いつの時代も多くの人々の関心の対象となるのが、恋愛。フリーランスと会社員で、恋愛にも違いは現れるのでしょうか?
今回は、フリーランスで活躍する人たちの恋愛について探ってみました。
フリーランスの出会い
ランサーズ株式会社(LANCERS,INC.)が行なった調査によると、フリーランスの人口は2017年3月の時点で1,122万人、日本の人口割合にして17%に及ぶことが明らかになりました。10人に1人はフリーランスという割合ですので、フリーランスに出会うこと自体はそれほど難しいことではなさそうです。
フリーランスは会社員のように、上司や同期、後輩と毎日顔を合わせるということはありません。ですが、仕事仲間と結婚したというフリーランスの話も聞きます。フリーランスの中でも、会社への出入りが多いなどの理由で出会いの機会が多い人もいるようです。
一方で、家で作業することが多いフリーランスの人は、やはり出会いが少なくなる傾向にあるようです。その分は、趣味や社交の場に出かけていくことによって新しい出会いも増やすこともできますので、ここは自分次第ではないでしょうか。
フリーランスに共通して言える傾向として、案件によって異なるクライアントと仕事をすることも多いので、その都度新しい出会いに恵まれる人も多いようです。案件の期間もそれぞれですので、短期間だとそこまで相手を知ることができずに恋愛まで発展しない場合も多いようですが、こういった機会をチャンスと捉えられる人であれば、会社員として働くよりも出会いは多いと言えるかもしれません。
フリーランスが恋愛をする時間ってある?
フリーランスで働く人たちの何よりの特徴は、自分でスケジュールを立てることができる点ではないかと思います。では、フリーランスの人たちは、会社員として働く人たちよりも、デートなどの恋愛にかける時間の融通もきくのでしょうか。
フリーランスであるからこそ、急な案件が入った場合に代わってくれる人がおらず、デートをドタキャンすることになってしまったり、夜型の生活になって恋人との生活時間帯が合わず、結局あまり恋愛に時間を使えなかったりという人も意外といるようです。
一方、フリーランス同士で一緒に住んでおり、仕事も主に家で行なっているという筆者の友人カップルは、顔を合わせる時間が長く、あえてデートの時間を確保するということにならないと言っていました。
平日週5日で仕事をしている会社員にとっては、土日に仕事が入ることも普通のフリーランスの恋人は、スケジュールが合わせにくいと感じるかもしれません。お互いの働き方、生活を尊重し合うことが大切です。
フリーランスの恋愛はフリーランス同士の方がうまくいく?
フリーランスの人が恋人に選ぶなら会社員の方が良いのでしょうか?それとも自分と同じ働き方のフリーランスの方が良いのでしょうか?
結局これも当人同士の性格や考え方によると思いますが、フリーランス同士だと、お互いに事情が似ているので分かりあえる部分が大きいのも事実です。フリーランス同士でうまくいっているカップルを見ていると、お互いの自由を尊重しているように見えます。
会社員とフリーランスのカップルでも、お互いの事情を尊重して付き合っていれば、働き方が異なるからといって大きな問題が生じるようには見えません。
フリーランス同士か、会社員×フリーランスの組み合わせ。あなたならどちらを選ぶ?
フリーランスとの結婚を視野に入れたとき
フリーランスと交際を始め、結婚を視野に入れてくると気になってくるのが社会的な信用問題かもしれません。日本ではまだフリーランスというと、家を購入する際などのローンを組めない場合があるという話を耳にします。フリーランスとしての経歴も長く、実績がある場合は違うと思いますが、独立して日が浅かったり実績がそれほどない場合、厳しいものがあるようです。
フリーランスのカメラマンと結婚した筆者の友人は、自身もコンサルティング業で独立を考えていましたが、家の購入などを考えて企業勤めを続けています。お互いの将来のことを考えた決断が必要ということでしょうか。
結婚し、子どもが生まれてからはどうでしょう。フリーランスの方が色々な面で融通がきくこともあるようです。
家で仕事をしているフリーランスは、子どもの世話をしながら仕事をするということもできます。また、子どもの送り迎えや、急な病気の際の通院などが必要なときに、フリーランスの方がスケジュールを調整しやすいということもあるかもしれません。
まとめ
会社員でもフリーランスでも、出会い、恋愛にかける時間、結婚などは人によって異なります。しかし、フリーランス同士のカップルも、会社員とフリーランスの組み合わせなどの働き方の異なるカップルも、お互いの働き方を尊重する必要があるという点においては共通しているようです。
フリーランスという働き方はまだまだ少数派の働き方ですが、それを大きなハードルと思わずに乗り越えていけることが、一番重要なのかもしれませんね。
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