【フリーランスの実態】どうやって生活してるの?1週間の流れは?

2016/09/30

【フリーランスの実態】どうやって生活してるの?1週間の流れは?

フリーランスで働いている皆さん、これから独立してフリーランスを検討している皆さん、フリーランスで働く人たちがどんな生活をしているのか、その実態が気になりませんか。気になるフリーランスの生活を探ってみます。

 

統計調査からみる平均的フリーランスの生活

2016年1月に日本アプライドリサーチ研究所が中小企業庁に委託され「小規模企業等の実態把握調査」という調査を行っています。800人のフリーランスへの「フリーランス事業者調査」も行われていますので、調査結果から見える平均的なフリーランス像をご紹介します。

 

 

1.勤務時間
時間や場所に縛られない自由さが魅力でもあるフリーランスですが、定休日は不定休(76.6%)なものの一日の平均労働時間は平均値で7.14時間と一般のサラリーマン並みです。
抱えている仕事次第で忙しさが変わるためか、曜日の感覚がない生活を送っているのではないでしょうか。とはいえ、仕事とプライベートのけじめをつけるためか、労働時間は会社勤めをする人と同じように一日7時間程度にしているようです。

 

 

2.勤務場所
働く場所に制約が無いフリーランスですが、仕事をする場所は自宅(85.8%)という方が大半です。事務所を設けていたりカフェやコワーキングスペースを利用する人は少ないようです。
自宅で仕事をされる場合、仕事が立て込んでくると一週間、家から一歩も出ていないなんてこともあるかもしれません。自宅を職場とすることで通勤時間や通勤ストレスのない時間や心にゆとりがある生活を送りやすく、ワークライフバランスがとりやすいというメリットはありますが、特に自宅で仕事をされる方は仕事とプライベートの境界線があいまいになるデメリットもあります。

 

 

気分転換をし、仕事への集中力を高めるためにも、鬱々とストレスを溜めこまないためにも、もっと積極的に外へ出る方が良いかもしれません。

 
新橋、銀座、汐留の駅近くには、Basis Pointという30分から気軽に入れるカフェのようなコワーキングスペースもあります。気分転換にこのようなコワーキングスペースを利用してみるのもよいでしょう。

 

 

3.収入
フリーランスの1年間の売上は300万円未満(計56.4%)と、国税庁調査による非正規社員の平均年収170万円を上回ってはいるものの、給与所得者の平均年収415万円を下回る人も多いようです。

 
請け負っている仕事の契約額は一件あたりでは100万円未満(84.1%)と大きな案件はあまりありません。小規模な案件を一週間以内(9.8%)から1カ月以内(15.6%)といった短い周期で多数こなしています。

 
仕事の受注に置いては固定客から受注する仕事が70%から100%(47.0%)と高くなっています。固定客は収入の安定に貢献してくれますが、特定の得意先への依存度が高くなってしまうと、得意先に何かあった時に共倒れのリスクもあるために注意が必要です。

 

 

4.満足度
フリーランスで働く人は、仕事の自由度や裁量の高さ(大変満足+満足:72.6%) や仕事の内容ややりがい(大変満足+満足:64.9%)、生活(プライベート)との両立(大変満足+満足:62.3%)に満足しています。一方、収入(大変不満+不満:51.2%) については不満があるようです。

 

しかし、全体としてフリーランスという働き方には満足(大変満足+満足:50.8%)しており、金銭だけでは測れない価値に魅力を感じています。

 

 

一週間の生活を見直そう

統計調査からは仕事とプライベートの境界があいまいになる傾向があり、収入が課題という傾向が見て取れました。フリーランス生活を充実させるために、これらの課題にどう対応すればよいでしょうか。

 
まず、不定休となっている休日を見直し、週に一日か二日の定休日を設けるのがよいでしょう。体が資本のフリーランスでは体調を崩した途端に収入を失ってしまいます。そうなる前に、定期的に休日を設けましょう。特に自宅で作業をされる方は意識して休みを取ることが大事です。

 
また、どうしても目先の仕事に注力しがちですが、自分の腕が頼りで人脈が大事なフリーランスでは仕事だけではなく、自己投資や人脈作りにも時間をかけましょう。自己投資や人脈作りのために、週に一度は外部のセミナーや勉強会に参加するようにすると、気分転換もできて仕事への集中力も上がる効果が期待できます。

 

 

 

 

多くのフリーランスの方には一週間の流れというのは関係ない上に、収入面を除いては現状に大方満足しているようです。しかし、体調管理やメリハリを持った生活を送るためには、一週間の流れを意識した方が良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

イラストレーター
Taro
Taro
1989年生まれ。フリーのイラストレーター・フォトグラファー。 仕事と遊びの境目を果てしなく曖昧にすることが生涯の目標である。 趣味は歌(ラップ)・映画鑑賞・自然と戯れること。