副業はメリットばかり!会社員に副業をおすすめする5つの理由
企業の副業解禁の流れが加速しています。
ITベンチャー企業の代表格であるディー・エヌ・エーやソフトバンクなどの企業は、従業員の副業を容認しています。ソフトウェア開発大手のサイボウズでは、サイボウズで働くことが副業となる人材募集を行ったことでも話題となりました。
<参考・参照サイト>
・「副業をするのはお金じゃなく、成長のため。DeNA 今西陽介が選んだキャリアの育み方」(フルスイング)
・「働き方改革推進第2弾として、オフィス改革や副業の許可など新たな取り組みを開始」(ソフトバンク株式会社 プレスリリース)
・「複業採用 サイボウズでの仕事を複(副)業とする方を募集します。」(サイボウズ 複業採用エントリーページ)
筆者も副業ライターとして活動している一人です。
「実際に副業をしている会社員はどれくらいいるの?日本の副業事情」でもご紹介したように、実際に副業を行なっている会社員の割合は全体の2割にも満たない程度ですが、今後副業をしたいと考えている人は4割を超えることから、いずれ過半数の人が副業をするようになるでしょう。
しかし、なぜ貴重なプライベートな時間を使ってまで副業をするのでしょうか?それには、副業にはたくさんのメリットがあるからなのです。
目次
副業解禁!会社員は副業をするべきだ
現代の会社員は副業をするべきだと断言できます。これまでは「副業NG」の企業が多く、副業をする場合は事前に会社に申請し、許可をとった上でしなければなりませんでした。また、数年前まで副業と言えば、深夜や早朝にコンビニやスーパーでアルバイトをするなど、本業とは全く関係がないところで雇用される、「ダブルワーク」の形がメインでした。
しかし、現在の副業はダブルワークではなく、本業しながら起業する、フリーランスとして活動する人や、投資を行う人がほとんどです。このような働き方をすることで、労働量に応じた収入ではなく、与えた商品やサービスの対価として収入を得られるので、圧倒的に収入を増やすことができるようになったのです。
副業の最大のメリットは「自分で稼ぐ力が付く」こと
会社員が副業を行うことで得られる最大のメリットは、自分で稼ぐ力が付くことです。
会社員は毎日決まった時間に出社し、与えられた仕事をこなすことで、その労働に対する対価として毎月お給料が支払われます。これは、素晴らしいこと仕組みですが、一方で「会社に行けばお金がもらえる」という錯覚に陥っている会社員が多く存在することも事実です。
しかし、副業ではそういうわけにはいきません。
副業の場合、決まった時間に出社する必要も、決まった仕事もありません。しかも、たくさん働いたからと言って、決まった給料がもらえるわけでもありません。
収入が不安定ということは、言い方を変えれば会社員の倍以上の収入を得ることも可能ということです。そして、0から売り上げを生み出すことは、自信に繋がります。自分で稼ぐ力が付くと、会社に縛られずに生きていくことができるので、自由な人生を選択することができます。
副業のデメリットは本業へ影響が出てしまう可能性があること
一方、副業解禁の流れになっているとはいえ、中小企業のほとんどはまだまだ副業を解禁するには至らないところが多いようです。就業規則に「副業禁止」と書かれている場合、副業を公言してしまえば就業規則違反と見なされてしまう可能性があるので気をつけましょう。
また、副業で順調に稼ぐことができるようになると、楽しくなってしまい本業で居眠りをしてしまったりするなど、支障きたす場合があるので、時間を決めたり、休日に副業を行うようにするなど、働き方には注意しましょう。
会社員が副業をすすめる5つの理由
副業をしたいと考えている人の多くは、お金をもっと稼ぎたいという想いが強いでしょう。筆者も副業をスタートしたきっかけは、お金でした。
しかし、実際に副業を始めてみると、会社員の人こそ副業をするべきだと感じることがたくさんありました。筆者が感じた、会社員に副業をおすすめする5つの理由をご紹介します。
1.本業の業績が傾いた時のためにもう1つ収入の柱を作ることができる
複数から収入を得ることでリスクヘッジを行うことは、今後重要になってくるでしょう。
10~20年前には、公務員や大手一流企業に就職することが良いとされており、そうすれば一生安泰だと言われていました。しかし、現代ではどんな一流企業に入社しても、いつリストラや賃金カットの目に合うかわかりません。
そのような事態になった時、「給料減らされちゃってさ…」と嘆いて節約を頑張るのではなく、副業でしっかり稼いでいれば生活レベルを落とさずに済みます。
会社員というのは、所属する会社の業績によって左右されてしまうのは仕方のないことです。しかし、副業であれば、自分の頑張りや工夫次第で、安定した収入を得ることができます。
2.趣味や好きなことでお金を稼ぐことができる
「好きなことをしてお金を稼ぐ」というのは、ひと昔前に比べて比較的簡単になっていると言えます。そもそも副業は「稼げるから」という気持ちでスタートすると、なかなか続きません。一方で、「好きなことが仕事になった」という気持ちで始めると、長続きするどころか、どんどん収益は伸びていくでしょう。
その代表的な例が、Youtuberです。趣味の車やキャンプ、釣りなどの動画を投稿し反響を呼ぶ事で、お金を稼ぐことができるのです。趣味や興味があることでお金が稼げるのならば、やる気も向上心も絶えず持つことができるので、本業の収入を超えることも可能です。
3.経営者の視点が身につく
2と関連することですが、好きなことをタダしているだけではなかなか副業としてお金を稼ぐことは難しいです。「どうやってマネタイズをしていくか」という考えを持つことが、好きなことでお金を稼ぐためには絶対に必要になります。
そしてそれは、経営者と同じ視点を持つということです。企業の経営者も一緒で「おもしろい」と思えることをお金にしようと考えた結果、ビジネスとして成功しています。
一方で、「儲かるから」という理由では、長く継続して利益を出すことは難しいでしょう。自分が熱中できることを、どのようにしてお金を生み出すようにするのか、そのような考えを身につけられると、会社員としても飛躍的にレベルアップできるでしょう。
4.本業に活かせる知識をつけられる
副業は、本業では使わないことや、知らないことを身につけられるチャンスでもあります。筆者は、副業として某アパレルメーカーでアルバイトをしていたことがありますが、この時に単純作業を素早くこなす方法を学びました。副業で学んだことを単純作業に導入したところ、時間が飛躍的に短縮できたのです。
他にも、自分で副業をする場合は、営業・販売・納品を全て自分で行う必要があります。本業では分業となっている部分の経験をすることで、理解がより深まるでしょう。
5.お金の心配がなくなる
副業をスタートした当初はなかなかお金が稼げないこともあるでしょう。しかし、軌道に乗ってくれば、本業と同等、もしくはそれ以上の金額を副業で稼ぎ出すことも可能です。
本業と合わせて、月収で50万円〜80万円の収入が得られれば、お金についての心配はほぼ無くなると言えます。人生はお金が全てではありませんが、お金がないと豊かな人生を送ることができないことも事実です。
副業でしっかりと収入の柱を得られれば、安心して生活できるようになるでしょう。
副業はメリットがいっぱい!
副業を禁止してきた企業が多い日本ですが、会社員が副業をすることはメリットがたくさんあります。
しかし、副業解禁の流れが加速しているとはいえ、現時点では副業に理解を示している企業や経営者が少ないことも事実です。その点はデメリットでもあるでしょう。だからと言って、副業をしないというのは、最大のデメリットであると言えます。
まずは月に1万円、今より収入を増やすところから始めてみてはいかがでしょうか。
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