フリーランスの大切な仕事の1つ!ギャラ交渉ってどうすればいいの?

フリーランスの大切な仕事の1つ!ギャラ交渉ってどうすればいいの?
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フリーランスは自分で営業も行うため、ギャラ交渉も自分で行わなければなりません。いくら仕事があっても、ギャラ単価が低ければ収入は低くなってしまいます。反対に、ギャラの高い仕事を得ることができれば収入がアップしてモチベーションもあがっていきます。

 

ギャラの単価は、能力、才能、経験によるところが大きくなりますので、能力のあるフリーランスほど高い単価のギャラで仕事ができるでしょう。

 

しかし、能力があるにもかかわらず、低い単価のギャラでしか仕事ができないフリーランスもいます。低い単価のギャラの仕事ばかりでは生活が維持できず、フリーランスの仕事を続けていくことができなくなっていまいます。

 

フリーランスで仕事をしていく上ではギャラの交渉も仕事の一つだと位置づけて、自分の仕事にみあったギャラを得ることが大切になってきます。

 

今回は、ギャラ単価を上げるための方法について、いくつか考えてみたいと思います。

 

 

 

 

1.よりよい提案をすることでギャラをあげる

 

ギャラを交渉するときの材料として、クライアントに最初に依頼されたとおりの内容をこなすだけでは、ギャラの値上げは提示しにくいものです。そのようなときには、その案件に対して「こうした方が良いのではないか」という新たなアイデアを提案してみるという方法があります。

 

よりよい提案の一つに作業量をアップさせることがあげられます。たとえば、イラスト制作であれば

 

「追加のカットがあったほうが、より印象のよいカタログを作成できると思います。追加のカットを作成するには〇〇円余分にはかかってしまいますが、いかがでしょうか?」

 

といった提案をすることができます。

 

 

作業量をアップさせる以外に、作業の質を向上させるという方法もあります。たとえば、

 

「この報酬だと使うことのできる色が〇色に限られてしましますが、〇〇円ですと〇〇色まで色を増やすことができます。より綺麗なイラストを作ることができますが、いかがでしょうか?」

 

といった提案をすることができます。

 

 

 

 

2.普段自分が引き受けている仕事のギャラを提示する

 

フリーランスとして仕事をしていると、これ以下の単価のギャラでは仕事を引き受けたくないというラインが存在すると思います。そのラインは「この単価で仕事をするくらいなら他の仕事をする方が、効率が良い」というラインではないでしょうか。

 

しかし、クライアントがフリーランスに案件の依頼をするときは、できるだけ低い単価で仕事を依頼したいと思っているものです。フリーランスとして仕事を始めたばかりの場合には実績がありませんので、低い単価のギャラで仕事を引き受けざるを得ないこともありますが、ある程度フリーランスとしての仕事を続けてきた場合には、この仕事にはこのくらいのギャラが一般的である、というようなことが分かってきます。

 

依頼された案件のギャラが低い場合には、フリーランス側からギャラを提示してみるのもひとつの方法です。この場合には、

 

「私が普段ご依頼いただく同じような内容の案件では、〇〇円以上の報酬をいただいております。今回ご依頼いただいた作業内容を考えますと、ご提示いただいた報酬ではお引き受けすることは難しく、報酬を〇〇円にして頂けないでしょうか?」

 

といった感じで提示してみるとよいでしょう。

 

他の仕事との比較でギャラのアップを提示する場合に気をつけたいことは、他社の具体的な会社名やプロジェクト名を出さないことです。もし「どのような会社のどのプロジェクトですか?」と聞かれても答える必要はなく、「守秘義務に違反しますのでお答えできません」と伝えましょう。これによって印象が悪くなることはありません。逆に、自分の依頼した仕事についても同じように守秘義務を守ってくれる信頼できるフリーランスだと判断されると思います。

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3.業界の相場を知り、自分の仕事に対して自分で価値をつける

 

フリーランスの仕事はいろいろな仕事がありますし、同じような内容の案件でも求められるクオリティはさまざまです。安いギャラ単価で大量の仕事をこなしてほしいと思っているクライアントもいれば、多少高くても品質のよい納品をしてほしいと思っているクライアントもいます。自分がどのような仕事をしていきたいのか、明確にしていくことが大切です。

 

自分の仕事についての一般的なギャラの価格帯を知ることも大切です。一般的なギャラの価格帯を知らなければギャラ交渉はできませんし、そもそもクライアントが提示したギャラが高いのか安いのかわかりません。低いギャラで引き受けた場合、このギャラで仕事をしてくれるフリーランスだと判断されてしまうと今後の仕事にも影響してしまいます。逆に、自ら高すぎるギャラを提示してしまうと、他に安いギャラで引き受けてくれるフリーランスがいれば仕事を失ってしまうことになります。

 

まずは、安い単価で大量の作業をこなしていく仕事をしていきたいか、高い単価で良品質の納品をしていきたいのか、自分がどのような仕事をしていきたいのかを明確にし、自分の仕事のスタイルと相場にみあったギャラを提示すれば、ほとんどの場合は契約が成立すると思います。

 

 

 

 

4.ギャラを提示して条件があわなかった場合には

 

こちらからギャラの提示や条件の変更を申し出て、クライアントとの交渉がうまくいかなかった場合にはどうしたらよいのでしょうか。

 

このような場合、たいていは、別に安いギャラで引き受けてくれるフリーランスがいるものです。もし、自分の仕事のクオリティに自信があり、このギャラ以下での仕事はしたくないと思っている場合には、自分が納得のいかないまま仕事を引き受けても不満が残ってしまうだけです。縁がなかったものと思い、「また仕事のご依頼があればよろしくお願いします」というように失礼のない挨拶をするようにしましょう。

 

フリーランスとして能力があってギャラが適正であれば、また依頼はきます。仕事をとれなかったことでギャラ単価を引き下げるのではなく、自分の能力をアップさせることを目指すことをおすすめします。ギャラ単価を引き下げると、その案件については品質の高くない納品をしてしまいがちです。フリーランスはその仕事のプロですから、自分の納得できる仕事ができる案件を選んでいくほうが、フリーランスとして成功しやすいのではないでしょうか。

 

 

 

 

5.ギャラ交渉をするときに気をつけるポイント

 

フリーランスは自分の才能で仕事をしていく職業ですが、交渉も仕事の一つです。案件を引き受ける結果となった場合にも、お断りする結果となった場合にも、クライアントへの印象は大切です。感情的にならずに、誠実かつ丁寧な対応をしましょう。

 

また、引き受けた仕事については、自分の納得のいく納品をするように心がけましょう。

 

誠実かつ丁寧な対応をし、仕事も丁寧にしていけば、信頼性がうまれ評価も高くなり、その結果としてギャラも高くなっていくと思います。

 

 

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