初心者ライターのわたしが、クラウドソーシングのライティングで月10万円を稼ぐためにした3つのこと


初心者ライターのわたしが、クラウドソーシングのライティングで月10万円を稼ぐためにした3つのこと

「スキマ時間で在宅ワークしたい!」「月数万でいいからライティングで稼ぎたい!」など、自分の能力を活かしつつ、副収入を増やしたいという方も多いのではないでしょうか。

 

ランサーズが行ったフリーランス実態調査2018年版[1]を見ると、実際にこういった方が多いことがわかります。

 

 

 

働き方改革の動きの中で出てきた副業ブーム。

 

わたしもブームの波に乗っかるかたちで副業ライターを始め、初月から月10万円をいただくことができました。また3ヶ月間はこれを継続、さらに収入を伸ばしています。

 

 

 

この記事では、わたしの体験をもとに、「ライティングで月10万円を稼ぐためにした3つのこと」を紹介していきます。

 

 

文字単価1円以上のプロジェクト案件に絞って提案、受注

 

仕事をするには案件を受注しなければ始まりませんが、どの案件に提案をかけるかが重要になります。

 

月10万円を継続的に稼いでいくためには、文字単価1円以上のプロジェクト案件に絞ることがカギになってきます。

 

 

 

クラウドソーシングサイトに掲載される案件を見ると、タスク、プロジェクト、ジャンル、報酬、納品までの期間など、本当に多くの種類のものがあります。

 

例えば、クラウドソーシングサービス大手のクラウドワークスの場合であれば、掲載されているライティング案件は2,500件ほどあります(2019年8月現在)。

 

その中には文字単価0.1円や0.5円というものがほとんどですが、必ず1円以上のプロジェクト案件に絞って提案していくのです。

 

 

 

理由は、以下の通りです。

 

●報酬の低い案件では稼げず、続かない

●実績としての評価が高くない

 

 

 

まず、報酬の低い案件は、時間を投入しても稼げず消耗するだけになります。

 

わたしもライティングを始めた初月などには文字単価1円未満の仕事もしましたが、いずれも時給換算すると1,000円も稼げていませんでした。

 

数ヶ月以上になると、文字単価1円未満で月10万円というのは費用対効果が悪すぎ、副業としては続けられません。

 

 

 

報酬のことを考えたとき、直接これにつながるのは文字を打った瞬間のみです。

 

しかし、ライティングは文字を打つだけが仕事ではなく、提案、クライアントさんとのやり取り、調べもの、文章構成を考えるなど、文字を打つ前の作業に多くの時間がかかります。

 

あくまでもわたし個人の感覚ですが、文字単価が1円を超えてこないと時給1,000円以上にはならないでしょう。

 

本業以外の時間をライティングに投入する場合、「月収10万円」「時給1,000円」「稼働時間が月100時間程度」などが基準の目安になります。

 

 

 

また、低単価の案件は実績としての評価が高くありません。

 

クライアントさんは、複数のライターの提案を見て仕事を任せる相手を決めますが、この際に重要なのは実績です。

 

これまでに、どのような記事を書いてきたライターなのかということを評価するのです。

 

 

 

こなしてきた仕事の数ということで「実績数」が表示されていますが、それよりも提案文の中に添付する「記事URL」の方がずっと説得力があります。

 

この際評価が高いものとしては、記事下等にプロフィール掲載がある案件、大手メディアなどに取り上げられた記事、多数のSNSシェアを獲得した記事などです。

 

こういった案件は、ある程度信頼性のあるサイトや企業、もしくは個人が依頼していることが多く、比較的資金力もあるため文字単価1円以上という恵まれた報酬になりやすいのです。

 

結果として評価が高い記事が1円以上の案件だったということなのですが、提案する案件を選んでいく段階で、1円以上のものに絞った方が効率的でしょう。

 

 

 

 

クライアントさんとの丁寧なコミュニケーション

 

ライターは、文章を書くだけが仕事ではありません。

 

月10万円の収入を継続的に得たいなら、クライアントとは丁寧にコミュニケーションをとらなければいけません。

 

 

 

クライアントの求める文章を納期までに収められなければ、仕事になりません。

 

そのため、どんなクライアントさんであってもきちんとした仕事のできないライターは、契約を切らざるを得ないものなのです。

 

 

 

丁寧なコミュニケーションとは、

 

●感謝する

●メッセージのやり取りを迅速かつ頻繁にする

●クライアントが求めるもの、納期、報酬など確認すべきはしっかり確認する

●記事の執筆状況について逐次報告する

●初稿提出後、必要があれば迅速に修正する

 

ということです。

 

 

 

これは、ライティングに限ったことではなく一般的なビジネスマナーではありますが、できないライターは多いようです。

 

顔を合わせないオンライン上の仕事だからこそ、大切なことなのです。

 

お互いストレスなく、長くいい仕事をする環境を作るためには、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

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記事に魂を込める

 

最後に、当たり前のことすぎて忘れがちなのが、記事に魂を込めるということです。

 

過去にどれほどの実績のあるライターでも、どれだけクライアントに丁寧に接することのできるライターでも、記事に魂を込めてクライアントが満足する記事が書けなければ、継続的に仕事をさせてもらえません。

 

 

 

「記事に魂を込める」というと、いかにも精神論的で抵抗のある人もいるかもしれませんが、心を致して仕事をするというのはとても大切なことです。

 

納得いく表現になるように、何度も口ずさみながら書き換える。

 

誤字脱字がないかどうか、何度も確認する。

 

不安なところはしっかりと調べてから記載する。

 

 

 

どれも当たり前のことですが、忙しかったり仕事に慣れてきたりすると、こういったところが「テキトー」になってくるのです。

 

しかし、「記事に魂を込める」という意識で仕事をしている人はそうなりません。

 

お金をいただいて文章を書き、クライアントの目的を果たすプロとして、1文字1文字を大切に魂を込めた仕事をしたいものですね。

 

 

 

 

最後に

 

わたしはライティングを始める前に雑記ブログを1年ほどしてきたので、伝えたいことを文章で伝えるというごく一般的な程度の文章力は持っていたのだと思います。

 

しかし、何か突出した実績があったわけではありません。

 

 

 

実績のない初心者ライターの方には、「そもそも文字単価1円以上の案件を受注できないんだよな」と思われている人もいるかもしれません。

 

そのような方は、提案文の見直しとこれまでの知識や経験値を棚卸しするのがおすすめです。

 

 

 

すでに何度か説明したように、ライティングは書くことだけが仕事ではありません。

 

●持っている知識や経験値が、受注したい案件にヒットするか

●提案文の中で、自分が持っている知識や経験値について、相手にしっかり伝えられているか

 

この2点がポイントです。

 

これができれば、あとはうまくいかなかった際に問題点を分析して修正し、挑戦し続ける意地があれば受注できるようになります。

 

1件受注できれば、それ以降は驚くほどうまくいきます。

 

その経験をもとに次の案件に当たることができ、それが実績となっていくからです。

 

 

 

受注できたら、あとはこの記事で紹介したように、クライアントと丁寧にコミュニケーションをとり、魂を込めて記事を書き、また別の1円以上の案件に絞って提案するのです。

 

このサイクルは、繰り返せば繰り返すほど実績が貯まっていくので、速くスムーズになっていくでしょう。

 

 

 

<参考・参照サイト>

[1]【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版」(ランサーズ株式会社)

 

 


この記事を書いたのは

めんおう
めんおうライター
専業ライター。大学卒業後、防衛省にて10年勤め、民間企業を経てフリーランスへ転向。ネット、転職、英語、取材などを中心に書いています。クライアント様の伝えたいことを、万策をもってお伝えします。スマートニュース掲載、上位表示記事多数、寄稿(わたしのネット様、ゼロプラス様、スタープラチナ様など)。
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