【Cool Workerなヒトビト】Vol.1 自分の価値を常に高めていく
記念すべき一人目のフリーランサーは、ウェディングの演出・プロデュース、企業ホームページの企画制作やコンサルティングを手がけるフリーランサー、佐崎さんだ。
学生時代の先輩の誘いを足がかりに北海道から上京し、PCコンサル営業やシステム開発、媒体マネジメントの経験を積んだ。その後、前職のブライダル関連の会社を経てフリーランスになる決心をしたのだと語る。
組織にいると制約が多い
ブライダル関連の会社で働いていた時、あるカップルのウェディングの演出を担当する機会があった。
「オリジナルの演出でお客様が本当に喜ぶものをつくりたいと思ってました。だけど、実際は組織が定めた制約の中でしかつくれないということが多くあります。それはオリジナルではないと思いました。」
佐崎さんが今までにないオリジナルのアイデアを周囲に打ち出した時、風当たりは強くなったという。そこで佐崎さんは、むしろその風当たりを「追い風」にして独立を決めた。
休日は息子と遊びます
フリーランスになってから、自由に時間をつくれるようになり、ご家族と過ごせる時間も増えたという佐崎さん。
お子様の授業参観には必ず出席し、休日もお子様と遊ぶ時間が多いとのこと。
「リップスティック(2輪のスケボー)に私も乗れるようになりました。」
ご家族と触れ合う時間を増やすことで、仕事の効率を高めることができるのか、またはその逆で、仕事の効率が良いから自分の時間が増えるのか。
きっとその両方で、佐崎さんのライフスタイルの中の様々な要素が良いシナジーを起こしているように思えた。
自分の価値を常に高めていく
フリーランサーになり、気持ち的にも経済的にも人生の満足度が上がったという。
しかし、一方でフリーランサーならではの不安もある。
「仕事の価値は他者が評価するものです。引き受けた仕事では期待以上の結果を生むよう全力を尽くしています。そうすることで、自分の仕事の価値が高まると思っています。」
良い仕事をして不安を払拭する。フリーランサーにとって、ある程度の不安やプレッシャーは仕事の質を高める起爆剤になり得るのかもしれない。
「自分の価値を常に高めていく」、佐崎さんのこの言葉は世のフリーランサーにとっての金言になることだろう。
こだわりのツール
手帳
色々と試して今の手帳に行き着きました。シンプルなノートとしても機能します。
モンブランのローラーボールペン
新婚旅行の時にイタリアで買いました。父ともお揃いです。
最後に佐崎さんに聞いた。
お気に入りの仕事場は?
「もちろん、Basis Pointです(笑)」
「息子が学校に行く時間に一緒に家を出て、Basis Pointに向かい、一日のリズムをつくっています。」
佐崎さん、どうもありがとうございました!
この記事を書いたのは
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1989年生まれ。フリーのイラストレーター・フォトグラファー。
仕事と遊びの境目を果てしなく曖昧にすることが生涯の目標である。
趣味は歌(ラップ)・映画鑑賞・自然と戯れること。