フリーランスが売上アップのためにできること【ピアノ教室編】
ピアノを好きな方の中には、フリーランスでピアニストとして活躍している方や、ピアノ教室で生徒を教えている方も多くいらっしゃると思います。
ピアノだけで収入を得るのは、ピアニストとして知名度が高かったり、ピアノ教室がうまく軌道にのっている必要がありますが、現実にはアルバイトをしながら好きなピアノを続けている方も多いのではないのでしょうか。
ピアノ演奏での安定した収入を得るのは、ピアノ演奏がスポット演奏が多いということから難しい場合も多いですね。
今回は、ピアノ演奏の仕事とピアノ教室を両立している方にむけて、ピアノ教室で安定した収入をあげるコツについてお伝えしていきたいと思います。
目次
1.ピアノ演奏の仕事とピアノ教室の両立
フリーランスでピアノ演奏の仕事をしていきたいと思っていても、収入が安定せず、他の仕事のアルバイトやピアノ教室を両立させている方が多くいらっしゃいます。
ピアノ教室は、ピアノが好きな生徒にピアノを教えるというやりがいのある仕事ですし、なによりピアノにかかわることができるので、フリーランスでピアノ演奏をしている方にとっては、収入の補助として良い仕事といえます。収入も、生徒数が安定することで安定してきます。
しかし、ピアノを教える時間がうまく確保できない、ピアノ教室の生徒が集まらないといった理由で、ピアノを教える仕事で収入の補助を得たいと思っていても、ピアノ演奏の仕事以上にうまく収入につながらないといった悩みを持っている方もいます。
ピアノスクールで教えている方もいて、決まったお給料をもらうことで収入が安定する場合もありますが、いろいろな決まりや時間に縛られることなく、自由なスタイルで生徒にピアノを教えたいと思っている方にとっては、自分でピアノ教室を開いたり、ピアノの個人レッスンに出向いたりするスタイルでピアノを教えたいという思いがありますよね。
今回は、ピアノスクールなどに所属することなく個人でピアノを教えていきたい方のために、ピアノ教室をどのようにPRして生徒を増やしていくかの方法をお伝えしたいと思います。
2.生徒にあわせたピアノレッスンスタイルを考える
ピアノ教室では、自分の自宅で個人レッスンをするか、生徒の自宅に出向いて個人レッスンをするか、自宅かピアノスクールなどの教室を借りて複数の生徒に教えるか、といった指導方法があります。
ピアノの場合は、場所とピアノの確保を考えると、個人レッスンスタイルで自宅か生徒の自宅に出向いて個人レッスンをするスタイルが指導しやすいのではないでしょうか。複数の生徒に教えるスタイルは、一度に何人もの生徒を教えることができ効率が良いというメリットもありますが、その分、レッスン単価も低くなりますし、場所やピアノの確保も難しくなります。
どのような生徒に教えるのかは、どのくらいのレベルのピアノレッスンをすることができるのかにもよります。音大受験やプロのピアニストを志望する生徒にピアノを教えようと思うと、ピアニストとしてのある程度の知名度、技術、人脈なども必要になってきますが、こういった生徒は自分に有利な先生のもとで指導を受けたいという希望がありますので、生徒の希望とマッチングすれば広い地域を対象にして生徒を募集することができます。
近所の子供や趣味でピアノを習いたい方にむけてレッスンをしていきたいと思っている場合には、教える技術のハードルは低くなりますが、募集する地域はレッスンをする地域の周辺に限られます。生徒の自宅に出向いて教えるスタイルであれば、行き帰りの時間は拘束されますが募集する地域を広げることができます。
3.ホームページやブログでの募集
ピアノ教室をPRするには、まずホームページやブログがあると募集しやすいので、ぜひ自分のピアノ教室のPRページを作りましょう。
Webを利用した募集には、ホームページ、ブログ、Facebook、Twitter、Youtubeなどいろいろな方法があり、基本となるホームページやブログを作成したら、FacebookやTwitterといったSNSでPR活動を行ったり、YouTubeで動画をアップしていくのも効果的です。
ホームページを作成したらアクセスアップをするために、SNSなどでPRをしていくほかに、SEO対策をしたりリスティング広告を出したりといった方法をとることもできます。
アクセスアップを目指す前に、アクセスが増えた場合に備えて魅力的なホームページを作っていくことがポイントとなります。せっかくアクセスをしてくれた方が興味をもち、連絡をしやすいホームページ構成を目指しましょう。レッスンの様子やピアノについての豆知識などをアップするのも良い方法です。
Webを使ったPRをするときに気を付けなければいけないことは、口コミの効果です。FacebookやTwitterといったSNSは、良い評判が拡散する効果がありますが、悪い評判もあっという間に広がってしまいます。Web上の自分の発言には最新の注意を払い、Web上でコミュニュケーションをとる場合には感情的にならず常に冷静でいることが大切です。
4.チラシ、折り込み広告などの活用
生徒募集する地域が広い場合には、WebでのPRを最大限に生かすのが良いPR方法となりますが、限定された地域で生徒を募集する場合には、地域でのPR活動のほうが有効なこともあります。ただし、チラシや広告を見て、興味を持った方がインターネットで調べることができるように、ホームページを用意しておくことも忘れてはいけません。
地域でのPR活動には、チラシ、新聞の折り込み広告、地域で発行しているフリーペーパーへの掲載、看板などがあります。また、チラシを配る方法として、ポスティング、駅前などでの配布、イベントでの配布、喫茶店やお店などにチラシを置かせてもらうなどの方法があります。
地域でのPRをするときには、無料レッスン体験や割引チケットなどを用意し、気軽にピアノ教室に足をむけてもらえる工夫をすることが大切です。
5.リピーターを増やすコツ
ピアノ教室で安定した収入を得るためには、無料レッスンやスポット的なレッスンだけでなく、継続してレッスンを受ける生徒を集める必要があります。
生徒とのコミュニュケーションだけではなく、子供にピアノを教えるときには子供の親とのコミュニュケーションも大切です。特に子供にピアノを教える場合には、子供は知らない曲を習っていてもすぐに飽きてしまうという傾向もありますので、子供になじみの深い曲をとりいれるなどの工夫も必要です。
練習をするとこんな曲を弾くことができるようになる、といった目標を設定し、次のレッスンが楽しみになるような工夫をすると、生徒の心をつかんでいきやすくなります。
ピアノレッスンの頻度も、自分のスケジュールと生徒の進捗度などを考えて無理のないスケジュールで行うことが大切です。一回につきいくら、というスタイルで教えている場合には、レッスン回数が多ければ多いほど収入がアップしますが、長期的な視点で生徒が通いやすいかどうかを考えると、一週間に一回のレッスンでの月謝方式も良いのではないでしょうか。
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