頑張りましょう。

 

5万円が達成できると10万円にもすぐ手が届きます。

 

 

 

また、案件を受注していく上で、実力が足りずに諦めてしまうこともあります。

 

そんなときは、一度学びたい分野の企業に転職し、スキルを磨いてみてもいいでしょう。

 

フリーランスとは違い、企業の方がスキルを学ぶ環境は整っています。

 

仕事の内容もレベルが高いので、圧倒的に成長は速いです。

 

転職して、そのままずっと在籍してもいいですし、ある程度スキルを身につけてからフリーランスに戻ってみてもいいでしょう。

 

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最後に

 

今現在スキルがなくて困っている人ほど、スクールがオススメです。

 

独学で時間をかけるより、スクールに入った方が確実に成長できます。

 

フリーランスは、自由な生き方をするには最高の仕事です。

 

自分で仕事を取って稼ぐのはとてもやりがいがあり、成長している実感が湧きます。

 

そんな生き方をしたいのであれば、スクールに入って稼げるだけのスキルを身につけ、仕事ができるフリーランスになりましょう!

 

 


この記事を書いたのは

本田雄大
本田雄大
【ライティング/ブログ/動画編集】全国各地のシェアハウスを根城にするweb系だけじゃないフリーランス。得意技は即レス。最近、気になってるのは’いいいす’です。