【フリーランスが多い?】プロダンサーの仕事


【フリーランスが多い?】プロダンサーの仕事

プロダンサーには、特定のプロダクションや団体に所属しないで、独立したダンサーとして活躍している人が多いようです。

 

 

フリーランスのプロダンサーは、どのような形で仕事をしていくのでしょうか。これからダンサーを目指す人や、ダンサーとしての仕事をしているけどフリーランスとして独立したいと考えている方にむけて、フリーランスのプロダンサーの仕事についてまとめてみました。

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1.フリーランスのダンサーの仕事

 

(1)ダンサーとしてのステージでの仕事

 

ダンサーの仕事は、主にステージごと、またはひとつの仕事ごとにギャラをもらうという形で行われます。

 

 

これは、プロダクションに所属していても、フリーランスとして仕事をしていても同じですが、プロダクションや団体に所属していてプロダンサーとしてまだ活躍できる場が少なくギャラが少ない場合や、プロダクションや団体によっては月給という形をとることもあります。

 

 

ギャラの金額は、そのステージや仕事ごとにさまざまです。知名度の高い団体が主催する大きなステージでのギャラは高くなりますし、知名度のあまりないイベントなどでの仕事ではギャラは安くなります。

 

 

また、そのダンサーの知名度や経験、プロダクションや団体の力によってもギャラは異なります。そのダンサー個人が中心となるようなステージになるとギャラも高額になりますが、バックダンサーの場合は日給5000円から1万円くらいが相場のようです。

 

 

ダンサーは、ステージだけではなく、さまざまなイベントでのパフォーマンス、プロモーションビデオの撮影など、活躍の場面はたくさんあります。

 

 

最近では、個人でも動画をYouTubeなどでアップできるような環境が整っていますので、プロダクションや団体が募集する仕事だけではなく、個人が動画を作成するためにダンサーを募集するといった個人が発注するような小さな仕事も増えてきています。

 

 

 

(2)ダンス講師、インストラクターの仕事

 

ダンサーとしての仕事は、自らが踊るだけではありません。たとえばピアニストがピアノ教室を開催しているのと同じように、ダンサーもダンス教室でダンス講師をしている人もたくさんいます。

 

 

ダンサーの仕事は、ステージやイベントなどがなければ発生しませんし、そのほかの仕事も単発のものがほとんどで、継続して安定した収入を得ることは難しいといえます。

 

 

ステージで高額収入を得ることができれば、ステージのある間だけ仕事をして、そのほかの期間は自分のレッスンだけをしているという生活をすることができますが、多くのダンサーはダンサーとしての本業だけでは生活をしていくことは難しく、自分の才能や経験を生かしてダンス講師やインストラクターの仕事をしている人も多いのです。

 

 

ダンス教室の相場は1レッスンで1人3000円から6000円のようです。レッスンのための場所も自宅を利用することができれば最初の改装費だけですみますし、公共のコミュニティセンターや公民館であれば安く借りることができます。

 

 

ダンス講師やインストラクターの募集に応募するという形で仕事をする場合には、日給という形で収入を得ることができます。

 

 

 

(3)振り付けの仕事

 

振り付けの仕事をする人は、自らもダンサーとしての経験のある人がほとんどです。自らダンスをするのではなく、振り付けの仕事にシフトしていく人もいて、知名度があれば振り付けの仕事の収入も振付師として高額収入を得ることができます。

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2.フリーランスのダンサーになるには

 

ダンサーの場合は、プロダクションに所属して活躍する人もフリーランスとして活躍する人も同じようにたくさんいます。プロダクションに所属する場合には、専属ダンサーを募集しているプロダクションの応募に募集することになります。

 

 

フリーランスで活躍していきたい場合も、プロダクションなどの専属ダンサーになりたい場合にも、まずは気になる作品やオーデションに応募して参加していくことからはじめ経験を積んでいくことが一般的です。オーデションに合格して活躍しているうちに、プロダクションなどから声がかかることも多いようです。

 

 

安定した収入を得たい場合には、知名度のないうちはプロダクションなどに所属したほうが安定した仕事を得ることができるでしょう。

 

 

知名度があがり自分1人で仕事をしていく自信がついた人は、フリーランスになっても仕事に困ることはないのですが、まずはさまざまな仕事での経験を積んでいくことが大切です。知名度のないうちにフリーランスとしてダンサーの仕事をしていくには、どうしても収入が安定しませんので、積極的にいろいろなオーデションやイベントでのダンサー募集に応募し、仕事を得ていく必要があります。

 

 

駆け出しのフリーランスのダンサーの多くは、ダンサーとしての仕事が好きで収入が少なくてもダンスを続けたいという情熱をもって仕事をしている人が多く、ダンサーとしての仕事を続けるために、ダンサーの仕事と関係のないアルバイトの仕事などを掛け持ちでしている人も多くいます。

 

 

ダンス教室、インストラクター、振付師の仕事を得ることができれば、ダンサーに関係する仕事として収入を得ることができますし、自分の得意分野ですので収入を得やすいといえます。

 

 

 

 

3.フリーランスのダンサーとしての資質とは

 

フリーランスのダンサーとして仕事をしていくためには、まずはダンサーとしての体力が必要になります。ダンサーは食生活や自分の体形維持にも気を付けなければなりませんし、自分の生活を節制できる自己管理能力が必要になります。仕事を掛け持ちすることも多くなりますので、フリーランスのダンサーとして要求されるスタミナは相当高いものになるでしょう。

 

 

ダンサーとしてのダンスの才能はもちろん必要ですが、ダンサーはひとりで仕事をしていくわけではありませんので、フリーランスで仕事をするとなるとコミュニュケーション能力も必要です。特に講師、インストラクター、振付師ではコミュニュケーション能力が欠かせません。自分の思い通りに相手に動いてもらうためには、的確に自分の思いを相手に伝えることができるかどうかが大切です。

 

 

どんなにダンスが好きでも、フリーランスとして活躍していくためには、ダンスの仕事を得て収入を管理していくための事務能力も必要です。

 

 

ひとりの独立したプロとして活躍するためには、ダンサーの仕事にかかわる法律知識などもあったほうがよいでしょう。ダンサーのような芸能関係の仕事周辺では、社会経験や法律知識不足のためにトラブルにあうケースも少なくありません。独立して仕事をしていこうと思ったときには、人にだまされていらぬトラブルに巻き込まれないようにするための知識も必要となるのです。

 

 

また、給料という形ではなく報酬という形で収入を得ることになりますので、確定申告など税金の知識も必要になります。

 

 

フリーランスのダンサーになり、プロとして活躍していくためには、相当の努力や情熱が必要になります。

 

 

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この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。