メンタルヘルス研修とは?目的・メリットとおすすめ研修企業5選をご紹介

近年、企業におけるメンタルヘルス対策はますます重要視されています。
多くの企業がメンタルヘルス研修を導入し、従業員の心の健康を守るための取り組みを進めています。
本記事では、メンタルヘルス研修の基本的な概念から、その目的、メリット、効果的な実施方法まで、幅広く解説します。
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メンタルヘルスとは

メンタルヘルスとは「心の健康」のことを指します。
厚生労働省ではメンタルヘルスを「精神面における健康のこと」と定義しています(e-ヘルスネット)。
メンタルヘルスは精神疾患を患っている人だけの問題ではなく、すべての人にとって生き生きとした生活を送るために欠かせない要素です。
「メンタルヘルスの不調」については、厚生労働省の指針では以下のように定義されています。
精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性のある精神的および行動上の問題を幅広く含むもの
メンタルヘルスの不調にはさまざまな種類があります。
主なものとして以下が挙げられます。
メンタルヘルスの不調の例 | 主な症状 |
うつ病 | 持続的な憂鬱感、無気力、興味の喪失など |
不安障害 | 過度な不安、恐怖、パニック発作、社交不安など |
双極性障害 | 気分が極端に変動することが特徴。高揚期と抑うつ期が交互に現れる |
睡眠障害 | 睡眠の問題が持続的に続くこと |
適応障害 | 特定のストレスや変化に適応しようとする際に現れる症状。一般的に短期間に発生し、外部のストレス要因に関連して現れる |
近年、これらのメンタルヘルスの問題により休職したり退職を余儀なくされる従業員が増加しており、社会問題化しています。
企業としても、従業員のメンタルヘルス対策は避けて通れない重要な経営課題となっています。
特にビジネスにおけるメンタルヘルスとは、従業員の心理的健康を維持・向上させ、働きやすい環境を整えること言うことができます。
単なる福利厚生ではなく「健康経営」として投資的視点で捉えられ、ストレスチェックの義務化など法的要請も高まっています。
BasisPoint Academyのメンタルヘルス研修は、社員一人ひとりが自らのストレスサインに気付き、適切に対処するスキルを身につける、あらゆる職種・階層の方に有用な実践的なカリキュラムです。
形だけではなく、社員の意識を変え、職場改善に効く研修をお探しの方はぜひご検討ください。
メンタルヘルス研修の目的

メンタルヘルス研修を実施する主な目的は以下の2点にまとめられます。
メンタルヘルスについての正しい知識を社内全体で身につける
- 従業員一人ひとりがストレスやメンタルヘルスについて理解を深める
- 自分自身だけでなく、同僚や部下のメンタルヘルス不調にも気づけるようになる
職場でメンタルヘルスの不調を起こさない仕組み作りを講じる
- 従業員が自身のストレスに適切に対処できるようにする
- マネージャー層が部下のメンタルヘルス不調に早く気づける環境をつくる
- ストレスを感じにくい職場環境について学び、実践する
つまり、メンタルヘルス研修は単なる知識習得の場ではなく、「自分自身を含めて同僚や部下がメンタルヘルス疾患にならないケアと対策を講じること」を目的としています。
企業全体でメンタルヘルスに対する共通認識を持つことで、心身ともに健康で働ける職場環境づくりを目指します。
メンタルヘルス研修を実施するメリット

メンタルヘルス研修を実施することで、企業には以下のような具体的なメリットがあります。
1. 生産性の向上
メンタルヘルス研修を通じて従業員がストレスに対する正しい知識を身につけ、適切に対処できるようになると、モチベーションの高い組織へと変化していきます。
その結果、生産性が向上し、さらに仕事へのやる気が高まるという好循環が生まれます。
この好循環を継続することで、持続的に生産性の高い組織づくりが可能になります。
2. メンタル不調の早期発見
メンタルヘルス研修によってセルフケアやラインケアの視点を身につけることで、自分自身や周囲の従業員のメンタル不調を早期に発見することができるようになります。
メンタル不調は早期に対応するほど回復も早いため、早期発見・早期ケアの環境を整えることは非常に重要です。
3. 離職率の低下
モチベーションの高い組織づくりとメンタル不調の早期発見により、離職率の低下も期待できます。
離職率の低下は人材不足の解消につながり、より働きやすい環境の構築が可能になります。
このように、メンタルヘルス研修は単なる従業員支援だけでなく、企業の経営面においても大きなメリットをもたらします。
戦略的に健康増進に取り組み企業価値の向上を目指す「健康経営」は、「日本再興戦略」の中にも取り上げられる国策の1つであり、健康経営を実践している上場企業は「健康経営銘柄」として注目を集めることができます。
社員のメンタルダウンを防止して生き生きと働いてもらいたい、その上で企業価値を高めていきたいとお考えの企業様は、ぜひBasisPoint Academyのメンタルヘルス研修をご活用ください。
メンタルヘルス研修の種類

メンタルヘルス研修には主に以下の2種類があります。
対象者によって内容や重点ポイントが異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
1. セルフケア研修
セルフケア研修は、従業員自身がストレスやメンタルヘルスについて理解を深め、自分のメンタルヘルスの不調に気づいて適切に対処するための研修です。
主な内容としては、以下が含まれます。
- ストレスの正体とメカニズムについての基礎知識
- ストレスのリスクと自己管理の方法
- 自分のストレス状態を把握するための方法
- ストレスへの効果的な対処法
- 相談窓口の利用方法
従業員が自らのメンタルヘルスを維持・向上させるための基礎となる研修です。
2. ラインケア研修
ラインケア研修は、管理職や上司が部下のメンタルヘルス不調に気づき、適切に対応するための研修です。
主な内容としては、以下が含まれます。
- 部下の異変に気づくためのサインと観察ポイント
- メンタル不調者への適切な声かけや対応方法
- 相談窓口や専門家へのつなぎ方
- 職場環境の改善方法
- メンタル不調者の職場復帰支援
管理職がこれらのスキルを身につけることで、チーム全体のメンタルヘルスをサポートする体制を構築することができます。
BasisPoint Academyのメンタルヘルス研修の基本カリキュラムは「セルフケア」に重点を置いたカリキュラムで、新入社員から管理職まであらゆるポジションの方に有用な内容です。
マネージャー、管理職向けのラインケアを重視した内容へのカスタマイズなども可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。
メンタルヘルス研修の主なテーマ

メンタルヘルス研修でよく扱われるテーマには以下のようなものがあります。
1. ストレスとは何か
メンタルヘルス研修の基礎となる部分です。
ストレスの定義や種類、メンタル関連の疾患についての知識を習得します。
また、ストレスがもたらすリスクや自己管理の方法などについても学びます。
このテーマでは、「ストレスとは何か」「人はどのようなときにストレスを感じるのか」という基本から始まり、ストレスのメカニズムを理解することで、適切な対処法につなげていきます。
2. 部下の不調に気づく方法
管理職向けのテーマで、部下や同僚の不調を発見する方法について学びます。
ストレスを抱えている人が示すサインや行動の変化などに気づくスキルを身につけます。
具体的には、以下のような変化に注目することが重要です。
- 遅刻や欠勤が増える
- 表情が暗くなる
- ミスが増える
- コミュニケーションが減る
- 集中力が低下する
早期発見をすることで、状態が悪化する前に適切な対応が可能になります。
3. ストレス管理とストレスへの対処法
ストレスへの理解とともに、具体的な対処法を学ぶテーマです。
座学だけでなく、グループワークやロールプレイングなどのワークショップを取り入れることで、より実践的な理解を深めます。
また、社内外の相談窓口の利用方法を周知することも重要なポイントです。
4. メンタルタフネスの向上
メンタルタフネスとは、困難に直面してもマイナスの感情に振り回されず、前向きに対処できる能力のことです。
このテーマでは、メンタルタフネスの高い人の特徴や行動を学び、自身のメンタルタフネスを向上させる方法を探求します。
具体的なアプローチとしては、以下のようなものがあります。
- 積極的なマインドセットの形成
- 柔軟性と適応力の向上
- 自己管理能力の強化
- 強みの活用方法
5. マインドフルネスの基礎と習得方法
マインドフルネスとは、「現在の自分に意識をおき、今この瞬間に集中する」ことです。
過去や未来への思考に囚われず、余計な雑念を払拭し、今やるべきことに集中する思考法を学びます。
マインドフルネスの実践方法としては、以下のようなものがあります。
- 深呼吸法
- 瞑想
- 五感に意識を向ける練習
- 感謝の気持ちを持つ習慣
6. 再発しない仕組み作り
どのような職場環境であれば、ストレスを感じにくいかについて学ぶテーマです。
学んだ内容を活かして職場環境の改善を図ります。
このテーマでは、物理的な環境(オフィス環境、照明、騒音など)と心理的な環境(人間関係、コミュニケーション、業務量、裁量権など)の両面から検討します。
メンタルヘルス研修のプログラム例

メンタルヘルス研修は対象者に応じて内容をカスタマイズすることが効果的です。
ここでは、一般社員向けと管理職向けのプログラム例を紹介します。
一般社員向けプログラム例
プログラム | 主な内容 |
メンタルヘルスの重要性の強調 | メンタルヘルスの重要性を伝え、偏見を減少させるための情報提供 |
メンタルヘルスの兆候と症状の理解 | うつ病、不安、ストレスなどの一般的なメンタルヘルスの症状の説明 |
ストレス管理スキルの提供 | リラクゼーションテクニック、時間管理、ワークライフバランスの確立など |
コミュニケーションスキルの向上 | 効果的なコミュニケーション方法、感情やストレスの適切な共有方法 |
自己ケアの重要性 | 運動、栄養、睡眠、趣味などの自己ケアの実践方法 |
リソースとサポートへのアクセス | メンタルヘルスリソース、カウンセリング、ヘルプラインなどの案内 |
実践的な演習とケーススタディ | 実生活のシナリオを使用したグループディスカッションやロールプレイ |
管理職向けプログラム例
プログラム | 主な内容 |
メンタルヘルスリーダーシップの重要性 | 管理職のメンタルヘルスサポート役割に関する意識向上 |
メンタルヘルス問題の早期識別 | メンタル不調のサインや症状の早期発見と適切な対応方法 |
コミュニケーションスキルの向上 | 部下との効果的なコミュニケーション方法、1on1の実施方法 |
ストレス管理と職場文化 | ストレス要因の特定と軽減策、支持的な職場文化の構築戦略 |
メンタルヘルスに対する感受性 | 部下のメンタルヘルス問題への理解と適切なサポート方法 |
メンタルヘルスリソースの提供 | 利用可能なサポートリソースとその活用方法の案内 |
カウンセリングとリファラルの提供 | 専門のメンタルヘルス支援への適切なつなぎ方 |
自己ケアの重要性 | 管理職自身のメンタルヘルスケアの重要性と実践方法 |
これらのプログラムは、研修目的や参加者のニーズに合わせてカスタマイズすることが重要です。
また、定期的に内容を見直し、最新の知見や参加者からのフィードバックを反映させることで、より効果的な研修となります。
メンタルヘルス研修を効果的に進めるポイント

メンタルヘルス研修をより効果的に実施するためのポイントを解説します。
1. メンタルヘルス対策に関する方針の表明
経営者がメンタルヘルス対策に関する思いや自社における目標を明確に発信することが重要です。
メンタルヘルス対策の必要性や期待する効果、従業員のメンタルヘルスに対する考え方などを、自分の言葉で従業員に伝えましょう。
また、今後どのような対策を講じていくのかについても明確に説明します。
この発信は一度だけでなく、繰り返し行うことで企業風土として定着させることが大切です。
こうした取り組みは、従業員満足度の向上にもつながり、「従業員を大切にする会社」という認識を強めることにもなります。
2. メンタルヘルス対策に関する計画の策定・見直し
メンタルヘルス対策は、最終的な目標だけでなく、階層別に何を理解してほしいのか、どう行動してほしいのかを定義し、計画を立てることが重要です。
例えば、同じセルフケアの対象でも、新入社員と入社数年の従業員では異なるアプローチが必要です。
新入社員には自分自身のストレスとその発散方法に焦点を当て、経験者には自分のストレス対処だけでなく、不調者への接し方なども学ぶ必要があります。
計画を立てて研修を実施した後は、理解度や浸透度を測定し、改善点を見つけて内容を見直すというサイクルを繰り返すことが大切です。
3. 外部資源の活用
メンタルヘルス研修のすべてを自社で行う必要はありません。
外部の研修機関を利用することで、研修コンテンツの作成などの手間を軽減できます。
また、すでにパッケージ化された研修コンテンツを活用することで、漏れのない充実した研修を実施することができます。
自社内で研修講師を育成する負担と比較して、外部研修会社の利用を検討するとよいでしょう。
4. 関係者への理解・協力の呼びかけ
メンタルヘルス研修は人事部門が主導することが一般的ですが、人事部門だけでは浸透に時間がかかります。
各部門の管理者に協力を呼びかけ、日常業務の中でも声かけや呼びかけをしてもらうことで、メンタルヘルス対策の浸透を図りましょう。
定期的な会議で、メンタル不調を訴えている従業員や、遅刻・欠勤が増えている従業員がいないかを確認するなど、早期発見につなげる取り組みも有効です。
メンタルヘルス研修実施の注意点

メンタルヘルス研修を実施する際には、以下の点に注意が必要です。
1. 個人情報の取り扱い
メンタルヘルスに関する情報は極めてセンシティブな個人情報です。
研修中に共有される個人的な体験や状況について、適切な守秘義務と情報管理を行うことが不可欠です。
情報の漏洩や不適切な使用を防ぐため、適切なセキュリティ対策や個人情報保護方針を確立しましょう。
2. 受講者の中にメンタル不調者がいる可能性
研修受講者の中に、すでにメンタル不調を抱えている人がいる可能性があります。
研修内容によっては、そうした人々にとって精神的な負担となる場合もあるため、適切なケアやサポート体制を整え、不調のサインを見逃さないよう注意することが大切です。
必要に応じて、個別のフォローアップや専門家への相談を促す体制を整えておくことも重要です。
厚生労働省のマニュアルと教育資料

厚生労働省は、メンタルヘルス対策に関する様々なマニュアルや教育資料を提供しています。
これらを活用することで、効果的なメンタルヘルス研修を実施することができます。
主なマニュアル
平成23年度厚生労働科学研究費労働安全総合研究事業により、以下の3つのマニュアルが公開されています。
労働者個人向けストレス対策(セルフケア)のマニュアル
個人向けストレス対策(セルフケア)をテーマとした研修の実施に役立つ
管理監督者向けメンタルヘルス研修マニュアル
「不調者の早期発見・早期対応」をテーマとした研修の実施に役立つ
これらのマニュアルには、階層に合わせたメンタルヘルス研修の観点や留意点が記載されており、実際に研修で何を学ぶかがコンテンツ別に説明されています。
自社でメンタルヘルス研修を実施する際のコンテンツ作成に役立つ資料です。
その他の参考資料
「事業場におけるメンタルヘルス対策の取組事例集」も厚生労働省から公開されています。
この事例集では、業種別のメンタルヘルスの留意点が紹介されており、各業種でどのような原因でメンタル不調が起こるのか、その対策のポイントなども記載されています。
研修資料作成には最適な資料となります。
厚生労働省が運営する「こころの耳」Webサイトでは、メンタルヘルスに関する情報発信やコラムの掲載、eラーニングの配信なども行われています。
メンタルヘルスの基本知識に加えて、具体的な事例やシンポジウムの開催情報なども掲載されており、多くの情報を収集することができます。
メンタルヘルス研修におすすめの専門企業5選
効果的なメンタルヘルス研修を実施するには、専門的な知識と経験を持つ研修企業の力を借りることが有効です。
ここでは、実績豊富で質の高いプログラムを提供している研修企業5社をご紹介します。直接的にメンタルヘルスをテーマにしたもの以外でも、思考法や行動を変えることでストレス耐性を高めたり、メンタルダウンを防ぐスキルを身につけることを目標にした研修も網羅しています。
それぞれに特徴や強みがありますので、自社のニーズや課題に合った研修パートナーを選ぶ際の参考にしてください。
BasisPoint Academy

画像引用元:BasisPoint Academy
メンタルヘルス研修
BasisPoint Academyのメンタルヘルス研修は、運営会社であるコンサル企業のトップコンサルが厳しい現場でも結果を出し続けてきた「ストレスマネジメント」の経験を、机上の空論ではなく実際のビジネス最前線で培われたノウハウとして、誰でも実践可能な形でご提供します。
「明日から使える」実践的なテクニックを通じて、社員一人ひとりが自身のストレスサインを見逃さず、セルフケアを行うスキルを身につけます。
研修では、自己診断、考え方の習慣の振り返りなどを心理学のフレームワークを活用して実施し、実際に活用する体験をすることで自分自身のメンタルヘルス維持に適した方法を見つけられる構成になっています。
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レジリエンス研修
この研修では、個々の社員のスキルや能力を最大限に引き出し、企業価値の向上につなげることを目指しています。
変化の激しい環境下でも、ストレスに柔軟に対応し、困難な状況でもモチベーションを維持しながら成果を出せる人材の育成に焦点を当てています。
研修を通じて、社員一人ひとりのストレス耐性向上、営業マインドの調整力強化、変化への適応力向上、若手社員のモチベーション向上、職場のメンタルヘルス対策に必要な知識習得を目指します。
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ハラスメント研修
ハラスメント防止も、職場の心理的安全性向上という観点では非常に重要な施策です。
ハラスメント研修は、労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)への対応のためだけではなく、チームの信頼関係を強化し、社員一人ひとりが安心して働くことのできる環境を作るために非常に有効です。
様々なハラスメントの種類や影響、効果的な防止策を学び、誰もが安心して働ける環境づくりをサポートします。
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アンガーマネジメント研修
自身の怒りの感情を理解し、適切にコントロールするためのスキルを習得する研修です。
感情を上手にコントロールし、意図しないパワハラや個人攻撃を防ぎ適切なコミュニケーションを身に付けます。感情的な発言で気付かずにメンバーを精神的に追い込んでしまうという事態を防ぐことができます。
また、アンガーマネジメントは、世代間コミュニケーションの齟齬を防ぎ、効果的な指導やフィードバックを行うためにも重要です。
怒りの感情と建設的に向き合い、効果的なコミュニケーション能力の向上を図ります。
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アサーティブコミュニケーション研修
アサーティブコミュニケーションは、相手を尊重しつつ自分や自社の考えをしっかりと伝えるためのコミュニケーションスキルです。
チームメンバーやクライアントとの対話における不要な対立を避け、自分の主張をスムーズに伝えられるようになることで職場ストレスが軽減します。
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BasisPoint Academyの特徴・おすすめポイント
トップコンサル監修の実践重視のカリキュラム
BasisPoint Academyの法人向け研修は、運営元のコンサル企業に所属するトップコンサルが監修した実践的なカリキュラムが特徴です。
厳しい環境でも成果を出し続けてきたコンサルタントがビジネスの最前線で培った経験を、誰でも再現可能なノウハウとして研修コンテンツへ落とし込んでいます。
受講後に活きる「明日から使える」研修
「受講者の満足度が低い」「研修の費用対効果がわからない」社員向けの研修でこのような課題はありませんか?
BasisPoint Academyの法人向け研修は、知識と実践ワークのバランスの良い構成で、学んだことを研修中に体感することで理解を深め、職場に戻ってから取るべき行動計画を立てて学びを定着させる構成です。
例えばメンタルヘルス研修では、研修の仕上げとして、自分自身の心理的な傾向を把握した上で実行可能なセルフケアを設計し、実践計画を立て、継続のための仕組みを考えます。
選べる受講スタイル
メンタルヘルス研修をはじめとするBasisPoint Academyの法人向け研修は、オンライン・オンサイト(対面)での受講スタイルを選択可能です。
インタラクティブなオンライン研修の実績が豊富で、対面と変わらない臨場感あるグループワークやディスカッションが特徴です。
また、人数や日程、複数研修の組み合わせなども柔軟に対応可能です。
「受けて終わり」ではない、本当に効果を感じられる社員研修をお探しの方におすすめです。
人材育成プラン作成やカスタマイズが可能
BasisPoint Academyでは、単発の研修ご提供だけではなく、人材育成に長けたコンサルタントによる経営観点での人材育成プランのご提案も可能です。
また、若手向け、特定の職種の社員向けなどの特化型研修や、受講企業の業種や実際の業務内容に即した内容へのカスタマイズも可能です。
WebサイトURL | https://basispoint-academy.com/ |
金額 | 要問合せ |
研修形式 | 対面研修 オンライン研修 |
インソース

画像引用元:インソース
インソースのメンタルヘルス研修は、職場での心の健康維持に必要な知識とスキルを幅広く提供し、各自がストレスに早期に気づき適切な対処法を見つけられるようになることを目標としています。
研修では、ストレスのメカニズムや自身の思考パターンを理解し、ストレスコントロール法を学びます。
グループワークや実践的アプローチを通じて、多様なストレス対策を習得し、職場全体の生産性向上への貢献を目指します。
参加型ワークを通じてメンタルヘルスについて考え、自分と職場のストレスを認識し、効果的に対処できるようになることを重視しています。
特徴・おすすめポイント
ストレスコーピング研修
ストレス要因とその発生メカニズムを理解し、自身のストレス要因発見、思考パターンの認識、効果的な対処法を学ぶ研修を提供しています。
メンタルヘルス基礎知識
メンタルヘルスに関する適切な基礎知識を体系的に習得できます。
ラインケア研修
管理職が部下のメンタルヘルス不調を早期に発見し、適切に対応するためのラインケア手法を学ぶ研修も用意されています。
豊富な研修プログラム
レジリエンス研修(新入社員・リーダー向け)、怒りのマネジメント研修、ストレスマネジメント研修など、多様なニーズに対応したプログラムを提供しています。
多様な研修形式
対面研修、オンライン研修、eラーニング、講師派遣など、様々な形式で研修を実施しています。
WebサイトURL | https://www.insource.co.jp/kanrisyoku/mentalhealth_top.html |
金額 | 要問合せ |
研修形式 | 対面研修 オンライン研修 講師派遣型 eラーニング |
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

画像引用元:一般社団法人 日本産業カウンセラー協会
メンタルヘルス研修(管理監督者)
部下と管理監督者自身の「心のSOS」を見逃さないよう、メンタルヘルスの必要性と重要性を理解し、管理監督者の役割について学ぶ研修です。
職場から「メンタルヘルス不調者を出さない・作らない」ための対策を学び、早期発見を促進し、効果的なコミュニケーション手法を習得して、快適な職場環境構築に貢献することを目指します。
メンタルヘルス研修(一般社員)
メンタルヘルスの必要性と重要性を理解し、セルフケアとストレス対応策を学ぶ研修です。
メンタルヘルス不調の予防法と、より良いコミュニケーション技術を習得し、健全な職場環境づくりに貢献することを目指します。
特徴・おすすめポイント
対象者別の研修プログラム
管理監督者と一般社員それぞれに特化した研修を提供することで、各層のニーズに合った効果的な学習機会を創出します。
早期発見と予防の重視
メンタルヘルス不調の早期発見と予防対策に重点を置き、問題が深刻化する前に対処するための知識とスキルを習得できるようにしています。
コミュニケーション能力の向上
効果的なコミュニケーション手法の習得を重視し、職場内の円滑な人間関係構築をサポートします。
体験型の学習
多様なワークを取り入れた体験型学習により、座学だけでは得られない深い理解と実践的スキルの獲得を促進します。傾聴実習やロールプレイングなどの実践的手法も活用しています。
労働省指針に基づいた研修
「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」(労働省)に基づいた研修を提供し、公的ガイドラインに準拠した信頼性の高い内容を確保しています。
WebサイトURL | https://www.counselor.or.jp/group/tabid/149/Default.aspxl |
金額 | 要問合せ |
研修形式 | 対面研修 オンライン研修 |
公益財団法人日本生産性本部

画像引用元:公益財団法人日本生産性本部
日本生産性本部のメンタルヘルス研修は、職場でのメンタルヘルス不調予防と対応法を理解し、従業員が健康的にやりがいを持って働ける環境づくりを支援します。
特に「職場のメンタルケア・マネジメント基礎研修」では、管理者のマネジメント視点からメンタルヘルスケア(ラインによるケア)の正しい知識を習得し、活気ある職場づくりの条件を行動科学・心理学の側面から学び、早期発見・初期対応のポイントと留意点への理解を深めることを目的としています。
また、従業員のパフォーマンス向上の基盤となる職場コミュニケーションを特に重視しています。
特徴・おすすめポイント
豊富な調査データに基づく研修
約300万人の調査データから得られた知見を活用した研修を提供し、エビデンスベースの信頼性の高いプログラム内容を実現しています。
対象者別の研修プログラム
管理職向けのラインケア研修と一般職向けのセルフケア研修を用意し、各役割に応じた知識とスキルの習得機会を提供しています。
職場コミュニケーションの重視
従業員のパフォーマンス向上の基盤となる職場コミュニケーション能力の強化を重視したプログラムを展開しています。
管理職向けのマネジメント視点
管理職向け研修では、メンタルヘルスケアをマネジメントの一環として位置づけ、予防から早期対応、職場復帰支援まで包括的に学べる内容を提供しています。厚生労働省の「ラインによるケア」指針を管理職の役割から学ぶコースも用意されています。
WebサイトURL | https://www.jpc-net.jp/seminar/theme/health_care.html |
金額 | 要問合せ |
研修形式 | 対面研修 オンライン研修 |
リスキル

画像引用元:リスキル
リスキルのメンタルヘルス研修は、社員がストレスを適切に管理し、心の健康を維持するためのスキルと知識を提供します。
セルフケア研修では、自身のストレス反応を認識し適切に対応する方法や、ストレスに強いメンタルを構築するための技術を学びます。
ラインケア研修では、部下の不調を早期に発見する方法、メンタルヘルス不調を防止する職場環境づくり、ケアが必要な社員への適切な対応、円滑な職場復帰をサポートする手法などを取り扱います。
特徴・おすすめポイント
豊富な研修メニュー
企業の課題や問題意識に合わせて、多様なプログラムから最適な研修を選択できる柔軟性を提供しています。
実践的な学習
実例やケースワークを活用し、学んだ内容を職場で即実践できる実用的な知識とスキルを提供します。
包括的な研修内容
セルフケアとラインケアの両面をカバーする研修により、個人と組織の双方からメンタルヘルス対策を総合的に支援します。
多様な研修形式
講師派遣型、公開講座、動画講座など、企業のニーズや状況に応じた研修形式を選択できます。
具体的なセルフケア
ストレス&アンガーマネジメント、睡眠改善、レジリエンス強化、マインドフルネス、認知行動療法など、特定テーマに特化したセルフケア研修も提供しています。
WebサイトURL | https://www.recurrent.jp/categories/mentalhealth |
金額 | 要問合せ |
研修形式 | 対面研修 オンライン研修 講師派遣型 |
従業員を守るためのメンタルヘルス研修
メンタルヘルス研修は、単なる知識の習得ではなく、企業全体で従業員の心の健康を守るための重要な取り組みです。
正しい知識を身につけ、早期発見・早期対応のスキルを習得することで、従業員が心身ともに健康に働ける環境を作ることができます。
メンタルヘルス研修の効果的な実施には、以下のポイントが重要です。
- 経営者による明確な方針の表明
- 階層別に適した研修内容の計画と定期的な見直し
- 必要に応じた外部専門家や研修機関の活用
- 全社的な理解と協力体制の構築
また、研修実施後も継続的なフォローアップを行い、職場環境の改善につなげていくことが大切です。
メンタルヘルス研修を通じて、従業員が自らのストレスに気づき適切に対処できる力を身につけるとともに、周囲の従業員の変化にも敏感に気づける組織になることで、働きやすい職場環境の構築と企業の生産性向上の両立が可能になります。
従業員一人ひとりの心の健康を守ることは、企業の持続的な成長と発展のために欠かせない重要な取り組みであることを忘れないでください。
「活き活きと働ける職場を作る」メンタルヘルス研修はBasisPoint Academyへ
BasisPoint Academy(ベーシスポイントアカデミー)は、運営元であるコンサル企業に所属するトップコンサルのノウハウを注入し、難しい理論を誰でも実践可能なカリキュラムに落とし込んだオリジナルの研修コンテンツが特徴です。
新入社員向けの汎用ビジネススキルから階層別研修、専門的なITスキル、AI活用まで幅広い研修メニューをご提供しております。
BasisPoint Academyのメンタルヘルス研修は、社員自身がメンタルダウンする前にストレスサインに気付き、適切な対応を取る力を身につける実践重視の研修です。
型通りの対応方法を習得するのではなく、一人ひとりが心理学のフレームワークを活用した自己分析や考え方の把握を実践し、自分専用のセルフケアプランの策定を行います。
社員向けの研修で「本当に意味があったのかわからない」「現在の研修内容に滿足していないが、何が良いのかわからない」と感じられたことのある企業の方にこそ、ぜひご検討いただきたいカリキュラムとなっております。
お見積もりやご相談だけでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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