2016年9月に政府を上げて取り組みが開始された「働き方改革」によって、今まで以上に多様的な働き方が注目されています。日々の生活の中でも、テレビのニュースやインターネット広告でクラウドソーシングという言葉を目にする機会が増えたという方も多いのではないでしょうか?
これまで日本の働き方の基本系として、1つの企業で勤め上げる終身雇用制度が主流でしたが、時代の変化によって今では逆に社員の副業を推奨する会社が増えています。
そんな中、新しい働き方として注目されているのがクラウドソーシングです。
目次
副業初心者にオススメ!クラウドソーシングって何?
副業の初めの1歩としてクラウドソーシングを始める方は多いです。専門的な知識が無くても、パソコンとインターネット環境があれば誰でも簡単に開始できる点が新しいことを始めるというハードルを下げています。
まずは、クラウドソーシングとはどういうことを指すのか知ることが大切。
クラウド(群衆)、ソーシング(業務委託)という意味から付けられたこの言葉は、2005年頃から始まったと言われます。
クラウドソーシングのサービスを提供している会社は複数ありますが、有名どころとしては“ランサーズ”、“クラウドワークス”というサービスが挙げられます。
お仕事の流れとしては、サイト上に公開されている案件(アンケート、データ入力、記事執筆、ホームページ作成等)を探し、応募・契約をおこない、仕事を完了したあとにクライアントから報酬をもらうことで案件が終了します。
案件はクライアントによって、毎日のように追加されていきますので、数多く存在する案件の中から、やりたい仕事を選択できるため、自身のペースで仕事を開始できます。
クラウドソーシングの最大の特徴とは?
クラウドソーシングの特徴は「空いた時間に稼げる」という点です。会社へ出社する必要もありませんし、請け負う案件も自身で確保できる時間に合わせてある程度コントロールできますので、時間を掛けた分だけ収入につながると考えて良いでしょう。
また、好きな時に好きなだけ働くことができるという点からモチベーションを維持して仕事に取り組むことが可能です。
筆者も実際に会社員として働きながら、朝・夜・休日の空いた時間で主にランサーズのWebライティング案件とホームページ修正案件によって月5万円~8万円ほどの安定した収入を得ることができています。
クラウドソーシングの利用を開始してから2年ほどとなりますが、更に集中して取り組むことで月10万円を超える収入を得ることもできると考えています。
クラウドソーシングのメリット、デメリット
ここで筆者が実際に収入を得ている、ランサーズなどのクラウドソーシングにおける案件(ライティング案件、ホームページ作成案件、ホームページのSEO対策案件)のメリット、デメリットを挙げてみます。
メリット
・空いた時間を活用して、仕事をする時間を選択できる
・仕事をする時間を増やす(減らす)ことで収入をある程度コントロールできる
・業種の縛りが無いので、好きなジャンル・得意なジャンルの仕事を選ぶことができる
・さまざまな仕事をこなすことで自身のスキルアップを期待できる
・案件を通じてクライアントとの人脈作りが期待できる
・収入に直結するので、モチベーションを保つことができる
・在庫や初期投資がかからないのでリスクが無い
デメリット
・クライアントとのやりとりに慣れるまで時間がかかる
・クラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス)サービスのWebページの仕事を探したり、クライアントとのメッセージ機能など、覚えることがある
・クラウドソーシング開始時は、収入が月1万円を超えるまでに多少の時間がかかる
リスクがほとんどなく、比較的簡単に収入を得ることができると複数のメリットが存在する一方で、これからクラウドソーシングを始める会社員の方にとっては、会社の仕事と両立するまでに時間がかかってしまうというデメリットも存在しています。
筆者もクラウドソーシングを始めたころは、作業の時間配分が難しく、家でパソコンに向かう時間を増やし過ぎたことによって、勤務先の仕事の質を落としてしまった経験があります。
やればやった分だけ収入につながるクラウドソーシングですが、あくまでも生活スタイルの中で案件を請け負うことによって、無理なく安定した収入を得ることを考えるべきです。
まずは月5万円の副収入を目指そう!
ここでは筆者が実際に月5万円の収入を得るためにおこなった事例を紹介します。
月5万円を稼ぐという目標を立てたときに、最も近道と言えるのがランサーズ、クラウドワークス上で募集されているWebライティング案件です。
個人ブログの代理執筆、スポーツ記事のコラム執筆、不動産や株価などの専門的な記事の執筆などをはじめ、Webライティング案件には100を越えるジャンルが存在しますが、このなかから自身で書けそうなネタを探します。
筆者が月に5万円の副収入を得た仕事の内訳としては、
・海外時計ブランドの紹介記事執筆(文字単価3円で3000文字の案件を3件)
・体に良いストレッチや健康、スポーツ系の記事執筆(文字単価2円で2000文字の案件を3件)
・日本国内の旅行サイトで観光地紹介の記事執筆(文字単価2円で3000文字を3件)
以上のような案件を引き受けて、合計57,000円の副収入となりました。
上記はあくまでも一例ですが、Webライティングの仕事では、自身の得意な分野や書きやすい分野を選ぶ(仕事を選ぶ)ということも安定した収入を得るためには必要なことです。
特に時計ブランドのお仕事をいただいているクライアント様については、継続的に月2~3件のお仕事を依頼してくださるため、安定した収入を得ることができています。
案件の基本的な形として1文字いくらという文字単価が設定されていますので、「単価はいくらなのか?」「自分で書けそうなジャンルなのか?」という点を基準に案件を探していきましょう。
また、お仕事をいただくクライアントとはしっかりコミュニケーションを取り、長期的な目線でお仕事をいただくという謙虚な姿勢を持つことも、月5万円の報酬を得る近道となります。
まとめ
クラウドソーシングについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
空いた時間を活用して好きなだけ仕事をできるという点から、時間も収入もある程度コントロールできるというのが最大の特徴です。
1つの仕事だけでなく様々な案件が存在していますので、自身で得意な案件を探し、クライアントの信頼を得ることが、月5万円の安定した収入を得る近道です。
クラウドソーシングは時間や仕事量の制約の少ない働き方であり、比較的自由な働き方の1つと言って良いでしょう。
クラウドソーシング上で質の高い仕事を提供することによって、クライアントから継続して仕事をもらうことができますし、報酬の単価アップも夢ではありません。1つの会社に所属する働き方とは違い、自身の頑張りがそのまま反映されるのがクラウドソーシングです。
クライアントによっては自分が対応したお仕事に前向きなフィードバックをしてくれる方もいるため、自身のスキルアップだけでなく、日々のモチベーションアップにもつながる働き方です。
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