在宅フリーランスのメリットとデメリット。子持ちライターの1日のスケジュール公開。
「これから在宅フリーランスになりたい人」
「在宅フリーランスで働いている人」
の中には、他の在宅フリーランスがどのような生活を送っているのか気になったことはありませんか。
この記事では、在宅フリーランスライターである私が、どのような生活を送っているのか実例を交えて紹介します。
基本的な1日のタイムスケジュール
東京都在住、20代、既婚、一児の父である私の1日を紹介します。
私は、専業主婦の妻と1歳半の子どもの3人暮らしです。休日はあえて作っておらず、仕事と日常生活をひとつのものとして考えています。
【4:00】起床
私は自宅を事務所として活動しています。妻と幼い子どもが1人いるため、朝早く起きて仕事に集中できる時間を確保するようにしています。
洗顔、歯磨き、着替えなど身支度を済ませ、リビングで軽くストレッチをして硬くなった身体をほぐします。
【4:30】仕事開始
仕事部屋に移動し、昨日執筆した原稿のチェックからスタート。執筆した原稿は1日寝かせて翌日にチェックするようにすると、客観的な視点で冷静に校正できるようになるので、原稿はあえて1日寝かせるようにしています。
頭を使う難易度の高い案件から手を付け、執筆に集中します。食べものを食べると眠くなってしまうので、氷砂糖を1つ2つ舐めて脳を目覚めさせます。
【7:30】朝食
家族が起きてくる時間帯です。子どもの着替えを手伝い、家族全員で朝食をとります。天気が良い日には朝ごはんができるまで、子どもと近所を10分ぐらい散歩をします。
【8:00】仕事再開
朝食を食べたあとは仕事部屋に戻って、すぐに仕事再開です。ニュース、メールチェックを行い、午前中は難しい案件から手をつけるように心がけています。
それほど頭を使わないような原稿作成や事務処理などは午後にまわします。
【12:00】昼食
家族3人で昼食をとります。お腹いっぱい食べてしまうと眠くなるなるので多くは食べません。昼食後は子どもと家の中で遊んだり、家事を手伝ったりして仕事から離れます。横になると眠くなってしまうので、なるべく体を動かすようにしています。
【13:00】仕事再開 or 買い物
仕事部屋に戻るか、外に移動して仕事をします。1日中、家にいると気持ちが塞ぎ込んでしまうのと、ダラけてしまうのを防ぐために気分転換です。近所の喫茶店でコーヒーを飲みながら執筆したり、車の中でテーブルを拡げたりして仕事をしています。
また、週に2〜3回は家族で出かけるようにしています。スーパーに行ったり、公園に行ったり、車で遠出することもあります。運動不足解消のために、市民プールに泳ぎに行くこともあります。平日の昼間にいい年した大人が外で遊んでいると、変な目で見られます。
【18:00】夕食 ・入浴 ・自由時間
基本的に18時で仕事を終わらせるようにしています。PCやスマホは触らないようにして、TVは元々あまり観ません。家族で夕食を食べて、子どもとお風呂に入ります。友人や仕事関係者と飲みに行ったり、1人で買い物に出かけたり自由時間を満喫します。
【21:00】就寝
20時ごろには子どもを寝かしつけ、だいたい21時前後には寝ています。以前は24時ごろに寝て7時に起きる生活でしたが、子どもが生まれてから子ども中心の生活になっているので、20時ごろには眠くなるようになりました。
在宅フリーランスのメリット
フリーランスで働く人の生活スタイルは人によって様々だと思います。
ここでは私が自宅を事務所として働いていて感じるメリットを紹介します。
スケジュールを自由に決められる
仕事を詰め込んで一気に働くことも、気分が乗らない時はのんびり過ごすのも自由です。365日24時間、時間の使い方を自分で決められるので、平日に旅行に行ったり、好きなアーティストのライブに時間を合わせたりすることができます。
仕事内容とクライアントを選べる
どのような仕事をして収入を得るかは自由です。仕事のそりが合わないクライアントとは仕事をせずに済みます。
働けば働くだけ収入が増える
固定給で働く会社員や経営者と違い、フリーランスのほとんどは業務委託契約による歩合給です。
勤務時間や残業といった概念がないので、時間に縛られず好きなだけ働くことができます。そのため、収入も能力次第で増やすことができます。
在宅フリーランスのデメリット
会社員で働いている人からみると、自由な働き方をするフリーランスは魅力的な働き方と感じるかもしれません。しかし、フリーランスで働くことにもデメリットがあります。
休みなしの長時間労働になることも
駆け出しのフリーランスであったり、繁忙期が重なったりすると、前述したような余裕のあるタイムスケジュールが組めず長時間労働になることがあります。
フリーランスは自分の代わりがいないので、会社員と違って、誰かが仕事をフォローしてくれることは基本的にありません。全て自分自身で処理しないといけないため、スケジュール調整を失敗してしまうと、1日中仕事に終われることもあります。
実績がないと仕事が見つかりにくい
駆け出しの多くのフリーランスは、「ランサーズ 」や「クラウドワークス」といったクラウドソーシングサービスを利用したり、直接企業に営業を行ったりして仕事を受注します。
クライアントは、契約を希望するライターが「どのような仕事ができるのか」を判断して仕事を依頼するので、実績がないと仕事に結びつきにくい傾向です。ライターであれば、ブログを始めたり、掲載実績を増やしたりして、「自分がどのような記事が書けるのか」の目安になるポートフォリオを作る必要があります。
収入が安定しない
フリーランスは会社員と違い、毎月決まった金額がもらえるわけではありません。働いた分だけ報酬としてもらえる一方、仕事を請け負えないと収入がありません。
フリーランスとして生計を立てていくには覚悟が必要です。
在宅フリーランスとして心がけていること
私がフリーランスを続けている上で、心がけていることを紹介します。
朝の時間を有効活用
誰にも邪魔されない朝の時間から、大事な仕事を行うのはおすすめです。
日中は、クライアントから連絡が来たり、訪問者が来たりと、何かと仕事を中断するキッカケが多くあります。私の場合、幼い子どもがいるので、遊んで欲しくて仕事部屋まできて騒がれることが日常茶飯事です。
ほとんどの人が眠っている朝の早い時間帯であれば、こういった仕事を中断するきっかけが来ることはまずありません。
また、朝は頭がクリアな状態なので、昼間以上に仕事が捗るのもオススメするポイントのひとつです。
生活リズムを整える
暴飲暴食、夜更かしをしないようにしています。フリーランスに有休はないので、体調を崩してしまうと、仕事が滞ってしまいます。
また1日中デスクワークをしているので、意識的に身体を動かすようにしています。代わりが効かない仕事なので、体調管理は人一倍気にかけるようにしています。
仕事は前倒しが基本
いつでも新しい仕事を受けられるように、取りかかれる仕事はできるだけ早く処理することを心がけています。
仕事を前倒しで進めていけば、納期に追われる心配もなくなるので、案件について深く考えることができます。
精神衛生上も良いでしょう。
まとめ
在宅フリーランスの子持ちライターである、私の1日の流れをご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
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