フリーランスの海外旅行は魅力がいっぱい!気をつけるポイントも紹介
年末年始や夏休みなどの大型連休が近付いてくると、旅行の計画を立てる人も多いと思います。そして大型連休は、航空チケットが高騰するいわゆるピークシーズン。この期間を避けて旅行ができることは、フリーランスの特権の一つとして挙げられます。
そんなフリーランスが海外旅行をする際にお得なこと、気をつけなければいけないことなどをまとめてみました。
目次
「フリーランス×海外旅行」の魅力
比較的低価格で海外旅行が可能
まずはなんといってもこれ。休みを自分で決められるため、わざわざ航空券が高い時期に旅行に行く必要がありません。また、パソコンとWi-Fiがあればどこでも仕事ができるというフリーランスの場合は、現地で仕事ができるため休みを取る必要もなく、旅行自体のハードルが低いと言えるでしょう。
年単位で見ると、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなどの日本の大型連休のほか、中国の旧正月の時期、アメリカの独立記念日周辺、バケーションシーズンと言われる6〜8月に航空券が高騰する傾向にあるようです。それらを避けた月が狙い目ということになります。
細かく見ていくと、やはり週末は価格が高く設定されるので、平日に出発して平日に帰ってくるという選択が賢いでしょう。もっとリーズナブルにチケットを手に入れたいという人は、出発・到着時間が深夜や早朝の便だと昼出発のものより安くチケットが手に入る可能性が高いので、事前に全ての時間の便をチェックしてみると良いかもしれません。
また、出発直前に航空券やツアーを予約する場合、直前割引というものが適応されることがあります。ふらりと1人で行くのであれば、少し裏技的にはなりますが、この直前割引をチェックして安く海外旅行をするのもオススメです。
行ってみると意外と快適に仕事ができる
休みを取ることができなくても、現地で仕事ができれば海外に行っても問題ありません。むしろ渡航先で仕事ができるというメリットを生かさない手はありません。
実際、北米や欧州などは、市街に出れば日本よりも簡単にWi-Fiを使用できますし、フリーランスで仕事をしている人も多く見かけます。アジア圏でも中心地などではWi-Fi環境が整っている国が多く、行き先にもよりますが、さほど気にする必要はないでしょう。
一つ気になるのは、現地と日本との時差がある中、遠隔のミーティングなどをする場合です。日本が日中でも、自分がいる国は深夜である可能性もあります。こういった時差によるちょっとした不都合が生じてくるのは否めないので、スケジュールや体内時計をうまく調節する必要があるでしょう。
新しい発見がある
海外に行くと、その文化の違いに驚くこともしばしば。そういった新しい発見や驚きが、リフレッシュになったり仕事面での閃きにつながったりすることも十分あり得ます。
クリエイティブな仕事をしている人であればなおさら、海外の建物、人、景色などからインスピレーションや新しいアイデアをもらうことも多いようです。そういった業種ではなくても、クリエイティビティはどんな仕事にも活用できます。このように、異なる国で仕事をしてみて見えてくることが、あなたの視野を広げてくれるはずです。
現地の日本人にコンタクトを取ってみる
フリーライターとして仕事をしている筆者の友人は、海外に行く前にその国で生活している日本人に連絡をして現地で会う約束をしてから行きます。
知り合いの日本人が現地にいなくとも、現地に住んでいる友達の友達を紹介してもらう場合や、渡航先で面白いことをしている日本人をネットで検索し、コンタクトフォームなどから連絡するという場合も。そんな方法で相手も怪しまないだろうか、と思うかもしれませんが、意外とすんなり会ってくれる人の方が多いそうです。海外に出て行く人は好奇心旺盛な人も多いので、そういった誘いも楽しんでしまう人が多いのかもしれませんね。
例えば自分と同業者であれば、どのようにして海外で仕事をしているかなど、聞きたいことも自然とたくさん出てくるでしょうし、相手も話したいと思うことがあると思うので、自分と似た仕事をしている人を探してみるのも良いかもしれません。
こうして現地の日本人と会う約束をすることによって、その国を良く知る人から話を聞くことができるので、ツアーやガイドブックには載っていない情報も聞けるはず。きっと旅行も思い出深いものになるでしょう。
また、英語や現地の言語に自信がない場合は、旅先で孤独を感じてしまうことも多いと思います。そんな時に一杯飲みながら話せる人がいるというのは、気持ちを温かくしてくれます。海外にいるからこそ、つながる出会いというものもあるのです。
「フリーランス×海外旅行」で気をつけること
海外旅行に行く際に、安全面に気をつけることは言わずもがなですが、フリーランスとして仕事をする上で気をつけるべきこともいくつかあります。
クライアントに旅行に行く旨を伝えておく
まず、海外に行くことはクライアントに一言伝えておいた方が良いでしょう。先ほど述べた時差による行き違いなどもあります。問題なく仕事ができると思っていても、泊まったホテルのインターネット環境があまり整っていなかったという事態になる可能性もあります。
「基本的に仕事をする予定なので問題はないと思うが、もしかしたら早めの返信や対応ができない場合もある」ということを前もって伝えておけば、後々不都合な事態になってから伝えるよりも、クライアントも自分も安心です。
もしもの時のための対策を考えておく
日本にいると安全すぎる毎日に慣れてしまっていますが、海外に行くと盗難などの被害も多く、特に日本人は狙われやすいと言われています。
財布や携帯などの貴重品に気をつけるのはもちろん、パソコンをはじめとした仕事道具にも十分注意しましょう。オンラインストレージやUSBなどに情報のバックアップを取っておくなど、念のためリスク回避の方法を考えておきましょう。
一人が嫌なら
ここまで基本的に一人旅をするスタンスで色々と述べてきましたが、一人旅なんて考えられないという人もいると思います。そのような方は、一緒に旅をしてくれる人を探してみましょう。その際、予定をあらかじめ確保してもらうことを忘れないようにしましょう。
旅のパートナーには、やはり自分と同じくフリーランスとして働いている人がベストだと思います。比較的自由がききますし、同じ働き方をしている者同士分かり合える部分が多いからです。
会社員の方がパートナーとなる場合は、休みを確保してもらい、自分は現地で仕事をするかもしれないことを伝えておきましょう。そして、そういったことをあまり気にしない人と一緒に行くことが、楽しい旅をする秘訣かもしれません。
まとめ
海外旅行とフリーランスは、かなり相性が良いもの同士です。せっかく自分でスケジュールを調整できるのであれば、行っておかなきゃもったいない!と筆者は思っています。海外旅行に興味がないという人も、行ってみると意外とその楽しさにハマるかもしれませんよ。
ぜひ、その自由さを活用して「海外旅行×フリーランス」を満喫してみてください。
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