フリーランスとして働く上で陥りがちな失敗とは?対策も一緒にご紹介

フリーランスとして働く上で陥りがちな失敗とは?対策も一緒にご紹介
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フリーランスになったばかりだと、どれだけの仕事を受けても大丈夫なのか、どれくらいの費用が妥当なのかわからないことが多く、時にはそれで大きな失敗をしてしまうことも。フリーランスにとってこうした失敗は、金銭的に影響が出やすいので、できるだけ傷が浅いうちに対処したいところです。とはいえ、できることなら予想できる失敗を回避する方法を知っておきたいはず。

 

フリーランス初心者が陥ってしまいがちな失敗と、その対策をお伝えしますので、ぜひ業務に活かしてくださいね。

 

 

失敗1.自分のキャパシティを把握できていない

 

どれくらいの仕事量を、どのくらいの時間で対応できるのかが把握できていないと、次のようなことが起こります。

 

・際限なく仕事を請け負ってしまう
・処理しきれない
・納期遅れ
・品質低下

 

自分のキャパシティを超えた仕事をしていると、フリーランスとしての仕事ぶりへの評価はどんどんと下がります。評価が下がれば、次の仕事が来なくなる、単価が下げられるといった影響も出てきます。最悪、仕事を失う事態にまで発展することもあります。

 

 

 

 

〔対策1〕自分のキャパシティを把握する

 

フリーランスにとって、自分のキャパシティを把握することは非常に重要です。それを知るには、ボーダーラインとなる業務量がどれくらいなのかを見極める必要があります。

 

「これくらいならイケるかな」という感覚を頼りに受注するのではなく、それぞれの仕事にかかる全ての作業時間はどのくらいかかるかを基準に判断します。

 

作業時間は、個々の能力や処理スピードによっても異なるため、一般的な時間を目安にするのではなく、あなた自身の目安時間を見つけておくことが大切です。

 

 

 

【目安時間を知る方法】

■用意するもの

・アラーム/タイマー
・ストップウォッチ
・メモ帳とペン

 

■やり方

[1]作業にかかると予想している時間をアラーム(タイマー)にセット
[2]ストップウォッチをスタート
[3]作業する
[4]作業が終われば、ストップウォッチを止める
[5]かかった時間をメモする
[6]アラームが鳴るまで[3]~[5]を繰り返す

 

 

 

これを繰り返すことによって、どんな作業でどれくらいの時間がかかっているのか、その平均値を割り出すことができます。その平均時間が、いわゆる目安時間です。

各作業だけでなく、その仕事自体を終わらせるのにかかる全体的な時間も把握できるので、スケジュールを組むときに、別件の仕事との兼ね合いを考えた時間管理ができます。

 

スケジュール管理については
フリーランスが生産性を高めるためのスケジュール管理とタスク管理
を参考にしてください。

フリーランスとして働く上で陥りがちな失敗とは?対策も一緒にご紹介-1_r

 

 

失敗2.見積りミスで作業コストが請求できない

 

実際に作業が始まると、見積りを出した時よりもコストがかかってしまうことがあります。その費用が請求できなければ、実質単価が下がってしまうことにもなりかねません。それを回避するには、見積もりを出す最初の段階から、できるだけコストの請求漏れを防ぎたいところです。

 

しかし、全てが予定通りに運ぶとは限りません。そうした状況も含めて、先々を予想して見積もりをする必要があります。初心者フリーランスの場合、経験が少ない分、どんな不測の事態が起こりえるかわからない部分もあるでしょう。

 

一つひとつの作業をタスクに落とし込んでみると、見えていなかった作業が見えてくるはずです。

見積りミスの大半は、クライアントの要求が反映されていないことによるものと、必要コストなのに必要性を理解してもらえずに自腹を切るパターンです。

 

 

 

 

〔対策1〕どこまでの作業が必要かを先方としっかり確認する

 

どこまでの作業が必要で、それぞれの作業にどれくらいの費用がかかるのかを明確にするためには、クライアントと意思疎通をしっかりと行うことが大切です。それには、作業に対する想像力を働かせることが重要です。

 

この作業に付随して発生する業務は何か。

初めて扱う作業なら、わからないこともあるでしょう。その場合は、クライアントの要望を細かくヒアリングすれば、想像しやすいはずです。

どんな些細なことでも『聞く』、『確認する』ことを徹底し、コスト漏れをできるだけ減らすようにします。

 

 

 

 

〔対策2〕追加が発生した際に請求することを伝えておく

 

どれだけヒアリングをしっかり行い、見積もりを漏れなく出したつもりでも、作業をしていると予想外にコストがかかってしまうことがあります。こうしたときに、それをどこまで請求するのかについても、予めクライアントと相談をしておきましょう。

 

フリーランスにとって、かかった費用を請求できないというのは、無料サービスを提供しているのと同じです。

どんな追加が発生するかわかりかねる場合は、追加請求する基準を設けておき、それを予め先方へ伝えておきましょう。

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失敗3.次の仕事を失うのが怖くて断りきれない

 

フリーランスにとって仕事を失うことほど怖いことはありません。だからといって、次から次にと依頼を受けてしまっていては、処理しきれない仕事量を抱えることになります。

そうなると、次のような問題に繋がり、それこそ本当に仕事を失ってしまいかねません。

 

・納期遅れ
・品質低下
・コミュニケーション不足

 

 

 

 

〔対策1〕次に繋がる断り方を身につける

 

丁寧に仕事をして誠実な対応をしていれば、余程のことがない限り仕事を失うことにはなりません。けれど、対面のコミュニケーションではない場合、ちょっとした言葉の掛け違いで相手の心証を悪くして、次の依頼がなくなるということもありえます。

 

次に繋がる断り方については、断るタイミングや断る理由、断りを入れる際のツールによっても対応が異なります。

次の記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

フリーランス必見!“次の仕事につなげる”ための上手な断り方
フリーランスとして働く人必見!メールでの案件の断り方
フリーランスが成長していくために必要な、案件の断り方のまとめ

 

 

 

 

〔対策2〕複数のクライアントと契約をしておく

 

フリーランスが仕事を失うことに恐怖心を感じる要因の一つに、契約しているクライアントの数が少ないことが挙げられます。

 

そもそも契約しているクライアントが少ないと、この仕事を逃すと後がないかもしれないという気持ちになりやすいものです。だからといって、あまりに多すぎるクライアントをたった一人で抱えすぎるのも、キャパシティを超えかねません。

 

継続的なクライアントを複数持ち、過去関わったクライアントと時折連絡を取るなどして関係が切れないようにしておくと、何かあったときに仕事を得やすくなります。

これなら、自分の許容量を超えることはないでしょう。

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最後に

 

フリーランスになりたての人がやってしまいがちな失敗は、ほんの少しの冷静さがあれば回避できるものばかりです。仕事を獲得しなくちゃ、もっと稼げるようにならなくちゃといった気合いは、仕事をするうえでモチベーションにもなります。けれど、その思いが強くなりすぎると、落ち着いた判断ができなくなります。

 

相手に誠実に、迅速丁寧に仕事をしていれば、そうそう仕事を失うことはありません。矛盾しているようですが、フリーランスは時に仕事を失っても何とかなるというマインドを持っていた方が、交渉や営業で大きな成果を出せることもあるのです。

 

そう考えると、初心者フリーランスが失敗しやすいのは、肩に力が入り過ぎているときなのかもしれませんね。

程よく、力を抜いていきましょう!

 

 

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