
服や小物が好きで自作したり購入し、個人でインターネット通販で販売しているフリーランスの方もいます。
服や小物の通販の集客方法で成功しやすいのは、インターネット上でのPRを上手に利用した集客戦略です。
個人で服や小物のネット販売をしている場合、どのようにしたら販売促進につながり売上げを伸ばしていくことができるのか、ポイントをまとめました。
1.服や小物を売るネットショップの特徴
服や小物を売っているネットショップは数も多く、激安ショップやオークションサイトなど安い製品も多く出回っているため、競争が激しいといえます。
その中で順調に売上げをのばしているネットショップの特徴は、インターネットでのPRを上手に利用してリピーターが多くついていることといえるでしょう。
どのようにしたら、インターネットで上手にPRしていくことができ、売上げにつなげていくことができるのでしょうか。
2.自分のネットショップのコンセプトを大切にする
インターネット上で自分のネットショップを上手にPRしてくためには、まずは自店で取り扱っている商品である服や小物の特徴をしっかりと把握していることが大切です。
たとえば、
・安さが特徴なのか
・品質の良さが特徴なのか
・商品の種類が豊富なことが特徴なのか
といった、自店のコンセプトによってPR方法も変わってきます。
商品を仕入れて売るのではなく、自分で服や小物を作って売っていくという方法もあります。自分のイメージにあった作品を売っていくことができるので、大量に売ることはできませんが高い単価で売ることができ、成功している人もいます。
また、どのような層をターゲットにしているかによってもPR方法が変わってきます。
・若い人向けなのか
・年配向けなのか
・マタニティ・子供服を売っていきたいのか
・紳士服を売っていきたいのか
といったどの顧客層に向けて服や小物を販売していくのか、顧客層のターゲットを絞っていくことも必要です。
自店で取り扱っている商品の種類についても、
・服だけなのか
・小物だけなのか
・特定の雰囲気にあった服・アクセサリー・小物といったいろいろなものがあるのか
なども大切になります。
自分のネットショップでどのような商品を売っていきたいのかのコンセプトを明確にすることで、PRの方法、ホームページなどのデザインも変わってきますので、まずは自店の商品の特徴を分析しましょう。たくさんあるネットショップで他の人と差をつけるには、こんな商品が欲しいときにはこのお店、といったようにターゲットを絞ることが大切になります。
もし、明確なコンセプトなしにネットショップをはじめている場合には、まずはコンセプト作りからはじめるとよいでしょう。
3.ネットショップと実店舗の違い
フリーランスで服や小物を売っていきたいと思ったとき、店舗運営を考える方もいると思います。ネットショップと実店舗との違いについて考えてみましょう。
(1)開店するまで
実店舗を持つ場合、店舗の準備、スタッフの確保など最初に多くのお金がかかるのでリスクが伴います。
ネットショップの場合は、店舗となるホームページの作成が実店舗と比べて低価格ででき、スタッフも必須ではないため、初期費用を抑えることができます。商品を保管する場所がない場合は、安いレンタル倉庫を借りるなどで対応できると思います。フリーランスが比較的簡単にはじめやすいのではないでしょうか。
(2)お客様とのコミュニケーション
ネットショップと実店舗では、お客様と対面のコミュニュケーションができるかどうかが大きく違います。
実店舗ではお客様の顔をみながら商品をおすすめできますが、ネットショップではインターネット上に掲載されている情報のみでお客様が商品を選ぶことになります。
したがって、ネットショップではいかにインターネット上で上手にPRしていくことができるかどうかがポイントになるのです。
4.服や小物のネットショップのインターネット上でのPR方法
服や小物のネットショップがインターネットでのPRを成功させるには、いくつかのコツがありますのでご紹介します。
(1)商品の掲載方法を工夫する
まず、PRをするときに気をつけることは、商品掲載の方法です。たとえば、同じ服でも商品掲載方法によって売上げが伸びるかどうかが大きく変わるのです。
売上げをアップできる商品掲載の仕方は、写真の撮り方やモデルを工夫していきます。ただ商品の写真を撮影して掲載するのではなく、商品の雰囲気にあったモデルが服や小物を身につけている様子を掲載すると、人気が高くなる傾向にあります。商品がより魅力的に紹介できるように写真の撮り方にはこだわっていきたいですね。
お客様は、インターネット上に掲載されている情報のみで商品を買うかどうか決めることになりますので、掲載されている商品がどのようなものなのかがお客様に分かるように、サイズや素材をきちんと表記しておくことも忘れないようにしましょう。
(2)購入者特典の割引サービスを実施
さらに、自店を訪れて商品を購入してくれたお客様には、次回の割引クーポンを発行するなどの割引サービスをしてみましょう。次もこのネットショップで買おうと思ってくれるお客様が増え、売上げアップにつながっていきます。
5.人気ネットショップになるには、インターネット上でのコミュニュケーションが大切
服や小物のネットショップは、開店しても、それだけではなかなかPRにつながっていきません。
インターネット上でPRしていくときに利用したいものが、インターネットを利用したコミュニュケーションです。あまりお金をかけずに気軽に利用できるものとして、FacebookやTwitterといったSNSがあります。SNSではユーザー同士でコミュニュケーションをとることができ、ユーザーグループが作られています。自店のコンセプトにあったユーザーグループに入ることができれば、口コミで評判が広がっていく可能性があります。
またネットショップに訪問してくださったお客様からのお問合せや掲示板を利用して、お客様とコミュニュケーションをとることもできます。お客様への対応がよければネットショップの印象もよくなり、自然と商品の印象もよくなっていくと思います。この人が販売しているもの、おすすめのものであれば間違いない、といった心理も働くので、お客様の商品購買意欲が高くなります。
6.まとめ
服や小物のネットショップは、たくさんの数があります。商品の安さで勝負する方法もありますが、フリーランスが個人で売っていこうとすると、たくさんの商品を扱うのは大変です。この場合には、たくさんの商品を置く場所を確保したり安い仕入れルートを見つけることが大切になってきます。
フリーランスが個人で服や小物のネットショップを開くときにおすすめなのが、自分のセンスを生かした商品をセレクトまたは自作し、少ない数の商品でもリピーターをつかんでいくことです。この方法で人気がでて売り切れ続出のネットショップも多くあります。このようになったら、スタッフを増やすなどして徐々にショップの規模を大きくしていけば、フリーランスが個人で開いたネットショップが大成功していくのも夢ではありません。
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