【Cool Workerなヒトビト】Vol.18 子育てとフリーランサーの両立
今回はママさんフリーランサーのアルデミル優姫さん。高校・大学を海外で過ごし、ご主人も海外の方というインターナショナルなバックグラウンドをお持ちだ。そんな彼女に子育てとフリーランサーの両立方法とライフスタイルをお聞きした。
–まずはプロフィールを教えてください。
オーストラリアで高校と大学で学生時代を過ごしました。その後、北九州をハブにする航空会社「スターフライヤー」でグランドスタッフとして現場を約4年間経験した後、ターキッシュエアラインズにて広報宣伝部のスーパーバイザーとして約2年間勤務しました。
–広報宣伝部ではどのようなお仕事をされていましたか?
プレスリリースやPRだけではなく、bjリーグのネーミングライツスポンサーや様々な業種の方やブランドとコラボ企画を催したりしました。印象に残っているのはビームスさんとタイアップブランドを展開したり、旅行作家の山下マヌーさんや有名ユーチューバー、バイリンガールのちかさんとお仕事をご一緒したり、イベントを開催したことです。
–面白いですね!その時のご経験がフリーランスとして働く上で役立っていますか?
その通りですね。現在は海外旅行系のフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどソーシャルメディアの運営やサイト分析が主な業務ですが、前職の繋がりからお仕事を頂くことが多いです。
–広報や宣伝といった職種はフリーランスで仕事をするのは難しいと思っていました。
そんなこともないですよ。今はSNSや企業サイトへのアクセスが多いので、企業に属していなくてもオンラインでできる仕事がります。
–それで育児との両立も可能になるわけですね。
そうですね。もともとフリーランスに転向したのも妊娠がきっかけでしたので、無理なく働ける仕事をチョイスしていったら自然とこうなりました。
- 一日のスケジュールを教えて頂けますか?
9:00 起床
9:00-10:30 家事
10:30-11:00 子供とさんぽ
11:00-13:00 コンテンツ作り
13:00-15:00 子供と遊ぶ・さんぽ
15:00-16:00 コンテンツ作り・コンテンツのスクリプトを送信
16:00-18:00 家事
19:00-20:00 旦那帰宅・夜ご飯
21:00 旦那、子供就寝
大まかに言うとこんな感じです(笑)
–逆に在宅で育児とフリーランスをすることで大変なことはありますか?
子供は可愛いですが、やはりストレスを感じることもあります。そんな時は外出してコワーキングスペースを利用したり、気分転換が大切だと思います。最近は昼間のカラオケルームがママさんの間で流行っていて、子供連れで利用できるママ会パッケージなんかもあります。そういったママさん向けのサービスを活用することも仕事を両立する上で大切ですね。
–育児と仕事を両立したい世の中のママさんたちにアドバイスはありますか?
もし、現在お仕事をされているようであれば、その繋がりは絶対に大切にした方がいいと思います。どんなところに仕事のチャンスがあるか分からないですし、私自身も意外なところからお仕事を頂いた経験があります。ある日、前職の知人から連絡がきて依頼を受けたり、色々なご縁がありました。ですので、育児があるからと言って諦めないで欲しいと思います。
–将来的にやってみたいことはありますか?
前職では大使館など海外の方と仕事をしたり、本社のイスタンブールに行って仕事をした経験があります。また広報ツアーでメディアの方を連れて海外に行って現地の支店の方と交流したりしました。海外に行くと常々思うのは観光地として日本の人気が高いことで、観光誘致に政府も力を入れてます。将来的には日本の良いところをたくさん知ってもらえるような仕事をしたいですし、
子供がハーフなので日本の文化を伝えることは大切だと思ってます。あと、主人がトルコ人なのですが、日本語がペラペラなので逆に私がトルコ語を勉強しないといけない、と焦ってます(笑)
–最後に、お気に入りの仕事場は!?
もちろん、Basis Pointです(笑)
個室もあってイベントも開催しやすいと思います。
アルデミルさん、どうもありがとうございました!
この記事を書いたのは
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1989年生まれ。フリーのイラストレーター・フォトグラファー。
仕事と遊びの境目を果てしなく曖昧にすることが生涯の目標である。
趣味は歌(ラップ)・映画鑑賞・自然と戯れること。