得意な英語のスキルを活かす業務につけていなくても、副業なら高単価の仕事は簡単に見つかる
社会人で会社に勤めて働いている方の中には、「実は人並み以上に英語が得意だが、仕事で英語のスキルを活かす業務につけていない」という人も少なくないのではないでしょうか。
求人広告では、英文事務や貿易事務、外資系企業の仕事など、英語力が求められる求人内容は専門的な仕事であることがほとんどです。そのような求人は英語力だけではなく、社会人としての多くの経験値や関連業務経験があることが応募条件とされていることも少なくありません。
私も、フリーランスになる前に就職活動をしようとしました。英検1級やTOEIC900点後半などの資格は持っていましたが、社会人経験が伴っていないために、求人の応募条件を満たすことができないという経験を味わいました。
しかし、副業であれば英語スキル自体を「商品」にすることが可能です。副業の世界では英語スキルを活かすことができる案件が多くあります。さらに、日本国内において英語スキルは今でも希少価値が高く、副業の中でも比較的高単価の副業を見つけやすいです。
英語力があれば自由な働き方ができるだけでなく、私が現在実際にしているように英語スキルを売ることで高単価な報酬を手にいれることができます。
目次
英語力を活かすことができる副業には、どのようなものがある?
では、英語力を活かすことができる副業にはどういったものがあるのでしょうか。実際に私が行なっている副業も含めて、ご紹介したいと思います。
英会話講師
最近ではオンライン英会話の需要が高まっており、それに伴いオンライン英会話講師の求人が多く出ています。オンライン英会話はパソコンのモニター画面を通して、自宅のパソコンから受講している生徒に英会話のレッスンを提供するサービスです。1レッスンが30分程度のものが多く、隙間時間にも行えるので副業におすすめです。
土日休みを使ってがっつり副業をしたいなら、週末に英会話スクールへ出向きアルバイトをするのがおすすめです。土日は平日とは違って午前から授業を受ける生徒さんが多いので、スクールによっては午前中から終日にかけて複数のクラスを受け持つこともできます。安定した稼ぎを副業で得たい方におすすめです。
他にも、『ECCジュニア』などのフランチャイズに加盟して自宅で英会話教室を開講するのも副業としての一つの選択肢です。
Webライター
Webライターは、ネット上のニュースサイトやメディアサイトに掲載される記事を寄稿する仕事です。英語教育の市場が大きい日本では、英語の勉強法や英会話のフレーズなどについての記事を書くWebライターの副業ワークも需要があります。
特に、実際に自身で英語を学んで英語スキルを伸ばした経験を持つライターが求められています。
英語の学習経験が長い私は、現在Webライター業の収入がメインとなっています。英語を学習した経験があり、文章を書くことが好きな方はぜひ挑戦してみることをおすすめします。
翻訳
英語を使った副業や在宅ワークといえば、多くの方が翻訳業を思い浮かべるのではないでしょうか。ウェブサイトにあるコンテンツの翻訳など比較的簡単なものから、医療、法律、金融などの専門知識が求められる専門的な分野の翻訳まで幅広い案件を見つけることができます。
外国人との連絡業務
Airbnbなどの問い合わせ対応、海外のお店に連絡をとるなどといった在宅での副業案件も多く見つけることができます。一部英語での電話応対が必要となる場合もありますが、基本的には英語で日常的なコミュニケーションが取れる英語力があれば、応募可能なものが多いです。
スキル出品
『ココナラ』や『タイムチケット』で、「英語レッスンを提供する」「英文添削をする」などを行い、英語スキルをサービスとして出品し報酬を得るという方法もあります。単価は若干低めになりますが、好きな時間に行えるので、副業の中でも特に自由度が高いです。
英語スキルを活かして高単価の副業を見つける方法
クラウドソーシングサイトに登録する
英語スキルを活かして行える高単価の副業ワークを見つけるためには、まずはクラウドソーシングに登録し、英語関係の案件を探してみることをおすすめします。私が主に利用しているのは『Lancers』と『CrowdWorks』の2つです。
サイトに登録したら、まずプロフィール欄で英語ができることをアピールしておきましょう。プロフィール欄は多くの発注者が案件を委託する際に特に注目する箇所です。
英検やTOEICなどの資格を持っている方は、必ずプロフィール欄や応募時のメッセージに保有資格を記載して英語力をアピールしましょう。より高単価の案件を受注できる可能性が高まります。
留学経験やワーキングホリデーの経験がある方は、体験談の記事の募集も多くあるので、そういった案件に寄稿することでも報酬を得ることが可能です。
メディアサイトに直接応募する
Webライターの案件は、クラウドソーシングを通したものだけではありません。
英語学習に関する情報を発信しているオウンドメディアなどでライターの募集ページが掲載されている場合があるので、そういったサイトから直接応募するという方法もおすすめです。
「英語 ライター 募集」などで検索すると、例えば『英語ぷらす』や『English Hacker』のような、ライターを募集しているサイトを見つけることができます。
サイトによってはTOEIC900点以上など少し厳しい応募条件を設けているところもありますが、その分クラウドソーシングに掲載されている案件より高単価な場合もあります。
専門性を活かす
専門性があると高単価な案件を見つけることができる例が、翻訳の案件です。英語だけでなく法律、マーケティング、ビジネスなど、他の専門知識があれば単価がさらに高いものを受注することができます。
英語以外の分野で専門知識をもっているものがないという方は、自身の興味のある分野についての資格を取得するなどして、英語以外の専門性を身につけることができないか振り返って考えてみてはいかがでしょうか。英語の中でも、「資格試験対策について特に詳しい」「発音に自信があり英会話が得意」などという強みを見つける・作るのも良いでしょう。
マイナーな資格の指導ができるというのも専門性の1つです。
例えば、大学入試改革で2020年度からTOEICやTOEFLのスコアを提出することで英語試験が免除されるようになるという動きもあることから、TOEFL指導の需要が高まってきています。
日本ではTOEFLはTOEICよりマイナーな試験であり指導できる人も少ないため、講師の時給が5,000円以上に設定されているTOEFL対策スクールの求人もあります。TOEFLで高スコアを持っている人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
単価の交渉をする
Webライターとして少しずつ経験を積むことができてきたら、担当者に単価アップの交渉をしてみましょう。
私の場合はWebライターとして未経験でスタートし、初めは文字単価2円でしたが、二ヶ月後には3円にアップしていただくことに成功しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は英語スキルを活かして行える副業の種類と、高単価の案件を見つける方法についてお伝えしました。スキマ時間に行えるものも多いので、英語ができる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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