フリーランスは引き出しを増やそう!共通の話題はクライアントを掴む

フリーランスとして仕事をしていくうちに、話の合うクライアントと仲良くなることがありますよね。話の合う人と仕事をするのは楽しく、仕事のやる気もアップします。多くの人と仲良くなるには、話の引き出しは多いに越したことはありません。話の引き出しを増やして、共通の話題へとつながるチャンスを広げたいですね。
フリーランスとしての仕事が忙しくて話の引き出しを増やす時間が持てないと思っている方や、どうやって話の引き出しを作っていけばよいのか分からないという方も少なくないのでは?
そこで今回は、話の引き出しの増やし方について、実体験も交えてお伝えしていきます。
話の引き出しが多い人の特徴
フリーランスは営業も自分でしていかなければなりません。営業能力が高いと収入にもつながります。クライアントとの打ち合わせのほかに、同業者や異業種の交流会、友達同士で飲みに行ったときにも営業のチャンスはあります。話の引き出しが多く、どんな場所でも誰とでも仲良くしていける人には、どのような特徴があるのでしょうか。
ついていける話題が多い
やはり「共通の話題」を持っている人は、ほかの人と仲良くしやすいので、話題が多ければ多いほど仲良くなれる可能性が高いといえます。
人の話をよく聞く人が多い
自分ばかり一方的に話す人は、人と仲良くなれる可能性は低いといえます。人の話をよく聞いて、その話に共感することで、お互いの親近感がアップします。話の引き出しが多い人は、自分だけが一方的に話すのではなく人の話もよく聞く人が多いので、会話の中でも話の引き出しを増やしていけるのです。
いろんなことに興味を持っている
話の引き出しが多い人は、いろんなことに興味を持ってチャレンジしていく人が多いようです。普段の生活の中で、いろんなことに興味を持ってアンテナをはっているうちに、自然と話の引き出しも増えていきます。
フリーランスの営業方法で悩んでいる方は
『フリーランスが仕事を増やすために行うべきことは何か考えてみよう!』
が参考になると思いますので読んでみてください。
〔話の引き出しの増やし方1〕知識を吸収する方法
耳で聞いて情報収集する
フリーランスの仕事をしていると忙しくて、なかなか情報収集の時間をとることができないという方もいらっしゃいますよね。そんな方におすすめしたいのが、耳で聞いて情報収集するという方法。
お気に入りの音楽を聞いたり、ラジオでニュースやトーク番組を聞いたりすることで自分の中の引き出しが増えていきます。電車や車での移動時間の長い人は、この方法だと効率的に時間を使うことができます。家で仕事をすることが多い方も、音楽やラジオを常に流しておくようにすれば、休憩時間や集中力の途切れた時間などに、いろいろな情報が耳に入ってきますよ。
ラジオのながら聴きを紹介している記事
『フリーランスにおすすめ!ラジオのながら聴きで日々の情報収集を』
がありますので、あわせて読んでみてください。
本や雑誌、新聞を読む
本を読むことが好きな人は、それだけ話の引き出しを作るチャンスが多いといえます。本を読むことが好きな人は、今まで読んだことのない分野のものにチャレンジしてみるのもよいでしょう。ミステリー小説しか読まないという人は、時代小説や恋愛小説を読むだけで知識も増えますし、いろいろな考え方が身につき話の切り口に幅が出てきます。積極的に話の引き出しを増やすために本を読むのであれば、本屋さんの店頭においてある「今、話題になっている本」の中から本を選ぶのがおすすめです。
雑誌や新聞は、情報の宝庫といえます。話の引き出しを増やすためだけではなく、一通りの時事ニュースを頭に入れておかないと、話題になっているニュースについて話をふられたときに社会人として恥ずかしい思いをすることになってしまいます。最低限、新聞の一面には目を通しておきたいものですね。そのほかにも、新聞のほかの記事や雑誌を熟読することで、どんどん話題の引き出しは増えていきます。
本や雑誌を読むことが遅く読むのが苦手という方は、
『フリーランスは「速読」を覚えて本・新聞などから効率よく情報収集を』
こちらの記事を参考にしてみてください。
読むのが早くなれば、本や雑誌を読むことが楽しくなりますし、時間の節約にもなります。
いろいろな人と話をする
多くの人と話してその人の体験を聞くことは、自分の話の引き出しが増えることにつながります。どんな人でも、その人だけの体験というものを持っていますし、その人がどのように考えたり思ったりしたかを聞くことはとても楽しいものです。普段はゆっくり話をすることのない父母と、たまには時間を作って昔の体験談を興味をもって聞くだけでも、話の引き出しが広がっていきます。
ただし、他の人の個人的な話を人に伝える場合には、その人のプライバシーに気をつけてくださいね。
〔話の引き出しの増やし方2〕会話の中で工夫する方法
相手の言葉を繰り返す
共通の話題を見つけられなくて困った時には、相手の言葉を繰り返して口に出してみるのも良い方法です。たとえば「今日はいいお天気ですね」と言われた場合に、「そうですね、今日はいいお天気ですね」と繰り返します。そこから洗濯物の話題や、天気の良い日に出かけるのにおすすめのスポットなど話題が広がっていくこともあります。
疑問を投げかける
たとえば、人と話をしているときに「今日は、電車できました」と言われたとします。このような場合には、「そうなんですか、いつもは車ですか?」というように疑問形で返してみましょう。会話をしやすくなります。なにげない会話の中の話題を掘り下げて、電車が好きか車が好きかといった話題をふることもできます。
観察する
会話をしていく中で、ある話題についてその人が楽しそうに反応するのか、興味がなさそうなのかを観察することで、興味がありそうな話題を探ってその話に持っていくことができます。また、その人を観察することで、服装に興味があるのかないのか、持ち物にこだわりのある人なのかどうか、といったこともわかります。
話の引き出しが多いことで得をした実体験
太極拳を習っていたAさんの場合
普段から健康のために太極拳をならっていたフリーランスのAさんは、あるときクライアントの打ち合わせで中国の時事問題についての話題になったそうです。そのクライアントは普段から、サプリメントなどの健康関連の話題をすることが多い人でした。中国の話題にちなんで「そういえば、太極拳も中国ですよね。私は、太極拳を習っているんですよ。」と言ったら、そのクライアントは太極拳を習いたいと思って検討していたところで、話題が盛り上がったそうです。
ライブ好きのBさんの場合
Bさんは、小さなライブハウスのライブに行って、これから売れるかもしれないミュージシャンを応援するのが好きでした。そんなBさんが異業種交流会に出かけたとき、隣の席に座った人が同じようにライブ好きの人だったそうです。おすすめのバンドやミュージシャンの話になり、意気投合して2人で出かけるようになったそうです。お互いの知り合いを紹介しあうことで、仕事も増えたそうです。
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