スキルがなくても大丈夫!スマホだけで始められる簡単な副業を紹介します


スキルがなくても大丈夫!スマホだけで始められる簡単な副業を紹介します

「何か副業を始めたいけど、あまり時間もないから本格的に始めるのはちょっとしんどいな」

 

そんな風に思っているのでしたら、まずは手持ちのスマホを使って、ちょっとした副業から始めてみませんか?

 

 

スマホで完結する副業は本格的な副業と比べると、確かに収益は少ないかもしれません。

 

しかしスマホを使ったお仕事なら、いつでもどこでも作業できるし、難しい操作も必要ありません。

 

今回はスマホだけで始められるお手軽な副業を3つ紹介します。

 

 

スマホで撮った写真を販売できる「Snapmart」

 

これまではストックフォトサービスというと、デジタル一眼レフカメラを使って撮影された綺麗な写真を販売するというのが常識でしたが、それを覆したサービスが「Snapmart」です。

 

 

Snapmartはスマホで撮影された写真を販売できるストックフォトサービスで、写真を専用のアプリで出品して販売します。

 

写真の販売価格は購入された写真の大きさに応じて3つの価格が用意されています。

 

 

●Sサイズ(長辺が800ピクセル):324円

●Mサイズ(長辺が1,500ピクセル)540円

●原寸大(長辺が1,501ピクセル以上):1,296円

 

 

販売者はスマホで撮影した写真をアップロードすると、自動的にこれら3つのサイズの写真を販売できます。

 

また、人物写真の場合はモデルリリースが必要になり、販売価格もプラス25%になります。

 

 

報酬額(売上)は写真の販売価格にレベル別の報酬率を掛け算した値が受け取れます。

 

例えば、レベル1の報酬率は30%です。

 

つまり324円のSサイズの写真を販売すると、324円×30%で97円の売り上げになります。

 

 

「メダル」を集めるとレベルが上がっていきます。

 

メダルを2個集めるとレベル1、メダルを3個集めるとレベル2、といった具合です。

 

 

 

メダルの獲得条件はさまざまです。

 

「最初のログイン完了」や「本人確認書類を提出・受理される」など誰でもできることから、「タグ・コメントのついた写真を500枚以上出品する」など難易度の高いものまであります。

 

 

 

Snapmartの面白いところは、普通に写真を販売するだけでなく、「コンテスト」という形で撮影した写真を応募できるシステムもあるところです。

 

コンテストはSnapmartや企業が開催しており、毎回テーマが決められています。

 

賞金も数千円程度のものから、数万円のものまでさまざまです。

 

 

コンテストには多数の応募者が素敵な写真で応募しており、当選するのは非常に難しいでしょう。

 

 

しかし他の人がどのような写真を応募しているのか見られる絶好の機会です。

 

その中には、「本当にスマホで撮影したの?」と思いたくなるような、素晴らしい写真がたくさんあります。

 

 

 

ストックフォトサービスは撮影した写真を登録しておくだけで、勝手に販売されるシステムです。

 

そのため簡単に稼げる印象を持つかもしれませんが、毎月安定した売り上げを得るためには、それなりの品質の写真を、数百枚単位でアップロードする必要があります。

 

 

 

私は数年前にSnapmartに登録したのですが、「写真はデジタル一眼レフで撮影するもの!」という先入観があり、数枚のスマホ写真を登録しただけで放置していました。

 

現在、私はデジタル一眼向けのストックフォトサービスでカメラマンをしていますが、登録枚数が100枚程度だと1か月に売れる枚数は多くても数枚です。

 

ストックフォトで安定して稼ぐには、膨大な撮影量と根気が必要だと実感しています。

 

 

 

また、有名な建築物や寺社仏閣などの写真は権利者が他にいるため基本的にNGです。

 

人物が写っている写真の販売にはモデルリリースも必要になります。

 

Instagramにアップロードするように気軽に写真をアップロードできるSnapmartですが、あくまでも販売するための写真であることを意識して、注意して販売する必要があります。

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文章を書くだけで稼げる「Webライター」

 

「Webライター」はクラウドソーシングの普及とともに人気上昇中の副業です。

 

Webサイトに掲載する文章を執筆するお仕事ですが、内容や難易度はピンからキリです。

 

 

Webライターの副業を始めるのでしたら、まずはランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングに登録することから始めましょう。

 

クラウドソーシングとはお仕事を依頼したい人と、お仕事をしたい人をマッチングするシステムのことです。

 

国内ではランサーズクラウドワークスの2社が代表的です。

 

 

この2社は非常に似たようなサービスを展開しています。

 

共通のお仕事の進め方として「プロジェクト」「タスク」「コンペ」の3つがあります。

 

スマホだけでお仕事がしたいのでしたら、まずは「タスク」形式のお仕事がおすすめです。

 

ランサーズにもクラウドワークスにも専用のスマホアプリがあるので、それを使ってお仕事の検索が行えます。

 

 

 

タスク形式の案件にはさまざまな仕事内容のものがありますが、ライター向けの案件の1つとして、アンケートに回答するお仕事があります。

 

アンケートのお仕事は、あらかじめ用意されている複数の質問項目に対して、フォームに入力して回答していくスタイルで進めていきます。

 

フォームはスマホからでも問題なく作業を行えるようになっています。

 

報酬は案件によって異なりますが、数十円から数百円のものが一般的です。

 

 

 

速く回答できれば、時給換算での手取りも増えていきます。

 

しかし高いスキルが必要とされるわけではないので、単価はそれほど高くありません。

 

複数の案件を回答しても、実際に時給に計算したら300円~800円くらいにしかならないでしょう。

 

副業というよりも、ちょっとしたお小遣い稼ぎといった感覚です。

 

 

 

「もう少し時間が取れそうだから、本格的に稼ぎたい」

 

もしそう思うのでしたら「プロジェクト」形式の案件にチャンレンジしてはいかがでしょうか。

 

これはクライアントが募集している案件に「提案」する形で参加します。

 

 

プロジェクト形式のお仕事はクライアントと仕事内容や条件を交渉しながら進めていきます。

 

交渉といっても難しいスキルが必要になるわけではなく、ライターのお仕事では主に「記事の内容」「単価」「文字数」「納期」の4つを交渉してお仕事を受注します。

 

 

 

プロジェクトのライター案件はタスクに比べると難易度が高いものが多く、スマホだけで完結できそうな案件は少ないかもしれません。

 

知人のライターは記事の構成や執筆の下書きをスマホで行い、メールの下書きという形で保存しているそうです。

 

そして実際に記事を書いて納品するときにはPCを使ってWordのファイルにして納品しています。

 

 

これは、何でもかんでもスマホでやろうとするのではなく、スマホでできることとPCでできることをしっかりと役割分担することで、効率良く副業として成り立たせている実例です。

 

 

 

私はまったくの未経験でWebライターのお仕事を始め、初月で3万円ほどの収入になりました。

 

現在では案件によって文字数や文字単価が異なるのですが、月15〜30記事ほどの執筆で月15万円前後の収入になります。

 

もしスマホだけで副業ライターをするのであれば、月5万円稼ぐというのが1つの目標になると思います。

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身の回りの不用品を気軽に販売「メルカリ」

 

インターネット上のフリーマーケットアプリである「メルカリ」で不用品を販売するのも、ちょっとした副業としておすすめです。

 

本格的に副業としている人は、安く仕入れて高く売るという「転売」を生業にしていますが、そこまでしなくても、身の回りにある不用品を集めてスマホアプリで出品するところから始めてもよいでしょう。

 

 

 

メルカリではさまざまな物を出品できます。

 

私は読まなくなった本を出品して販売していました。

 

中古本の販売では「ブックオフ」が有名ですが、メルカリなら販売価格を自分で自由に設定できるため、ブックオフで販売するより割高で売れます。

 

 

 

販売していたジャンルはビジネス書やIT関係の技術書です。

 

相場としては1冊3,000円程度の技術書ならメルカリでは1,000円から1,500円程度の価格設定で売れる印象です。

 

昨年の大掃除の時にメルカリで大量出品したのですが、12月から2月くらいにかけて毎月10冊から20冊ほど売れて、1万円から2万円程度の収入になりました。

 

 

 

メルカリでは本やCD・DVDの出品するときに、商品についているバーコードを読み取らせて出品できます。

 

この方法で出品すると、自動的に出品物の参考価格や商品の説明文が入力されます。

 

大量に出品したい場合に、スピーディーに出品できる便利な機能です。

 

 

 

「個人間の取引で本名や住所を知られるのは怖い」という人は「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」という、メルカリ専用の匿名で商品を発送できる方法も用意されています。

 

これなら封筒や専用のBOXに商品を入れて、コンビニで手続きするだけで発送できます。

 

宛名書きも不要で送料も全国一律設定なので、経済的にもお得なシステムです。

 

 

 

 

まとめ

 

「Snapmart」「Webライター」「メルカリ」とスマホで始められる副業を3つ紹介しました。

 

この他にもスマホで始められる副業はいくつもあるでしょう。

 

インターネットで副業について調べると、「あの副業は儲かる」とか「この副業はダメだ」のように情報が交錯していて振り回されてしまうかもしれません。

 

 

 

しかし副業はあくまでも副業。

 

一番大事なことはリスクを取らずに、試しに何でもやってみることです。

 

最初から1つの副業にとらわれず、「できそう!」と思ったら、とにかくやってみましょう。

 

その中から自分のあったスタイルの副業が最終的に見つけられれば良いのです。

 

 

1台のスマホで始めたちょっとした副業が軌道に乗り、もしかしたらあなたの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

 

 


この記事を書いたのは

村上 英輝
村上 英輝ライター
フリーライター&Webクリエイター。奈良県在住。2018年4月より個人事業「コレカラウェブ」を開業。20年間のWebクリエイター経験を活かし、WordPressやSEOに強いライターとして活動中。難しいことを分かりやすく伝えるをモットーに執筆しています。趣味は読書・散歩・マラソン・写真。