【Cool Workerなヒトビト】Vol.11 生きるを伝える

2016/09/29

【Cool Workerなヒトビト】Vol.11 生きるを伝える

今回は、Vol.8で取材させていただいた飯沢さんからのご紹介、Lifepower料理研究家として、食のコンサルタント・レシピ監修等を手がけるSachiさんにお話を伺った。

 

 

ミスユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんとトークショーを行ったり、原千晶さん主催のがん患者向け料理教室を開催したり、更にはテレビ東京の「生きるを伝える」という番組への出演の経験があるSachiさんは、食と健康に関するプロフェッショナルだ。

 

 

そんな華々しい活躍を芯から支えるのは、ご自身が病を乗り越えた経験から生み出された生きる知恵だった。

 

【Cool Workerなヒトビト】Vol.11生きるを伝える-1_r

 

 

経験から学び発信する

Sachiさんは教育事業でのご活躍中の2010年に子宮頸がんになったが、手術をする選択をせず食事療法等を行いわずか一年でがんを克服したというご経験がある。周囲の方の支えもあり、最高の選択で克服できたと話す。その時、自分の使命を悟ったと言う。

 

 

 

「自分が手術しないでがんを克服して証明することで、同じように病気になった方に少しでも勇気を与えられるのではないか、何かメッセージできるのではないかと考えました。同時にそれが自分の使命だと闘病時の時から思い、がんと共存してきました。」

 

 

 

がん患者の「選ぶ力をつけること」「選択肢を増やすこと」をただ発信したいということが明確にあったSachiさんにとって、フリーランサーは最適の方法だった。

 

 

 

ご自身の経験を軸にフリーランサーとして自分だけにしかできない仕事をされているSachiさんは現代を生きる女性にとって特別なアイコンだ。料理教室やイベントの企画を通して健やかな生き方を提案する伝導者として、またそれを実践する1人の人間として共感する方は多い。

 

 

 

 

自分という人間をさらけ出す

フリーランスになって良かった点は、何と言っても自分のしたい事を同じ価値観を持っている方とできることだと話す。フリーランスは時に収入が不安定な面があるが、Sachiさんを見ていると、それは些細なことだと気付かされる。

 

 

 

仕事に注ぐ情熱は勘定できるものではないし、その分だけ人の心を動かすことができるのだ。そんな第三者の生き方に直接コミットする仕事だからこそ、仕事で心掛けていることがあると言う。

 

 

 

「どんなに小さい仕事でも、場所を借りるというだけにしても、自分の軸の部分や思いは初めにちゃんとお伝えしています。私自身を理解してくださり、お互い目指す方向が一緒の方とお仕事をしたいと思っています。プライベートでも、仕事でも「Sachi」という人間をさらけ出していますね。」

 

 

 

Sachiさんのお話は不透明な部分が全くない。どんな人でも自分の身を案じる余り本音を隠してしまうことがあるが、それは逆に自分の首を締めてしまうことになる。今は共感の時代と呼ばれているほど個人の情報発信が繋がりを生む時代でもある。

 

 

 

Sachiさんのように本音で仕事をするということは今後更に求められてくるだろうし、身心共に健やかに生きる秘訣だろう。

 

【Cool Workerなヒトビト】Vol.11生きるを伝える-2_r

 

これからも土台は健康

食に関するイベントやパーティーは基本的にご自身が主催して、集客し開催している。またコンサルタントやレシピ監修などのお仕事は、営業はしておらずSachiさんを応援する方のご縁で頂いているという。今年になってからは企業とも提携する機会が増えていると言う。

 

 

 

「多くの方に健康の大切さを知ってもらうために個人では限界があります。今後は自身のベジの商品開発・企業への食育活動・学校や病院のベジメニューの監修・本の出版等を考えています。」

 

 

 

仕事の規模が大きくなっていくことは、いい仕事をしている一番の証拠だ。それに加えてベースにあるのはあくまで「健康」。休日は自然浴などをすることで自分の健康を維持し、いい仕事ができるという好循環をつくっているように思えた。何かうまくいかない時は「自分の心と体を労わる」という本来当然のことに立ち返ってみるといい、と教えてくれたようだった。

 

 

 

 

最後にSachiさんに聞いた。お気に入りの仕事場は?

 

 

 

 

「もちろん、Basis Point です(笑)」

 

 

【Cool-Workerなヒトビト】Vol.11生きるを伝える-3_r

 

 

Sachiさん、どうもありがとうございました!

 

 

 

ライター
Taro
Taro
1989年生まれ。フリーのイラストレーター・フォトグラファー。 仕事と遊びの境目を果てしなく曖昧にすることが生涯の目標である。 趣味は歌(ラップ)・映画鑑賞・自然と戯れること。