フリーランスが苦手な分野を克服する方法

    フリーランスが苦手な分野を克服する方法

    フリーランスの方の苦手は、大別すると以下に属するものが多いように思います。

    1.営業に関する苦手
    2.人間関係の苦手
    3.仕事内容に関する苦手
    4.自己管理

    これらを細分化していって、それぞれに考えられる克服方法を考えていきたいと思います。また、場合によっては克服せずに他の方法を使うことも考えられますので、それも合わせてご提案いたします。

    1.営業に関する苦手

    (1)営業の話を切り出すのが苦手

    うまく営業の話を切り出す方法はあると思いますが、そういった話をするのが苦手な人もいると思います。そのような方は、仕事をもらうということはいったん忘れて、

    「何かお困りごとはありませんか」
    「○○について、うまくいっておりますでしょうか」

    など、質問で相手の状況を聞き出すことを切り口にしてみましょう。

    営業に繋がらない場合は、元々需要がなかったと思えばいいですし、本当に需要があれば「私にお手伝いさせて頂けませんでしょうか」というように自然に仕事の流れになっていきます。

    (2)自己アピールが苦手

    SNSや名刺、自己紹介など、自分をうまくアピールするのが苦手な人もいると思います。職種によっては、特に何もしなくてもうまくいく場合もありますが、フリーランスの入り口に立っているときは、最低限は必要になることが多いです。

    そんな時は、実績と現況だけを伝えてみてはどうでしょうか。

    「○○ができます」ではなく、

    「○○をしてきました」「今、○○をやっています」

    というのであれば、客観的に話しやすいと思います。その時は失敗談なども交えて話すと、親近感が湧くこともあります。

    (3)別視点:営業は任せた!

    営業全般が苦手な場合は、エージェントに任せたり、クラウドソーシングを使ったりしてみましょう。

    直接受注よりも手取りが減ることもありますが、自分で営業しても時間に応じたコストがかかっていますし、割り切ってしまえば職種によっては全く営業せずに済みます。

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    2.人間関係の苦手

    人間関係が嫌でフリーランスになったのに。。。フリーランスになると、自分で営業から入金管理、アフターフォローまで、会社員とは異なる人間関係が出てきます。

    (1)取引先の担当者が代わって苦手な人に

    企業と取引をしていると、担当者が代わることはよくあります。そんなときに苦手な人(横柄な人、事情が分からないまま無茶振りしてくる人など)が担当者になることもあります。その取引先の重要性にもよりますが、対処の方法はいくつか考えられます。

    前の担当者と懇意にしていた場合、相談してみる

    懇意の程度にもよりますが、行き違いからの苦手で会った場合、先方の中でうまく調整してくれることもあります。ただし、個人の批判にならないように相談の仕方には気を付けましょう。(先方にとっては社内の同僚です。)

    他の窓口は無いか考えてみる

    慣例で担当者がその役職の人になっていた場合、その人の部下など担当窓口を代えられる余地があります。いきなりは難しいですが、関連する人が他にもいる場合は、その人と接点を増やすなどして徐々に移行していくことも考えられます。

    直接伝える

    最終的に取引先が無くなることも考えられますが、耐えられないと思う場合は、直接「○○されると困ります。ご配慮願えませんか」と伝えましょう。この時に「前の担当者は○○だったので」と比較することは避けましょう。先方の人間関係にもよりますが、大抵の人は比べられて注文をつけられるといい気はしません。

    (2)電話が苦手

    私の周りにも結構多いです。特に人間関係ができる前の段階ですが、直接会って話すのもメールも大丈夫だけど、電話は苦手に感じる人。

    直接会う場合は相手の顔が分かりますし、メールは見直しできます。でも、電話は先方の顔色が分からないし、短い沈黙があると困ってしまうというような場合です。

    対面したときは雑談も交えしっかり会話して、あとはメールを使いましょう。ベンチャー企業を中心に、メールのやり取りの方が、仕事を中断されずに済むため、効率的と考えている人が多くなってきています。メールだと少し固めの文章が自然ですので、距離感を意識しすぎることも少ないと思います。

    ただし、年配の方は嫌がる傾向にありますので要注意です。

    (3)同僚がいなくて孤独を感じる

    「孤独ではない、孤高なのだ」と思える人は少ないと思います。苦手というか、フリーランスの根本的な悩みかと思います。

    友達でも誰でもいいので、連絡してみましょう。少し話すだけでも、今まで感じたことのない満足感が得られます。大げさに言うと、砂漠で飲むコップ一杯の水です。私は、大学時代の友達何人かに一斉にメールを打ち、返信があった順に電話しました。

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    3.仕事内容に関する苦手

    (1)苦手な分野の仕事を依頼されたとき

    例えば、文系ライターでも、医療関係や機械関係など理系分野の執筆を依頼されることがあります。

    私の場合、思い切り時間を使おうと決めて、割り切って対処しています。効率は完全に無視して、次に繋がる勉強だと言い聞かせ、ひたすらネットサーフィンして調べます。その内に何となく分かってくると、満足感があります。

    「苦手=食わず嫌い」ということもありますから、よく咀嚼して食べてみるというのも一つの手です。

    (2)自分の哲学に反する仕事

    ちょっと大げさですが、自分の信条にそぐわない仕事を依頼されることがあります。例えば、ソーシャルゲームで子供が課金することについて問題があると思っているプログラマーが、課金アプリに関する仕事を依頼されるなどです。

    後引くことなく割り切って仕事ができれば、それが一番うまい対処法ですので、まずは見方を変えるなどして自分自身を説得してみましょう。

    それでも納得がいかないときは、失礼の無いよう余計なことは言わず断ってもいいかと思います。中途半端な仕事をして、先方に迷惑をかけることは避けましょう。フリーランスとして仕事を続ける上でも、それが悪い評価となり、後に響くことも考えられます。

    4.自己管理

    朝が苦手、スケジュール管理が苦手、ペースを保つのが苦手、仕事とプライベートを分けるのが苦手。これらは会社員であれば、強制されることで表面化されにくい苦手事項です。

    一番良い解決方法は、自宅ではない仕事場を決めることかと思います。実際に私も自宅以外で仕事することで、これらの内大部分は解消されました。カフェ、コワーキングスペース、取引先に間借りなどが考えられますが、後者になればなるほど管理の強制力は強まると考えられますので、自分の状況にあった仕事場を選びましょう。

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    まとめ

    上記に挙げた苦手は、私の主観部分が大きいので、皆様に当てはまらないかもしれません。ただ、間口は広い方が仕事を選べます。自分にとっては苦手でも、他にその仕事をやっている人がいるのであれば、参考にしてできる限りは克服していきたいものです。


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    この記事を書いたのは

    Cool Workers運営部
    Cool Workers運営部ライター
    フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。