フリーランスのモデルが仕事を増やせずに悩んだら営業方法を見直そう


フリーランスのモデルが仕事を増やせずに悩んだら営業方法を見直そう

営業をしてみても、思うように良い返事がもらえない。そうしたフリーランスのモデルは割合多いようです。

一方で、フリーランスモデルとして仕事を増やし続けていく人もいます。

その違いは何なのか。モデルを被写体に撮影を続けるカメラマンにリサーチした結果、依頼したくなるモデル像が見えてきました。

 

自分では「これで仕事が獲れるはず!」と思っているのにイマイチ成果が出ていない、フリーランスのモデル必見の内容です。

 

 

 

<合わせて読んでほしい:前の記事>

 ≪ 『フリーランスのモデルが押さえておくべきスケジュール管理のポイント
≪≪ 『フリーランスのモデルを目指そう!縛られず自由に自分らしく働こう!

 

 

Instagramを活用していて更新頻度はどうか

 

営業活動の一環で、ブログやSNSを利用しているフリーランスのモデルはたくさんいます。

モデル探しをしているカメラマンや、雑誌・WEBマガジンなどの企画担当者は、ブログサイトよりもSNS、特にInstagramをチェックしています。逆に、ブログサイトはほとんど見ないのだそうです。

 

フリーランスのモデルとして成功していくなら、Instagramの活用は必須。しかも、起用率は毎日更新しているモデルのほうが多いのだとか。

モデルとして頑張りたいと言うわりに、自分にとってイイ(と思える)写真が撮れたときだけ更新しているのでは、モデルの仕事に対する意識が低いと思われても仕方ありません。

 

モデルなら、常にイイ写真が撮れて当たり前。

毎日Instagramを更新できるモデルは、常に見られることへの意識や、すぐに撮影になっても対応できる状態にあると考えられるため、依頼の声がかかりやすいのです。

 

 

 

 

インフルエンサーの要素はあるか

 

仕事が増える要素として、Instagramのフォロワー数も関係しています。フォロワー数が多いモデルは、それだけでインフルエンサーとしての要素があるということ。

どんなモデルを使うかによって影響力や商品などの売上が変わってくるため、その広告塔となるモデルには、インフルエンサーの要素があるかどうかも求められているのです。

 

フォロワー数は、少なくとも5,000人は欲しいところ。自分がフォローしている数のおよそ100倍以上のフォロワー数であることは必須です。

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SNSに投稿されている写真の内容はどうか

 

人気モデルとの違いは、単に外見の可愛さや美しさだけではありません。パリコレに出演するモデルを思い浮かべてみるとわかるように、個性的な顔立ちをしている人も少なくないですよね。

ですが、彼ら彼女らは人を惹きつける魅力に溢れています。

その理由は、モデル自身の容姿の良し悪しではなく、さまざまな魅力を伝えようとする姿勢にあります。

 

人気のあるフリーランスモデルも、そうしたトップモデル同様に、自分を通してアイテムの魅力を伝えることを第一にしているところに共通点があります。

 

 

 

 

1.ファッションセンスはどうか

 

人気モデルが持つファッションセンスは、天性のものだけではありません。

その理由は、個性的なファッションさえスタイリッシュに着こなせるイタリア人のファッションセンスを磨く方法と共通しています。

 

イタリアでは、中学校から私服登校に。そのため、その頃から自分で服を買いに行くのだそうです。

しかもイタリアは、日本のように店内の商品を客が勝手に触れることができません。客の年齢に関係なく、店員が服を選びコーディネイトをするのが当たり前という文化があります。

そのため、自然とファッションセンスが磨かれ、それが普段のコーディネイトでも活かされるようになっているのです。

これが、イタリア人はファッションセンスが抜群といわれる理由です。

 

人気モデルのファッションセンスもこれと同じで、日々着こなしを考えて、ワードローブにある服を組み合わせ、センスを磨くことによって培われたもの。

ですから、一つの服でもさまざまな見せ方ができるようになるのです。

 

商材撮影においてモデルがその商品をどう見せるか、そのスキルの有無やその程度を判断するときに注目するのが、Instagramにアップされている写真なのだそう。

特に、ワードローブを使った日々のファッションファッションポイントをどう見せているかをチェックするというのです。

 

仕事が増えないフリーランスのモデルは、仕事のオフショットを投稿することはあっても、自分のワードローブを使った投稿があまりないのだとか。

これでは、どんなスキルやセンスを持っているかがわからず、仕事を依頼したいとは思えないといいます。

 

 

 

 

2.注目ポイントはどこか

 

Instagramを活用するモデルは多いですが、自分を前面に出した写真ばかりでは、仕事の依頼も増えるはずがありません。

モデルは見られる仕事とはいえ、見せるのは自分ではなく商品の魅力です。自分の存在は、魅力を伝えるツールの一つに過ぎません。

 

それを裏付けるように、人気があるモデルは皆、自分の存在よりも服やアクセサリー、メイク、ヘアを前面に出しています。

たとえば、ヘアスタイルを見せる場合であれば、スタイルのポイントや、そのヘアスタイルが映えるファッションを選ぶ。アクセサリーを見せる場合なら、アクセサリーが映える衣装選びやメイク、ヘアなどへ視線が向くよう意識したセルフィーを投稿しています。

 

ところが、仕事がなかなか獲得できずにいるフリーランスのモデルは、ここを勘違いしている人が多いといいます。売れたい気持ちが強いからか、自分自身を見て欲しいと思うあまりに、商品よりも前面に自分の存在を出しているのだそうです。

アイテムよりも自分の好い表情ばかりを前面に出したセルフィー投稿ばかりでは、商材を見せることに何の意識も払っていないことがわかります。これでは、仕事を依頼しても良い写真が撮れないと判断されても仕方ありません。

 

また、そんな写真ばかりを見せられても見る側はうんざりしますから、フォロワー数が増えないのも頷けます。見る側がどう感じるか。それを意識するのも、モデルの仕事には必要な心構えではないでしょうか。

 

セルフィーを撮るときは必ずテーマを決め、何を見せたいか、どうすれば見る側にアイテムの良さが伝わるのかを考えた写真を投稿するように心がけましょう。

 

 

 

 

3.ポージングの多様さはどうか

 

Instagramにアップしている写真のポーズは、毎回同じものになっていないでしょうか。

基本的なポージングを習得しておくことはもちろんですが、それに加えてアイテムをどう見せるかを意識したポーズを常日頃から考えておく。これも、モデルとしてステージアップするには欠かせない心構えの一つでしょう。

 

人気のあるモデルは、常にそれを考え意識して撮影をしています。それはInstagramでも同じです。

ピアスやリングなど小さいものを見せる場合と、バッグや帽子といった大きなアイテムを見せる場合では、魅力の伝え方が違います。

時には自分の顔が映らない写真のほうが、アイテムそのものの魅力が伝わることもあります。

そういった写真を見ると、起用する側としても「この子はわかっているな」と、声をかけたくなるのだそうです。

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最後に

 

営業が上手くいかないモデルと、仕事が増え続けるモデルの違いについて、実際にモデルの起用から撮影までを行うカメラマンから伺った内容を基にご紹介しました。

 

せっかく良い素材を持っていても、それが活かされていないのはとてももったいない。少しの意識の違い、行動の違いで活躍できる場が大きく広がるのに、と前出のカメラマンは言っていました。

 

ここでご紹介した内容は、どれも難しいことではありません。

ぜひ本稿を参考に、営業を成功させ継続的な仕事獲得に繋げていってくださいね。

 

 

 

 

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この記事を書いたのは

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Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。