夜型フリーランスが朝型に戻す方法


夜型フリーランスが朝型に戻す方法

フリーランスは自分の好きな時間に仕事をすることができるために、夜型の人も多いというイメージがあるかもしれません。現実に、納期が迫っていて徹夜で仕事をして、次の日の日中は寝ているといった生活をしている方も多くいます。

 

 

しかし、人間の生活リズム的には、朝に起きて日中に仕事をし、夜は睡眠をとることがのぞましく、仕事をしていく上でも効率的だといわれています。夜型で仕事をしているフリーランスの方にも、やむを得ず夜型になってしまっているけど、朝型になおしたいと思っている方も多くいます。

 

 

今回は、夜型よりも朝型のほうがよい理由や、朝型に戻す方法についてまとめました。フリーランスの生活リズムは乱れることが多いが、効率よく仕事をしていくために、ぜひ朝型の生活リズムを手にいれるようにしましょう。

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1.生活リズムが朝型のほうがよい理由

 

夜型の生活リズムで生活をしている人も多いフリーランスですが、じつは朝型の生活リズムのほうがよいと言われています。たしかに、朝型でも夜型でも、その人にあった生活リズムであればよく、健康上も問題がなければそれでいいともいえるので、どうしても朝型になおさなければならないわけではありません。

 

しかし、朝型になおすとさまざまなメリットがあるので、夜型の人は参考にしてみてください。

 

 

 

(1)人間のバイオリズム

 

人間のバイオリズムとして、なにもなければ人間は自然に朝型の生活になっていくそうです。それは、人間の体温が、日中に高くなり夜は低くなる傾向にあるからです。また太陽に光が自律神経を刺激するので、日中に活動して夜は休むことが人間の本来のバイオリズムにあっているのです。

 

人間の本来のバイオリズムにさからって夜型の生活を続けていると、体温のリズムもずれてきてしまい、自律神経もしっかりと働かなくなってしまう場合があるそうです。

 

健康的にも、朝型の人より夜型の人のほうが問題がある場合が多いそうです。朝型の人のほうが寝つきがよく、夜型の人のほうが寝つきが悪いという統計もあるようです。

 

 

 

(2)社会生活のリズム

 

日本の社会生活は、通常、日中に活動することを想定して動いています。

 

夜型の生活リズムをもち、日中は寝ていたいという人も、どうしても朝や日中に用事ができることもあり、そのような場合には一時的に朝型にしなければなりません。来客や電話連絡なども日中にくることも多く、朝や日中に寝ている場合には途中で起きなければなりません。効率的に休むことができない結果、仕事の効率にも影響してしまうことがあります。

 

夜勤などでやむを得ず朝や日中に睡眠をとる方もいますが、フリーランスで自由に時間を調整できる場合には、できれば朝型の生活リズムで生活をしていきたいものです。

 

 

 

(3)時間を効率よく使う

 

夜型の人より朝型の人のほうが、時間を効率よく使うことができるといわれています。夜型の人は、どうしても夜はゆっくりしてしまい、作業がはかどっているかにみえて実ははかどっていないことも多いのです。朝は血圧もあがり体が目覚める時間ですので、仕事などは午前中が一番はかどるといわれています。

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2.夜型を朝型になおす方法

 

夜型を朝型になおそうと思っても、なかなかうまくいかない場合もあります。そんな場合は次の方法を実践してみてください。

 

 

 

(1)夜は仕事をしない

 

夜、寝る前まで仕事をしていると、目がさえてしまって寝つきが悪くなり、その結果、朝に起きることができず、仕事を日中に終わらせることができず、夜に仕事をしなければならなくなる、という悪循環になってしまいます。

 

夜は仕事をしないと決めて、どうしても日中に仕事を終わらせるようにしましょう。夜の時間をゆっくりすごすことで寝つきもよくなり、朝、早く起きることができるようになります。夜にできなかった仕事は、朝早く起きてすれば、自然と朝型の生活リズムができあがります。

 

 

 

(2)朝食をしっかりとる

 

夜型の人の中には、朝食はとらないという方も多いと思いますが、朝食をしっかりとるようにし、そのかわりに寝る3時間前は夜食を食べないようにします。寝る前に食べると胃腸を休ませることができず、しっかりと睡眠をとることができないからです。

 

朝食をしっかり食べるには、必然的に早起きしなければなりません。朝食をゆっくりとしっかり食べることを目標に早起きをするのもひとつの方法なのです。

 

 

 

(3)午前中に用事をつくる

 

夜型の生活リズムの人でも、午前中に用事がある場合には、早く起きて用事をこなすものです。用事をいれるときには、なるべく午前中にいれるようにします。逆に、夜にはなるべく用事をいれないようにします。

 

午前中に用事を作ることで強制的に早起きを実現させ、朝型の生活リズムを手にいれるというわけです。

 

 

 

(4)スマホやゲームを夜寝る前にしない

 

スマホやゲームを、趣味として夜にゆっくり楽しむのは良いことですが、寝る直前までスマホをいじったりゲームをプレイしてしまうと、目がさえてしまって寝ることができなくなってしまいます。また、あと少しだけという気持ちで、どんどん夜更かしの生活になってしまいます。

 

夜型の生活をしている人の多くが、夜にスマホやゲームをしてしまう、という現状になっています。

 

しっかりと自分の生活をコントロールして、寝る前にはスマホやゲームをしないようにしましょう。

 

 

 

 

3.朝型がよいか夜型がよいのか

 

朝型と夜型では、圧倒的に生活や仕事の効率に差がでます。とくに、できなかった仕事を朝早く起きてこなしたり、読書を朝早く起きてするという方法では、夜よるも朝のほうが集中することができます。

 

夜型の人は、試しに朝早く起きて仕事をしたり読書をしてみてください。1週間でもまずは実践することで、朝と夜の効率の違いを実感するこができますので、自然に朝は早く起きようという気分になることができます。

 

フリーランスは、効率的に仕事をしていくことが収入アップにもつながります。時間の調整ができるフリーランスであるからこそ、ぜひ、朝型の生活を手にいれてましょう。

 

 


この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。