フリーランスが売上アップのためにできること【語学講師編】

語学の知識や経験を活かして、フリーランスの仕事をしたいと思っている方もいらっしゃると思います。語学を活かせる仕事としては、翻訳、通訳、語学講師などがあります。

今回は、フリーランスで語学講師をしている方、語学講師としてフリーランスで独立したいと思っている方のための、売上アップの方法を考えていきたいと思います。

1.フリーランスで語学講師をするには

語学講師は、スクールに所属して語学を教えているケース、受験用に英語を教えているケース、英会話教室をフリーランスとして開設しているケース、家庭教師として個人宅や喫茶店などで教えているケース、Webのテレビ電話機能を利用して教えているケースなど、さまざまな形態で教えることのできる職種です。語学講師には、フリーランスとして活躍している人も多くなっています。

語学講師は、語学能力のほかにコミュニュケーション能力や教える能力も必要となってきます。英検などの語学関係の資格があると、自分の名刺やプロフィールに入れることができるのでおすすめです。

フリーランスとして語学講師で仕事をしていく場合には、集客、教材やテキストの準備、場所の確保を自分で行わなければなりません。フリーランスとして独立する前に、語学スクールに勤め、カリキュラムの進め方、教え方、集客方法をひととおり学んでから独立すると、独立したときに仕事をしていきやすいですので、語学の知識をつけるだけでなく経験もつけていくことをおすすめします。

フリーランスとして独立してからは、語学講師として生徒に継続して教えてもらいたい、と思ってもらえるような信頼関係が大切になってきます。

2.どのようなスタイルで語学を教えていくのかを明確にする

英語などの語学が苦手で習いたいと思っていたり、海外に行かなければならないから語学を学びたいと思っていたり、趣味や教養として語学を習いたいと思っている方はたくさんいます。

特に、英語力はビジネスにとっても必須のものですし、中国語もビジネスで必要な場面が多くなってきています。うまく集客をすれば、語学講師はじゅうぶんに収入を得ることができる職種といえます。

いろいろな需要のある語学講師ですが、まずは、自分がどのような生徒に何を教えていくのか、どのように教えていくのかを明確にする必要があります。年齢層や性別によって、教え方も変わってきます。まずは、自分が教えたいと思っている生徒の年齢層、職業、教える内容をしっかりイメージしましょう。

教え方には、個別指導、集団指導、対面での指導、テレビ電話機能などを利用した遠隔指導などの種類があります。教え方も、さまざまな教え方に対応できればよいかもしれませんが、まずは自分の得意なスタイルを絞っていくことをおすすめします。

3.フリーランスの語学講師の集客方法

（1）ホームページやブログ

自分の教えるスタイルが決まったら、ホームページやブログでPRしていきましょう。ホームページやブログを作るときには、自分の教えるスタイルにあった構成にすることが大切です。

興味を持ってくれた方がすぐに連絡できるように、連絡先をわかりやすい位置に配置することも大切です。

ホームページにアクセスを集めるには、それなりの知識と技術が必要となります。サーチエンジン上で、検索上位に表示されるための工夫をしSEO対策を考えることも必要です。検索エンジン連動型広告などWeb上に広告を掲載するのもよいと思いますが、費用もかかりますので、費用と効果を考えて検討することをおすすめします。

（2）TwitterやFacebookなどのSNS

SNSでは同じ趣味や共通の話題で人が集まりやすいので、語学に興味を持っているユーザー層に、自分の語学教室をPRできるよいツールといえるでしょう。

評判が拡散されることで、うまく使うことができれば高い集客効果がはかれます。語学に関連した役に立つ情報を発信し続けることができれば、多くの人の興味をひくこともできます。

文字や写真だけでなく、YouTubeなどの動画をツールとして使う方法も注目されてきています。特に語学では、文章だけでは伝えきれない部分を動画によって、わかりやすく視聴者に伝えることができます。

（3）地域情報誌の利用

テレビ電話などの遠隔指導を中心とするのであれば、インターネットを利用した集客方法は効果も高くなります。自分の住んでいる地域を中心として生徒を集めたいのであれば、チラシ、折り込み広告、地域情報誌への広告の掲載も有効な集客ツールとなります。

初回無料チケットや割引チケットなどを利用することで、その地域の語学を習いたいと思っている方に興味をもってもらえる可能性は高くなります。