“留学経験”をそのままにせずに副業としてマネタイズする方法


“留学経験”をそのままにせずに副業としてマネタイズする方法

学生時代に留学経験を積んでいるという人も少なくはないでしょう。一般的に留学は人生に1,2回という少ない回数しか行うことができない貴重な経験となっており、多くのことを学んでくる人が多いでしょう。

 

特に語学に関していうのであれば、ネイティブの人たちと話すことは日本にいるとなかなか経験できることではなく、その経験から得られる英語力は非常に高くスキルとしても有能なものとなっています。

 

しかし、せっかく留学に行ったのに帰国後のキャリアでまったく英語を活用せずに生きていくという人も少なくはありません。そこで今回は留学後にスキルを活かすべく留学経験を副業として成り立たせる方法を紹介します。

 

 

留学経験を語る記事執筆

 

留学先を決める際に重要なのはその現地の情報をいかに見つけるかということです。自分の状況や現地での暮らしなどが留学先を決める大きな要因となるでしょう。

 

しかし、その情報をまったく頭にいれずに留学を行うとかなり痛い目を見る確率は高くなります。現地の治安や物価などの問題などもしっかりと把握しておくと留学生活をよりエンジョイできます。

 

そういった留学先の情報を手に入れるために「留学比較ドットコム」や「アットマルタ」など留学情報サイトがあります。

 

留学情報サイトには、留学に行くための費用や現地での留学生活など、0から留学を調べたい人に向けて多くの情報を提供しています。

 

しかし、こういった留学情報サイトも現地から常に情報を得て配信しているわけではありません。もちろん、日本に在住しながら留学情報を配信している人もいます。そのため、現地の情報をダイレクトに収集できている人は多くはありません。

 

そういった人たちがどのように情報を収集しているのかというと留学を近年に経験した人たちをライターとして募集しており、そこから情報を提供してもらうのと同時に記事を執筆してもらっています。

 

例えば、「留学期間でどこまで英語が話せるようになったか」や「留学生活で学んだこと」を様々な留学生に書いてもらうことで、留学の様々なニーズをページを見ている人に提示しています。

EnglishPedia「英語が話せない?私は『英語力0で留学』したので経験をお話しますね」

留学プレス「メキシコ留学で対策すべきハリケーンの備えと対処法」

留学ブログ「英語初心者が13週間のセブ留学を卒業!留学を通じて得たものとは」

 

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アウトソーシングしているメディアも多くあり、比較的そういった案件のものがクラウドソーシングに定期的にアップされています。

 

もちろん、クラウドソーシング以外にも実際にそういった留学情報サイトに「ライター募集」というバナーなどが貼られている場合もあります。ライターとして、実際に覗いてみるとよいでしょう。

 

また、こういった留学経験を執筆するサイトの特徴として、ライター未経験の人が多く集まることからライターとしてのノウハウを1から教えてくれるということがメリットとして挙げられます。

 

留学経験を持っている人を集めているわけであり、その人がライターとしての経験を持っていることはかなり少ないでしょう。そのため、ライターとしては1から育て上げるというメディアも多いです。

 

ライター育成環境がそろっているため、ライターとしてこれからやっていきたいという人にとってもオススメの案件です。

 

もし、ライターという職業に少しでも興味があるのであれば、留学情報サイトに足を運んでみるのも良いでしょう。

 

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留学で得た英語力

 

留学で勉強するメインのことは英語などの語学です。もちろん、その国によって言語は異なってきますが、だいたいが英語を教える国となっています。ネイティブの英語に触れる機会も多くあり、英語を学習する上では留学は最高の経験になること間違いなしです。

 

しかし、その留学経験を帰国後に活用することがないと、行った意味がなくなってしまいます。そこで留学先で培った英語力を活用していくのが大事です。実際に外国人と話してみたり、英語の番組を見てみたりするなどをして、上手く英語を活かせる場を設けるのが良いです。

 

その中に、翻訳を行うという方法があります。翻訳を行うのは職業として翻訳を行なっている翻訳家しかいないと思っている人が多いと思いますが、英語力がある程度ある人なら翻訳を副業としてお金を稼ぐことも可能です。

 

実際にクラウドソーシングの案件募集欄などを除いてみると、翻訳の仕事を依頼しているクライアントが多く存在しています。英語翻訳の案件はもちろんですが、フランス語、イタリア語などの案件もあり世界各国で翻訳家の人口が足りていないということになります。

 

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実際に筆者も留学経験があり、英語力を活かしたいと考えていたため、在留外国人のための出会い系アプリ内のコラム作成の仕事をいただいて、英語での記事執筆を担当しました。

 

翻訳を行うといっても、指定されたサイトの翻訳を行うことがあったり、海外の商品サイトなどを翻訳したりなどその行う内容などは人それぞれとなっています。

 

英語での記事執筆は日本語より難易度が高くなってしまいますが、その分、英語力というスキルが必要であるため、重宝されるものとなっています。

 

単価はピンキリです。初心者などでも可能な案件は1万円など比較的安価な案件となりますが、ある程度慣れてきて翻訳家としても仕事ができるようになってきた人は1案件5万円と報酬も大きくなってきます。

 

副業としては十分な存在ですし、翻訳家という職業もあるので、お金の面もそれなり期待できます。副業として翻訳を開始した結果、その楽しさを知ってしまい、翻訳家としてデビューした人もいます。それほどハマればその魅力に取りつかれることの多い職業となっています。

 

また、こういった翻訳に関していうのであれば、実際にネイティブの英語を聞いた人にしかできない作業とも言えるでしょう。

 

日本国内で習った英語は学習面での英語となっており、ネイティブの人々に通用するかと言われれば通用しないことのほうが多いです。

 

実際に海外に赴いて耳で聞いて得た英語はネイティブの人々にも通用するものが多く、翻訳でも正確な翻訳を行うことができます。

 

翻訳の質が高いのは圧倒的に留学経験を持った翻訳家となっています。

 

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英語の副業としての活用方法

 

英語は一概に簡単に上手くなるものではありません。そのため、英語を完璧に活用して、ネイティブでも違和感がない英語を使うことが出来る人は少ないです。

 

ネイティブな英語のフレーズなどを知っていたり、実際にそういったフレーズを活用できたりするのは留学を経験しており、英会話を深めた人のみです。

 

つまり、翻訳など英語に関連するスキルを持っていれば、それだけ希少であり価値ある存在になれるということです。

 

しかし、そのことに気づいていない人も多く、中途半端な英語力のまま活用もせずに、上達させることなく過去の産物として放置していく人が多いです。そのため、そこまで価値のないように見られがちですが、英語は苦手と思っている人が約7割(※1)もいる日本の中では希少なスキルとなっています。

 

世界的にもグローバルな時代になってきており、英語の利用率も増えて来ています。フリーランスとして仕事を得て、海外ノマドに挑戦している人も増えて来ています。

 

もし、過去に留学経験などがあったり、まだ英語などに興味があったり、その経験を活かしてみたいという思いがある人がいるのであれば、上記で挙げた方法などで副業としてマネタイズしてみるとよいでしょう。

 

あなたのスキルが世の中の役に立ち、それが報酬として返ってくるという成功体験を経験できるはずです。

 

 

<参考・参照サイト>

※1「『約7割が「英語は苦手」と回答 「英語が得意」と感じるのは、TOEIC700点以上から』英語に関する調査」(楽天インサイト)

 

 


この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。