憧れの田舎生活!?いいえ、我が家は「地方都市」への移住を選択しました


憧れの田舎生活!?いいえ、我が家は「地方都市」への移住を選択しました

地方移住への交付金が新たに導入されるなど、「地方移住」が時代のキーワードになりつつあります。

我が家は(偶然ですが)そんな世間の流れを先読みする形で、2020年3月に首都圏から北海道札幌市へ移住しました。

地方移住といえば、豊かな自然に囲まれた田舎暮らしをイメージする方も多いのではないでしょうか。

我が家も「いつか移住したいな」と漠然と考えていた頃はそうでした。

しかし、移住計画を具体的に進めていくうちに、のどかな風景の田舎町ではなく地方都市への移住を選択することにしました。

「移住なのになぜ都市へ?」と中途半端に思えるかもしれませんが、実はメリットも大きい地方都市への移住

今回は、我が家が移住先に地方都市を選ぶまでの経緯や、地方都市への移住ならではのメリットをご紹介します。

具体的にイメージしてみると…田舎暮らしは不便なことが多い

都会に人が集まるのは、その利便性のため。

裏を返せば、田舎暮らしというのはやはり不便なことが多いのが現実です。

私たち家族が移住についてイメージしたとき、「やはり田舎は不便だろう」と感じたのは以下の三点でした。

アクセスの悪さ

都会生活に慣れている人にとって、田舎での生活の第一の壁となるのが交通アクセスの悪さです。

大都市では、自宅から最寄り駅まで徒歩でアクセスできたり、スーパーや病院などの日常生活に欠かせない施設が全て徒歩圏内に揃っていたりするので、何をするにも身一つですぐに行動できます。

電車も数分に1度などの高頻度で走っているので、お出かけするのも気楽です。

しかし、田舎では電車は数十分に一度しか来ない場合が一般的。

日常生活の中心となるのは、電車ではなくバスや自家用車です。

車中心の生活は楽ですが、家族間で送り迎えの調整が必要だったり、駐車場の問題があったりと面倒なことも。

また、私のようにライター業をしていると、たまに取材や打ち合わせで都心へ出なければいけないことがあるのですが、地方から都心へ出るためには経費も時間もかかります。

アクセスの悪さのせいで、気軽に打ち合わせができないという点もデメリットです。

閉塞感を感じてしまう可能性も

昔ながらの風習が残り、日本の原風景を満喫できる田舎での暮らし。

しかし、伝統を守るということは新しいことに対して風当たりが強い可能性が否定できません。

「郷に入っては郷に従え」ということわざの通り、田舎にはその地域ならではの慣習があります。

それまでの慣習を変えようとする動きに対して、協力が得られない可能性も十分考えられます。

例えば、新しい行動を起こそうとする移住者が「よそ者」扱いされ、なかなか地域に馴染めないといった失敗談もよく聞きます。

また、地域コミュニティーが狭いこともあり、どこに行っても必ず知り合いに会ったり、噂話が広がりやすかったりするのも、田舎生活のデメリットでしょう。

ご近所との付き合いが濃厚ということは、「助け合い」という面では有難いものです。

しかし、慣れていない人にとっては「過干渉」「プライバシーがない」「周りの目が気になる」などのストレスのもとになってしまうリスクも。

せっかく都会から地方へ移住するという大きな決断をしたのに、移住後、やりたいことが実現できず、周りに遠慮してばかりいるような生活は送りたくないですよね。

刺激が少ない

毎日街のどこかで新しいことが始まり、多くの人々が行きかい、最新トレンドが生まれる大都市に比べると、田舎での生活は静かで落ち着いています。

インターネットを利用することによって、どこに住んでいても、自分に必要な情報が以前より簡単に手に入るようになりました。

しかし都会に身を置くことで得られるのは情報だけではありません。

圧倒的に多くの人とのつながりも手にすることができます。

都会では多くの人と出会えるチャンスがありますが、人口の少ない地方では出会える人の数も限られてしまいます。

確かに、一つの事に没頭できたり、情報に振り回されずに落ち着いた生活ができたりという、田舎暮らしならではのメリットもあるでしょう。

しかし一方で、刺激が少ない生活が、単調で物足りないと感じてしまう時もあるかもしれません。

私はライターなので、執筆作業に没頭できる静かな環境は大変有難いです。

しかし、ネタをひねり出したり、取材したりするために、時には人の集まる都会的な環境に身を置くことも重要だと考えています。

移住について具体的に考えれば考える程、「刺激が少なすぎる田舎での生活は難しいかもしれない」と思うようになっていきました。

地方都市には、大都市と田舎の両方の良さがある

そんな我が家が次に目を向けたのは、札幌市、つまり地方都市でした。

地方都市の場合、街の中心部は大都市のように利便性に優れています。

しかし、大都市に比べて街全体がコンパクトなので、中心部を少し離れるだけでのどかな田園風景が広がり、自然を感じることもできます。

田舎から人が集まる場所なので、閉塞感もありません。

つまり、適度な自然、利便性、そして人との関係性など、地方都市では大都市と田舎の両方のメリットを享受できるのです。

田舎でのどかな生活を送りたいけれど、都会との接点も持っていたいという方には、地方都市は有力候補になるのではないでしょうか。

また、「地方都市」にも地域ごとにいろいろな特徴があります。

より都会的な生活を送ることができる中心部のエリアもあれば、都会の喧騒を離れ、田舎暮らしに近い生活を送ることができる郊外のエリアもあります。

自分が求めているレベルの「のどかさ」に応じて住む場所選びができるというのも、地方都市ならではのメリットでしょう。

首都圏から地方都市へ。我が家の体験談

我が家は、札幌市の緑が多いエリアで、市営地下鉄の駅から徒歩圏内の地域に住むことに決定しました。

「自然に囲まれた生活がしたい」という夫の意見と、「ある程度都会との接点も持ち続けたい」という私の意見の妥協点です。

自宅の隣には大きな公園があるので、毎朝窓から公園の木々を見るたび、「移住したな」と実感します。

ほんの20分程度運転するだけで山や森などの大自然に囲まれますし、キャンプやスキーなどのアウトドアも満喫できます。

移住してから家族での休日がアクティブになりました。

同時に、地下鉄に乗れば札幌市の中心部まで約15分というアクセスの良さもあります。

家族に気兼ねなく、一人で打ち合わせやネタ集めのために街中をブラブラできるのは、首都圏で生活していた頃とほとんど変わりありません。

我が家にとっては、地方都市への移住は大正解でした。

もっとガラリと生活を変えたい方には、二段階移住という方法もある

さて、そんな我が家ですが、実は移住計画はまだまだ終わりではありません。

夫は自給自足的な生活にも憧れがあるようで、将来的にはもっと田舎に移住し、「薪ストーブのある一軒家に住みたい」という具体的なイメージを持っています。

そこで、子供たちが自立し、私たち夫婦も地方都市での生活に慣れてきた頃には、もっと田舎の方に住居を移すという可能性についても話しています。

我が家のように、都心から地方都市へ、地方都市から田舎へと、段階的に拠点を移していく「二段階移住」はおすすめです。

確かに、二段階移住には、時間と引っ越しの手間がかかるというデメリットがあります。

しかし、生活や環境が極端に変化することはないため、移住後の生活をイメージしやすいというメリットもあります。

移住後の生活を事前に現実的にイメージできていれば、「想像していたのと違う」と移住生活に落胆することなく、満足できる移住につながることでしょう。[1]

<参考・参照サイト>
[1]テレワークで地方移住、最大100万円補助 政府21年度から」(日本経済新聞、2020/9/25公開)

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この記事を書いたのは

メイ
メイライター
子育てと仕事の両立に悩んだ末、フリーのママライターに転身。大変・辛いと思っていた日々の育児・家事は、ライター目線で見るとネタの宝庫!?子育ても仕事も自分らしくマイペースで。