【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家

【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家
LinkedIn にシェア
Pocket

今回は、新宿と銀座で眼鏡店、インドネシアでウェブ会社の経営をしながら、エベレスト登頂など、規格外の挑戦を達成している星野誠さんにお話を伺いました。

 

 

 

 

-まずは、現在のお仕事について教えてください。

 

新宿と銀座に1店舗ずつ眼鏡店(「誠眼鏡店」)と、インドネシアでアプリの会社を経営しています。それから最近、27歳の時に最初に設立して3年ほどで潰してしまった会社「銀河ヒッチハイカーズ」を復活させました。

 

 

 

 

-色々なことをされていますね!起業に至るまでの経緯を教えてください。

 

新卒で株式会社大黒屋に入社しました。当時はチケットや金券の販売を主にやっている会社でしたがブランド部門を立ち上げることになって、新入社員でしたが専務に直談判しにいったら運よく立ち上げに参加させてもらえたんです。

 

すごく良い環境だったのですが、3年ほど経ってふと、自作の“人生でやりたいことリスト”(自分の生きているうちに何をやって死にたいというのをまとめたリスト)にホテルをやるという項目があるのを見て「あ、やばい。やってない!」と。ホテル事業をするためにすぐに会長に辞意を伝えました。

 

 

 

 

-唐突ですね!そこからホテル業界に転職するんですね。

 

そうですね。ただ、実は大黒屋とは顧問契約を結ばせていただいたりしながら、結局30歳くらいまではお世話になっていました。とにかく、その時は、突然ホテル業界に飛び込み学ばせてもらう日々を送ることに。

 

だけど、そこからまた全然関係ない方向に行ってしまうんです(笑)。

 

 

 

 

-なんとなく予想していました!(笑)次はどんな方向に?

 

宇宙旅行を企画する会社を立ち上げました。宇宙船をチャーターしたり色々と動いていたのですが、結局その会社は3年ほどで潰れてしまい、その後に始めたのが現在も経営している眼鏡店です。

 

【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家-1_r

 

 

-お話を聞いていると行動力に驚かされます。その原動力は何だと思いますか?

 

“人生でやりたいことリスト”に書いたことを実現するために、「このペースで間に合うのか」ということは常に自問自答しています。これが自分を無理にでも行動に駆り立ててくれています。

 

 

 

 

-駆り立てられている、というところからスピード感を感じました!

 

とにかく何よりも一歩を踏み出すことが重要だと思います。これをやってもこんな失敗が起こる、たとえ成功したとしてもこのぐらい、など余計なことを考えて行動できなくなっている人が多いように感じます。僕の場合は振り返ると、知らなかったからできたということがほとんど。極端だけど、知っていたらほとんどのことはできないと言ってしまってもいいかもしれない。未知のことをやるって不安ですから、頭で考えてしまうとマイナスに働くことが多い。だから最初はあまり考えずに飛び込んでしまうことを強くオススメします。

 

飛び出す一歩は身近な一歩でも良いと思います。今とは全く異なる分野に入っていくのは勇気がいるので、会社員として働きながら副業としてスタートしてみるとか、ステップを刻んでいくのも良いと思います。ただ個人的には、2足のわらじを履き続けるというのは本当の意味で本気になれず、馬力が出にくいと思う。ある程度いったらあえて自分を背水の陣に置くぐらいの心意気は必要でしょう。

 

 

 

 

-エベレスト登頂に成功されていますが、経営者として事業を営むことと、登山家としての経験はお互いに影響している面はありますか?

 

起業も登山も、最終的に心意気が何より重要というところは同じだと思います。エベレストに関して言うと、常に死の危険性が隣にあります。登山中に亡くなってしまう方もたくさんいて、僕は7体の遺体を越えてエベレストに登頂しました。絶対に達成したいという境地で挑み、死が現実にある中で命をかけて達成したと言ってしまってもいいかもしれない。生きるか死ぬかを本気で考えているのといないのとでは、馬力が全く違ってきます。起業も同じだと思います。ただ正直なところ、そこまでの熱量を出せていない。そこが今後の僕の課題です。今はまだできていませんが、仕事にも死を意識した圧倒的な熱量を込めて打ち込み、必ずものにしていきたいと思っています。

 

起業と高所登山は、僕は密接に関係していると思っています。起業家の人には全員エベレスト、いや、むしろ7大陸最高峰登頂を本気で勧めたいくらいです。

 

【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家-2_r

 

 

-掲げた目標を達成するための秘訣はありますか?

 

本当に自分の心の奥底から出てきた目標であれば、食らいつけると思うんです。だけど、自分が目標だと思っていたことが、実は世間のステレオタイプに流されているだけという場合が多い。そうすると結局踏ん張りがきかない。そもそも本当の自分の欲求から出てきた目標ではないわけですから、そんなの頑張れないに決まっています。

 

だから、本当に自分が求めている目標であるならば、必ず達成できると思います。自分と向き合って、本当にそれは自分がやりたいことなのか繰り返し問いかけていくことが大切なのではないでしょうか。

 

 

 

 

-夢を叶えるために必要なことは何だと思われますか?

 

エベレスト登頂というと夢を叶えている人という風に見えるかもしれませんが、まだできていないこともたくさんあります。最初の方で言っていたホテルもまだ作れていません。

 

世間的には「一度掴んだら離すな」みたいに言われることが多いと思うのですが、僕は最終的に人生の辻褄が合えば良いと思っています。一度掴んだものでも、状況がまずい!と思ったらパッと躊躇なく離す。離すといっても捨てるのではなく、その時々の自分のモチベーションと合っていてかつ世の中のニーズと合うものを掴み取るために一度離すだけです。登山でも同じで、何かに頑なに固執していると登頂などできません。視野も狭くなり、全体も見えなくなります。そういう時こそ、一度パッと手放して全体を見て、違う可能性を探して、再トライする、そういう人が間違いなく登頂しています。

 

 

僕は“人生でやりたいことリスト”に基づいて、その時々のやることを決めるのですが、何を先にとは決めていません。例えば、「ホテルを作る」、「眼鏡屋を作る」、「エベレストに行く」、「宇宙に行く」、すべて同率にあるんです。ホテルは僕がたまたま、まだ実現できてないこと。逆に今ある眼鏡屋や、先日達成したエベレスト登頂は、タイミングが合って達成できているだけという認識です。達成したことにフォーカスすれば、夢を叶えていると見えるかもしれませんが、「ホテルを作る」ということにフォーカスすれば、まだ夢は叶えられていない。

 

自分の心の芯からできた本当の夢であれば、本気で追って行けば、必ず達成できます。必ず。回収できなくてもいいから伏線をたくさん張っておき、人にどう言われようが、その時々の自分に合うことを掴んでは離しを繰り返し、方向性だけはブラさないことが大事だと思います。

 

 

 

 

-ここからは、現在の星野さんの生活に密着した質問です。一日のスケジュールについて教えてください。

 

仕事と休みの区切りがないですね。娘が3人いるので、今の優先事項は育児です。眼鏡店の方はスタッフにほとんど任せていますが、来月からは1ヶ月に一度はお店に出ようと思っています(笑)。

 

銀河ヒッチハイカーズを立ち上げたこともあり、宇宙系で何をやっていくか模索中なので、様々な方々に直接お話を聞きに行ったり、自分の今まで接していなかった分野の勉強会などに出て情報収集をしています。

 

また、今後は本を出していきたいと考えているので、このようなアウトプットの機会を設けて自分の中の色々なことを整理しています。

 

 

 

 

-パルクールなどの運動もされていますよね?

 

パルクールは思いつきで習い始めたんですが、週1で必ず1時間。結構いい運動になりますよ。あと水泳。毎週月曜と金曜の朝6時半から3キロほど泳いでいます。

 

やっぱり体を動かすと頭もスッキリするので、頭を使う人、これから何かを創造しようという人こそ、定期的な運動は絶対にオススメだと思います!

 

 

 

 

-こだわりのツールはありますか?

 

アクションカメラとボイスレコーダーです。アクションカメラはエベレストに登った時も動画を撮るときはこれを使っていました。ボイスレコーダーは自分の思考をまとめる用です。

 

あとは、ハイレゾ(ハイレゾリューションの略で、音質が格段に良い)の携帯ですね。音楽や映画は、自分の狭まった思考を時に解放してくれるので好きです。エベレストに行った時もこれで毎晩、エベレスト初登頂されたヒラリーさんの映画などを見てパワーをもらっていました(笑)

 

【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家-3_r

 

 

-お仕事をされる上で心がけていることはありますか?

 

現状の自分のレベルに囚われた考えで動かないようにしています。

 

エベレストに登ると宣言すると、ほとんどの人が「そんなことできるはずない」と言ってきました。でも倉岡さん(エベレスト登頂8回、日本人最多の最強ガイドさん)だけは、僕の思いを普通に現実のものとして真正面から受けとめてくれた。富士山しか登ったことがない素人だったのにも関わらず。

 

そこで思ったのは、現在の思考レベルで考えている限り、できる人たちには到達できないということ。世間のパワーは結構強くて「蜘蛛の糸」みたいに引きずり下ろされてしまう。だから目標としていることを達成している師匠に本気の熱量を持って会いに行き、師事することが一番良い方法だと思います。

 

 

 

 

-年収は、会社員時代と比べるとどうですか?

 

会社員時代より圧倒的に多いです。

ただその分、気苦労はありますね。たまに給料のシステムってなんて素晴らしかったんだと思うこともあります(笑)。

 

 

 

 

-最後に、お気に入りの仕事場は?

 

もちろん、Basis Pointです!(笑)

【Cool Workerなヒトビト】Vol.24 やりたいことを実現させる、エベレストに登った起業家-4_r

 

星野さん、どうもありがとうございました!

 

 

 

 

【お知らせ】

星野さんのセミナーが、コワーキングスペース「Basis Point」にて開催されます。星野さんとお話していると楽しくて、時間があっという間に過ぎてしまいます。文字では伝わりにくい楽しさを体感してほしい!ぜひ星野さんに会いに、セミナーへお越しください。

 

眼鏡屋がエベレストを目指した理由~100の言い訳よりも1つの行動~

 

日時 :2017/1/24(水) 19:00-20:30
場所 :Basis Point新橋店 貸会議室(RoomB+C)
参加費:3,000円 (税別)

 

詳しくは、Basis Pointのイベント情報をご確認ください。

 

 

LinkedIn にシェア
Pocket

ライター
佐々木 希
佐々木 希
名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライター。趣味は旅、読書、海外ドラマ一気見、猫、新しいことを始めること。



フリーコンサル案件(戦略/PMO/SAP等)の紹介なら「コンサルポータル」

お仕事場所をお探しならコワーキングスペース「Basis Point」へ!!新橋・五反田・神保町・池袋に多店舗展開中!