昨今「働き方改革」や「働き方2.0」といった単語をよく耳にするようになり、多くの企業が「副業解禁」に踏み切っていることもあって、副業に関する意識は年々高まってきています。
そんな副業の中でも、今クラウドソーシングサイトで記事を書いて納品してお金をもらう、Webライティングが副業として注目されてきています。
でも、クラウドソーシングで稼ぐことに興味はあっても、多くの人は「クラウドソーシングって実際稼げるの?」、「なんかよくわからない」といった方が大半だと思います。
そこで今回は、そういった方のために副業ライターからフリーランスになった筆者がWebライティングを副業という目線から解説していきます!
目次
実際Webライティングは稼げるのか?メリットなど
まず副業を始めたことが無い人からすると、クラウドソーシングで仕事をするということに対してイメージが湧かないかと思います。副業にも色々な種類があるので、実際にどのくらい稼げるのか?どのくらい大変なのか?といった知識が無いと合わなかったりすることがあります。どんなことをするのかイメージを掴んでおきましょう。
まずWebライティングは稼げるのか、という疑問についてです。Webライティングで稼いだ経験のある筆者の回答としては、「誰でも稼ぐことは可能である」ということが言えます。個人的にWebライティングは比較的初心者の方が始めやすい分野であると思っています。なぜなら、Webライティングには以下のようなメリットが存在するからです。
・知識や経験がなくても始められる!
・即金性が高い!(すぐにお金になる)
・サイトに登録してからすぐに仕事が始められる!
このようなメリットがあるため、Webライティングは初心者に優しい副業であると思います。
株や不動産などの投資系は利益がマイナスになる可能性もありますし、取り組む前に相当勉強しないといけません。しかし、Webライティングは特別な知識やスキルがなくても「文章を書くこと」が出来れば、基本的に誰でも問題なく仕事をすることができます。
また、どのくらい稼げるのか?ということに関してですが、筆者が経験者として断言できることは、「どんな人でも月5万円は稼げるようになる」ということです。筆者は実際にWebライティングを始めて初月で8万円稼ぐことが出来ました。
具体的な金額到達のデータは以下の通りです。
1週目は6,000円ほどでしたが、2週目で2万円台、3週目で5万円台、4週目で8万円に乗りました。初めたばかりだったので、自分の実力が伸びやすかったことももちろんあると思いますが、手を動かしていればきっとこのくらいは稼ぐことができると思います。
この調子のまま2ヶ月、3ヶ月と経験を積んでいくと、10万~20万円ほど稼いでいる人もいるので、Webライティングで稼ぐことはそこまで難しくないです。
しかし、Webライティングが向いていない人がいるのも事実です。Webライティングは発注者が依頼した記事を、発注者の意図を汲み取って記事を書いてお金をもらう仕事です。たとえば「文字を書くのが嫌い」だったり、「ずっとパソコンに向かって作業するのが苦手」といった人だと、非常に苦痛ですし続かないでしょう。
Webライティングで稼ぐために最初にしなければいけないこと
「よし、今日からクラウドソーシングサイトで仕事を取ってみよう!」と思っても、実際何から始めたらいいか分からない方が多いですよね。では、Webライティングで稼げるようになるにはどんなことをしたらいいのでしょうか。
初心者がやるべきことを以下に順を追って書き出してみました。
1.サイトに登録する
まずはサイトに登録することです。日本のクラウドソーシングサービスだと、「Lancers」か「CrowdWorks」があります。ライティングの仕事をする上でも、この2つのサイトに登録しておけば十分です。他のサイトは基本的に案件が少なかったり、そもそもいい案件が無かったりするので、登録する必要は特にはありません。
2.プロフィールを設定する
次にプロフィールを設定します。まず、プロフィール画像を選びます。この時に出来れば顔出しの写真を、それが嫌ならせめて自分の容姿が分かるものを使用しましょう。プロフィール画像が選び終わったら、プロフィールになるべく詳しく自己紹介文を書きます。こうすることで、クライアントがあなたのプロフィールを見た時に安心度が増し、仕事が取りやすくなります。
3.仕事を探す
プロフィールが設定し終わったら、早速仕事を探しましょう。自分が受けられそうな仕事を見つけたら、募集に対して提案をしてみましょう。提案文もなるべく詳細に応募理由と、経歴などを書いておくと相手に誠意が伝わり提案が通りやすくなります。
ここで、クライアントに提案が選ばれた時点で仕事を開始することができるので、選ばれたら早速クライアントとコミュニケーションを取って記事を執筆し始めましょう。
4.仕事をする
記事を書きます。初めて記事を書くときは緊張しますが、記事を書く時にはあまり堅苦しくならずに論理的に記事を書くことが出来れば、クライアントもそれほど文句は言わないので、正しい日本語を使うことを心がけて、誤字脱字がないかなどを確かめながら書きましょう。
5.納品する
最後に納品します。納品したら相手にその旨を伝えて、完了を報告し、相手が承認するとあなたにお金が入ります。これで仕事は終了です。
以上がクラウドソーシングで仕事を取ってから納品するまでの一連の流れになります。
おそらく初心者の方の場合、「3.仕事を探す」ところが一番つまずくと思うのですが、ここで仕事が取れるとそのあとが楽になるので、ぜひ仕事を探してめげずに提案し続けてみてください。
副業ライターからフリーランスになれる?どうやってなるの?
先ほども述べたように、Webライティングでクラウドソーシングサイトから仕事を取るだけで、本気でやれば誰でも月10万程度は稼ぐことが可能です。
個人的にフリーになるための道としては、主に以下の4つに分類されていると考えています。
①文字単価を上げてメディア媒体で記事を書く職人系になる
②チームを組んで外注案件を大量にこなすようにして仕事をする
③メディアの編集者になる
④自分がメディア運営者になる
書くのが好きでとにかくいい文章を書いていきたい!という人は①、時間をかけずに効率よく稼ぎたい!という人は②、ライターより編集者になってディレクションする方が好きだという人は③、いや、自分でメディアごと作ってしまって自分が好きなメディアで食っていこう!という人は④。
みんなそれぞれタイプが違いますが、このようなキャリアアップの仕方もあるので、どれかピンときた人は最初からこれを目指してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はWebライティングをこれから始めようとしている人、または興味がある人に向けてWebライティングの基礎的な知識について解説してきました。
前述したように副業の中では、安全かつ稼ぎやすいので、もし副業に興味はあるけど何をしたらいいか分からないという人は試しに副業への第一歩としてやってみてもいいかもしれません。本記事を読んでWebライティングに興味を持った方がいたらぜひチャレンジしてみてください。
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