【フリーランスは年始の挨拶も大切】喪中の場合はどうすればいい?

【フリーランスは年始の挨拶も大切】喪中の場合はどうすればいい?
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親族に不幸があった…。こんなとき、フリーランスとしては年賀状を出していいものか迷ってしまいますよね。

 

WEBでしか取引がない!取引先で不幸があった!そんな状況も、この記事を読めばすぐにその答えが見つかりますよ。

 

 

 

 

親族が亡くなった…取引先へ出すのは年賀状?それとも?

 

年賀状を送る相手が取引先や仕事関係者の場合は、フリーランスの自分と仕事関係者との関係性によって、対応が異なります。

 

 

 

 

■会社 対 会社としての付き合いなら、年賀状を出して大丈夫

 

毎年年賀状のやり取りをしている取引先であっても、相手が親族の逝去を知らないのであれば、わざわざ喪中であることを知らせる必要はありません。

喪は、亡くなった方の近親者がその死を悼み、慎みをもって一定期間静かに過ごす、亡くなった方への礼儀。

私的な交際や祝い事は避けなければなりませんが、仕事はそれと切り離して考えますから、公(仕事)の交際においての年賀状は送っても問題ないのです。

 

葬儀に参列していただいた、弔問を受けたという関係であるなら、年賀状を出せない旨を喪中はがき(欠礼状)で伝えてもかまいません。

この場合、年が明けて松の内が過ぎたら、早々に寒中見舞いで昨年のお礼を伝えます。

 

 

取引先と親しくつき合いがあり、先方からお悔みとして供養の花や品物が届いたら、寒中見舞いに変更しても問題ありません。

この場合、先方の用意の都合もありますから、12月上旬(遅くとも年賀状投函受付開始)までには喪中はがきが届くようにします。

 

 

取引先への年賀状については、
【フリーランスは年始の挨拶も大切】年賀状は営業ツールになる!?
もご覧ください。

 

 

 

 

■WEB上でしか取引がない!そんなときはどうする?

 

対面取引のある相手なら、年賀状で年始の挨拶をすることが礼儀です。しかし、なかには対面ではなく、WEB上でのみ取引がある人もいることでしょう。WEBのみの取引先へは、年賀状を年賀メールとして送っているはず。

 

それでも考え方は、対面取引の場合と同じです。

 

 

親族が亡くなったとき、葬儀などで仕事に支障が出ないよう取引先へ親族の逝去を知らせた経緯があるならば、年始の挨拶は避けてかまいません。

ただし、年始の挨拶を失礼することは、前もって伝えておきましょう。喪中はがきをわざわざ出す必要はありませんが、喪中はがきの代わりにメールで欠礼について12月上旬~中旬の間に伝えるようにするのが無難です。

 

年が明け最初に送るメールでも、年始の挨拶は避け、昨年のお礼だけに留めます。

取引先へ親族の不幸について何も伝えていないのであれば、通常通り年賀メールで問題ありません。

 

取引先へ出す年賀メールについて詳しくは、
【フリーランスは年始の挨拶も大切】年賀メールも立派な営業ツール?
をご覧ください。

【フリーランスは年始の挨拶も大切】喪中の場合はどうすればいい?-1_r

 

 

取引先から寒中見舞いや供養の品が届いたときはどうすればいい?

 

弔問に来ていただいたり年始の挨拶を欠くことを伝えていると、寒中見舞いが届くことがあります。

 

わざわざ改めて、寒中見舞いのお礼を返す必要はありません。

 

しかし、お花や品物をいただいた場合は、寒中見舞いとは別扱いになりますから、速やかにお礼状を出します。この場合の宛先は、いただいた送り主の名で構いません。

 

もしも、こちらが仕事上の付き合いだからと年賀状を出していたのに、何らかの形で親族のことが取引先の耳に入り、気を利かせて寒中見舞いで送ってくれた場合は、速やかにお礼を伝えましょう。

 

 

 

 

取引先の関係者が亡くなった…年賀状は出してもいい?それとも?

 

取引先で不幸があった。そんなときは、取引先と自分の関係性、取引先がその不幸をどう扱うかによって、フリーランスである自分がどう対応すればいいのかが変わってきます。

 

 

 

 

■会社 対 会社として付き合っていた場合は年賀状でOK

 

会社 対 会社として付き合っていたのであれば、年賀状でかまいません。

 

亡くなられた方が会社の代表で、自分とは直接仕事上で関りがなく、年賀状の宛先を会社名義(あるいは会社代表名義)にしているのであれば、会社全体への挨拶となるため、年賀状で問題ないのです。

 

 

しかし、ここで一つ注意しておきたいことが。

 

家族や親族による経営で、その会社の構成員が亡くなった方と近しい間柄である場合です。このパターンでは、会社が喪に服すこともあるため、会社の規模がどの程度か、親族で構成された会社なのかを知っておくと、判断しやすくなります。

 

ですが、こうした会社の全てが喪に服すわけではありませんから、12月上旬を過ぎても欠礼状が届かないのであれば、年賀状を用意して問題ありません。

 

 

また、会社規模に関わらず、亡くなった方の功績を称えて社葬が執り行われることがあります。この場合は、寒中見舞いを選択するのが良いでしょう。

 

社葬というのは、会社にとって大切な人が亡くなったということであり、これを親族に置き換えると、近しい親族が亡くなったことと同義です。

ただし、社葬があっても年始の挨拶をしないといった知らせがないなら、通常通り年賀状を出しても問題ありません。

 

 

この他に、取引先の代表が現役中あるいは退職されて間もなく亡くなられると、会社全体で喪に服すところもあります。

この場合は、改めて年始のご挨拶を失礼しますといったお知らせがあります。

 

こうした知らせを受けたら、寒中見舞いに切り替えるようにしましょう。

 

 

 

 

■家族ぐるみの付き合いがあるなら寒中見舞いでもOK

 

一番頭を悩ませるのが、取引先の企業規模が小さく、家族ぐるみで付き合いがあるなど個人的に深い付き合いがあるパターンです。

 

この場合だと、先方の悲しみもよく知っているのに、とても年賀状なんて出せないと考える人もいるでしょう。

 

取引先から喪中はがきや、葬儀参列の際などに年賀状欠礼の知らせを受けていないのであれば、年賀状対応をします。そのうえで、お相手を気遣う言葉を述べるのがベストです。

 

逆に、年賀状欠礼の知らせを受けているのであれば、寒中見舞いにしましょう。

【フリーランスは年始の挨拶も大切】喪中の場合はどうすればいい?-2_r

 

 

寒中見舞いはいつまでに出せばいい?

 

喪中で寒中見舞いを送るとなったとき、いつまでに出すのが正しいのか、案外知らない人も多いようです。

そもそも寒中見舞いの寒中とは何か?を知っておかないと、社会人としてマナーがなっていないとして恥ずかしい思いをする羽目になります。

 

寒中というのは、寒の内(かんのうち)とも呼ばれ、小寒(しょうかん)の始まりから大寒(だいかん)が終わるまでの間のことをいいます。

この小寒とは、寒の入り(かんのいり)のことを指し、だいたい現在の暦で1月6日頃になります。

これに対し、大寒とは一年の中で最も寒い時期を指し、現在の暦で1月21日頃です。

 

つまり、寒中とは1月6日~1月21日頃までを指します。

喪中で送る寒中見舞いは、この寒中の時期に送る挨拶状のことをいいます。

 

 

 

 

■関東と関西で期間が違う

 

寒中見舞いは寒中の間に送ればいいのかと思われるかもしれませんが、ここが少しややこしいところ。

 

送っても差し支えない時期というのが、関東と関西で異なります。

 

小寒の1月6日は、まだ松の内(まつのうち)と呼ばれ、新年を祝う時期です。この松の内と呼ばれる時期が過ぎるまでは寒中見舞いを差し控えるのが常識です。これは全国的に変わりません。

 

正月になると、玄関先に門松やしめ縄といった松飾りを飾ります。松の内とは、それらを飾っている期間のことをいい、この期間が関東と関西とでは少し異なるのです。

それが、寒中見舞いの宛先が関東と関西で、送付時期が異なることの理由なのです。

 

【松の内】

・関東…1/1~1/7
・関西…1/1~1/15

 

関西の松の内の期間が長い理由について、一般的には小正月のお焚き上げ行事(とんど焼きと言われている新年の祭事)でしめ縄を焼くときまで松飾を飾っておくという習わしがあるためといわれています。

(これには諸説ありますので、興味がある方はまたご自身でお調べくださいね。)

 

松の内の期間を厳密にいうと、地方によって6日で終えるところもあれば、8日で終えるところ、15日を過ぎるところもあります。地域ごとに把握するのはかなり難しいので、ご紹介した時期を目安にしていただくと良いでしょう。

 

ちなみに、日本郵便で年賀状として扱ってくれるのは、1月7日投函分までです。8日以降に投函された年賀状は、普通郵便扱いとなり、消印も年賀になりませんので気をつけましょう。

 

松の内が過ぎると、いよいよ寒中見舞いを送る時期です。

喪中で寒中見舞いを送る際は、松の内を過ぎてから先方に届くように投函します。

 

寒中見舞いは、寒中の自分の近況を知らせつつ、相手の体調などを気遣う挨拶状ですから、大寒の寒さで体調を崩したりしていませんか?という意味を込めて、大寒を過ぎても送ることができます。

 

【年賀以降の挨拶状を送る期間】

・寒中見舞い

松の内を過ぎてから立春前日まで(2月3日頃)

・余寒見舞い

立春当日(2月4日頃)以降

 

取引先へ寒中見舞いを送る場合は、宛先の地域に合わせて、松の内が過ぎたらすぐに届くように投函します。

 

 

 

 

なかなか人には聞きづらい、慶弔時のマナー。

今後は本記事を参考になさって、自信を持って対応してくださいね!

 

 

 

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