低単価案件には価値がない?仕事の価値は「現在から未来への視点」で見てみよう

低単価案件には価値がない?仕事の価値は「現在から未来への視点」で見てみよう
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フリーランスのなかには、収入を上げるために低単価の案件を受けないようにしている人もいるのではないでしょうか?

 

しかし、低い単価の案件でも未来の自分に対して投資になる案件もあります。

 

単価が低いからというだけで、最初から敬遠するのはチャンスを見過ごすようなものです。

 

 

 

今回は、「単価が低くても将来に繋がる案件」とはどのようなものなのか、私の経験を通してご紹介します。

 

なお、ここで取り上げている案件は、文字単価1円以下のものから2円ほどのものです。

 

 

新しいジャンルに挑戦できる案件

 

これまで全く挑戦したことのないジャンルに対して「自分にできるだろうか」という不安やプレッシャーを感じ、臆してしまうこともありますよね。

 

また、そのジャンルに対して自分に適性があるかどうかわからないこともあるでしょう。

 

そこで、多少単価が低くともチャレンジできる環境に身を置いてみるのも一つの方法です。

 

 

 

私は普段、副業や転職、起業、グルメ系の記事を中心に執筆しています。

 

それぞれ別のWebメディアでライター活動をしており、そのうちの一つではグルメの他に、コスメやファッションといった女性向けコンテンツも作成しています。

 

女性向けコンテンツについては当初、私自身それほどメイクやファッションに詳しいわけではなかったので苦手意識があり、ライターを始めてからずっと避けていました。

 

 

 

ところがある時、編集部からファッション系の記事執筆について依頼があり、このときばかりは「こういう機会でもないと、やることはないだろうな。よし、やってみよう。」と受けることにしたのです。

 

やってみると意外と好評で、それから定期的に書くようになりましたが、あのまま踏み出していなかったら、きっと自分の新たな可能性に気付かなかったでしょう。

 

今では、毎回ファッションの奥深さを感じつつ、知らない世界を覗くような気持ちで仕事をしています。

 

新しいジャンルを開拓したことで、コピーライティングの仕事でもファッション系の案件に対応できるようになり、仕事の幅も広がりました。

 

 

 

 

新しい体験ができる案件

 

Webライターとして活躍している人のなかには、インターネットで素材を集めて記事を書く人もいれば、アポイントを取って取材やインタビューをする人もいます。

 

今では私も自らアポイントを取って取材に伺いますが、Webライターを始めた当初はクライアントがアポイントを取った取材先へ向かうことが大半でした。

 

 

 

あるメディアで仕事をしていたときのことです。

 

ある日、店舗取材を予定していたライターの都合が悪くなり、急遽代わりに行くことになりました。

 

まだアポイントも取れていない案件だったため、先方に取材を申し込むところから始めなければなりませんでした。

 

この頃はまだ取材のアポイントを取ったことがなかったため、ひとまずこれまで社会人経験で培った電話マナーで先方に申し込むことにしました。

 

幸いにも快諾いただき、無事に取材を終えることができました。

 

その後は、自分でアポイントを取って取材に行くことが多くなりました。

 

 

 

この経験のおかげで、どんな取材案件を受けることになっても抵抗なくアポイント取りから請け負えるようになりました。

 

小さなことでも、できることが一つ増えるだけで自信になります。

 

それが新しい仕事にも繋がり、仕事の幅が徐々に広がっていきました。

 

 

 

 

知識が深まる案件

 

Webライターのなかには、自分の知見で記事を執筆する人、取材して現状を記事に起こす人などさまざまな人がいます。

 

記事の素材に対して知識が深ければ深いほど、読者へ伝える内容も濃いものになります。

 

 

 

一時期、TVや雑誌で食パンが流行していたときがありました。

 

その頃、Webメディアでもパンに関する記事が好評で、私は週1ペースでパン屋の取材に出かけていたものです。

 

それまでの私はイベント取材などを担当していましたが、編集部としては撮影スキルも取材スキルもあるから安心という理由でアサインしてくれたようです。

 

とはいえ、その時の私はパンに対する興味がさほどなく、取材案件というだけで請け負うことを決めました。

 

そのためパンについての知識はほとんどなく、それこそ「パンの種類って、食パン・菓子パン・総菜パンくらいでしょ」くらいの浅いものでした。

 

 

 

ところが、取材前の下調べで取材先の店舗やコンセプト、使われている材料などをリサーチするうちにパンの奥深さに触れるようになり、どんどん興味が膨らんでいったのです。

 

普段、何気なく食べていたパンの一つひとつに、商品化されるまでさまざまなストーリーがあることも、取材をキッカケに知りました。

 

それからは、パンに限らず食材やファッションでも、その裏にあるストーリーに目を向けられるようになりました。

 

すると、もっと知りたいという好奇心が高まり、付随する事柄にも興味の幅が広がり、知識も深まるようになったのです。

 

そうした知識は、記事の執筆や取材でも役立つようになっています。

 

 

おすすめサービス

ノウハウの蓄積ができる案件

 

高単価の案件を獲得したり、活躍の場を広げたりするために、一見すると些末なことでも経験しておいて損になることは何一つありません。

 

単価の安い仕事でも、量をこなして得られること、蓄積できるノウハウなどは必ずあります。

 

 

 

私は企業が発行するプレスリリース原稿の作成を請け負っていますが、この仕事を始めるようになったキッカケは、インターネットで偶然見つけたプレスリリース作成に関する勉強会への参加でした。

 

それまでプレスリリースに対して、存在は知っていても自分とは無縁のものと思っていました。

 

けれど、せっかく学んだことを活かさないのはもったいない、実践していこうと仕事として請け負うことを始めたのです。

 

 

 

当然ですが、最初のうちはプレスリリース作成の実績など皆無です。

 

そこで、知人の会社が新事業を始めるタイミングや、イベント開催のタイミングに合わせて、安価で引き受けるなどして実績を重ねました。

 

基本を応用しながら続けるうちに成果も出るようになってきて、仕事として成立するようになったのです。

 

 

 

成果が出た要因には、別の契約先のメディアで、プレスリリースから記事化する仕事を受けたことも影響しています。

 

記事化の案件が定期発注されるようになり、いろいろな企業や団体が出すプレスリリースをいくつも見る機会を得たのです。

 

 

 

プレスリリース自体は、毎日プレスリリースサイトにて何百という数が新しく掲載されています。

 

見るだけであれば、サイトの確認をすればいいわけですが、プレスリリースの最大の成果はマスコミやWebメディアなどに取り上げてもらうことです。

 

編集部から資料として渡されるプレスリリースは、いわばポータルサイトから選ばれたもの。

 

ポータルサイトで眺めるよりも、選ばれたものに目を通したほうが得るものはたくさんあります。

 

その一つが、メディアに注目されるプレスリリースの傾向でした。

 

 

 

広告代理店や広報の経験者であれば、基本を学んだり、ノウハウを伝授されたりといったこともあるでしょう。

 

それらの経験がない私にとってプレスリリース記事化の仕事は、現場でノウハウを学ぶことと同じ価値があったのです。

 

 

 

 

最後に

 

単価が低いせいで売り上げが伸びず、生活が苦しくなってしまうのは誰もが考えることです。

 

ですが、目先の利益に走ってしまうあまり、未来への投資が疎かになってしまえば、いずれ衰退することになります。

 

 

 

安い案件であっても、他の仕事に転用できるスキルが身に付いたり、新たな仕事に取り組むための足掛かりになったりすることもあります。

 

少しでも興味のアンテナにかかるもので、なおかつ単価の低さが許容できる範囲のものならば、ぜひ自分への投資として経験してみてください。

 

大きな飛躍はなくても、小さな飛躍が積み重なって、いつの間にかステージアップしている自分に気付くはずです。

 

 




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ライター PROFILE

浜田 みか
浜田 みか
【フリーライター/作家/電子書籍編集者】家事が苦手のママライター。いつもどうやって手を抜こうか考えています(笑)一番の趣味は、カメラと散歩と海外小説。相棒のEOS Kissを片手に、あちこちを飛び回っています。