【あると便利】フリーランスが仕事依頼ページを持つべき理由


【あると便利】フリーランスが仕事依頼ページを持つべき理由

フリーランスの方で「仕事依頼ページ」を用意していないという方はいませんか。仕事依頼ページを用意するとフリーランスとしての活動がより捗ります。簡単な仕事依頼ページでも良いので用意しておくと、様々な場面で使えます。

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わざわざ仕事依頼ページなんて作らなくても仕事は受注できるし、用意する必要性をあまり感じない人もいるかもしれません。しかし、あなたの仕事依頼ページを用意すればフリーランスとして信頼度も高まります。営業ツールとしても価格交渉の際に便利です。

 

仕事依頼ページを用意して、あなたのフリーランスの活動の幅を広げましょう。

 

 

公式の仕事依頼ページでフリーランスの信頼感が高まる

 

公式の仕事依頼ページがあればフリーランスとしての信頼感が高まります。

 

例えば、公式のWEBサイトがない会社だと本当に実在するのか、実は経営していない会社なのではないかと思われてしまう可能性があります。これと同じで、あなたに公式の仕事依頼ページがあれば、クライアントの安心材料にもなりますし、問い合わせ先も分かりやすくなります。

 

依頼ページといっても簡単なページを用意すれば良いだけですので、予算も手間もそれほど必要ありません。

 

・簡単なプロフィール
・どんなサービスを提供しているのか
・納期の目安やサービスの価格
・問い合わせ先

 

が掲載された仕事依頼ページを用意しておけばよいでしょう。

 

 

 

 

仕事依頼ページがあると営業活動で有利になる

 

仕事依頼ページを用意しておくと営業活動をする時に便利です。

せっかく用意するなら、クライアント側から連絡からを待っているだけの仕事依頼ページにするのはもったいないのではないでしょうか。

 

実は仕事依頼ページを持っていると「攻めの営業」にも使えます。

例えば

 

・営業パンフレットとして受注ページのアドレスを送る
・自分の仕事の金額の見積もりを送る
・受注ページで価格の基準を先に表明することで価格交渉をしやすくする

 

等の使い方が考えられます。

 

例えば私の場合ですが、WEBライターとして活動していてメディアの編集者の方や有名なブロガーの方と実際にお会いする機会があり、その場で記事を書いて欲しいと依頼されることがあります。そんな時に対面で価格交渉をするのは気まずい時もあるので、仕事依頼ページのアドレスをお渡しします。

 

仕事依頼ページには、自分が普段引き受けている見積価格の基準を掲載しておきます。見積価格の基準を先に伝えることで価格交渉の主導権を握りやすくなります。例えば、こちらから何も伝えないでいると基準価格を下回る価格で依頼されることもありますが、先に文面で伝えておくことで断りやすくなります。また、こちらの希望価格で仕事を受注できることも増えます。

 

私が、とあるブログメディアに書かせていただいた時の話です。その当時の私が受注したことのある最高文字単価の4円を、自分の仕事依頼ページに掲載していました。そのページを見た担当者の方から連絡があり、こちらの言い値の4円で受注することができました。後から伺った話ですが、そのブログメディアでは基本的に1文字あたり2.5円で仕事を依頼していたそうです。

 

私の友人のイラストレーターやカメラマンのフリーランスの方も活動していると、ほぼ無料でイラストを描いて欲しい、写真を撮ってほしいと頼まれることも多いと言います。そんな時に自分の仕事依頼ページを見せて価格交渉をしたり、普段の受注価格を大幅に下回る依頼をお断りする口実に使っているそうです。ライター以外のフリーランスの方でも、自分の仕事依頼ページがあると営業活動を有利に進められると言えるでしょう。

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クライアントも仕事依頼ページを共有資料にできて便利

 

フリーランスに仕事を依頼する時にクライアントが企業の場合、社内で相談して依頼するかどうかを決めることも多いでしょう。

そんな時に仕事依頼ページがあると、クライアント側があなたの依頼ページを資料として社内で共有して使ってくれる可能性もあります。

 

私が仕事依頼ページを設けていなかった時、口頭で今までの実績や価格交渉をクライアントに説明したのですが、何か分かりやすいデータにまとめて渡して欲しいと頼まれたことがあります。理由を伺うと、口頭で聞いただけでは上司の方に説明しづらいから資料のようなものがあると助かるとのことでした。そこで、私は後日、簡単なポートフォリオや希望の受注価格をまとめてEメールで送りました。

 

もしもあの時に仕事依頼ページを持っていれば、そのページのURLをその場で教えるだけですみました。

 

仕事依頼ページをあなたの仕事のパンフレット代わりにするのも一つの方法です。

仕事依頼ページがパンフレット代わりになっていれば、あなたの実績や価格などをアピールできる営業ツールとして活用できますし、クライアントもあなたのことを判断する材料として社内共有の資料に使いやすくなるでしょう。

 

 

 

 

仕事依頼ページ構成例

 

仕事依頼ページを用意すると良いのは分かったけど、どんな構成で書けば良いの?と思っている人も多いのではないでしょうか。ここでは仕事依頼ページの構成の一例をご紹介します。

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1、簡単なプロフィールと提供しているサービスの概要
2、サービスの価格設定
3、フリーランスとして出来ること(箇条書き)
4、サービスの特色や強み
5、過去の実績、デザイナーやWEB制作者ならポートフォリオ
6、納期の目安
7、支払方法のご案内

 

このような構成が考えられます。

 

テキストだけではなく分かりやすい写真や図などを用いて、あなたの魅力が伝わりやすい仕事依頼ページにしていきましょう。

 

また依頼ページはシンプルな1ページで構成されたものの方が見やすいです。

商品やサービスの購入申し込みのいわゆるLP(ランディングページ)が縦長1枚のページなのは、内部リンクが多すぎると読むのが面倒になったり、他のページに移動する時に回線や電波のつながりが悪くて見るのをやめてしまう人が多いからです。

 

 

 

 

どんな媒体に仕事依頼ページを載せるか

 

媒体はあなたが使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

仕事依頼ページは用意してそのままになってしまうと情報が古くなっていくので勿体ないです。基準価格を変更したいと思った時などにすぐ対応できるよう、あなたが使いやすいものが良いのです。

 

フリーランスとしてブログで情報発信しているのであればブログ内のページを使っても良いですし、単独で独立したページを用意しても良いです。

 

公式ページを本格的につくっても良いですし、もっと手軽に用意するなら

 

・最近ではオンライン決済機能も備えたSummon
・よりシンプルな依頼ページならNote

 

等の媒体に書いてしまうのも方法です。

 

 

 

 

まとめ

 

フリーランスが仕事依頼ページを用意すると、様々な効果が期待できます。

 

・フリーランスとして信頼度アップが期待できます
・攻めの営業もできるようになります
・営業パンフレットにもなり、クライアントが仕事依頼ページを資料にすることもできます

 

仕事依頼ページを用意することで私自身も希望する価格でお仕事をいただけたことが何度もありますし、不本意な価格を提示された時にお断りする根拠としても使えました。

 

フリーランスの方は仕事依頼ページを用意することでメリットがたくさんあります。まずは簡単なページでいいので、あなたの使いやすい媒体でつくってみましょう。

 

 


この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。