フリーランスで働くなら押さえておきたい!収支管理のポイント

フリーランスで働くなら押さえておきたい!収支管理のポイント
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フリーランスで働いていると、収入が不安定なことが原因で、いつどのような収入や支払いがあるのか気になってしまいます。また、複数の案件を抱えていると、どの案件からいつ収入があるのか分からなくなってしまうことがあります。大きな出費が予定されていると、口座残高が心配になりますよね。

 

今回は、フリーランスが資金管理に悩まずに、効率的に収入と支払いを管理していく方法をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

1.フリーランスにとって大切な収支管理

 

フリーランスで働いていると会社に勤めているときと違い、収入が不安定になります。会社に勤めていれば一定の基本収入が確保されますが、フリーランスだと仕事があるかないかで収入が変動します。また、複数のクライアントと契約している場合には、どの収入がいつ入金されるかが違ってきますし、複数のクラウドソーシングサイトを利用している場合には支払日が異なったりします。

 

経費や生活費の支払いに余裕がある場合はよいのですが、大きな出費がある場合や口座残高がぎりぎりの場合には収入の管理をしていかなければなりませんよね。会社だと経理が資金管理をしてくれるかもしれませんが、フリーランスは収入と支払いの管理も自分でしなければなりません。しかし、いつもお金を気にしていては本業にも集中できません。フリーランスで働いていくのであれば、収入と支払いの管理を効率的に行って、本業に集中できる環境を整えることが必須だといえます。

 

フリーランスとして働いていく上で、効率的に収入と支払いを管理していくには、どのような方法をとればよいのでしょうか。

 

 

 

 

2.収入と支払いのスケジュール管理

 

収入と支払いを効率的に管理していくには、収入と支払いのスケジュールを把握することが大切です。

 

支払いには、支払先ごとに口座引き落とし日が決まっていると思います。フリーランスにとって予想される大きな支出には、家賃の支払い、カードの支払い、スタッフを雇っている場合には給料の支払い、国民健康保険や国民年金の支払い、保険の支払い、税金の納付、車検などがあります。その他に、水道光熱費や電話代もありますよね。ローンがある方は、ローンの支払日も大切です。まずは、これらの支払日を一覧表にしておくとよいでしょう。

 

次に収入のスケジュールを把握します。クラウドソーシングサイトで仕事をしている場合には、締切日や入金日がありますので、いつ入金があるのかわかります。また、継続して同じクライアントの案件をこなしている場合も同じように、締切日や入金日が決まっていることが多いのではないでしょうか。決まった日に入金がある場合には、支払日の一覧表に入金予定日も記入するようにしましょう。

 

その他に、単発で仕事をしてその都度入金がある場合には、カレンダーに入金予定日を記入しておきます。クラウドソーシングやクライアントごとの入金も、入金日が決まっていても金額は毎月違うことが多いと思います。いくら入金があるのか気になる方は、カレンダーの入金される日に、おおよその金額を書いておくのも良い方法です。入金日と入金額をカレンダーで管理することで、入金がきちんとされたかどうかの確認をしやすくなり、売上回収管理にもつながっていきます。

 

収入と支払いのスケジュールが分かれば、いつまでに口座残高にいくら入金されていなければならないかが分かりますよね。いくつも口座がある場合には、どの口座にいくら入金されていなければならないのかもあわせて把握するようにしましょう。 フリーランスで働くなら押さえておきたい!収支管理のポイント-1_r

 

 

3.効率的に資金管理するための口座の作り方

 

(1)口座をひとつにまとめる

 

入金と支払いに手間をかけないためには、口座をひとつにまとめることが一番簡単な方法です。支払い日までに必要な金額が入金されているかどうかだけを気にすればよいですし、大きな出費があるときに残高を確認する口座もひとつですみます。

 

入金と支払いの手間がかからない反面、その月にいくらの収入があったのかを把握しづらくなるというのが欠点です。

 

 

 

(2)収入口座と支払い口座をわける

 

収入口座と支払い口座をわける方法は、いくらの入金があっていくら支出したのかを確認していけることがメリットです。必要な金額を収入口座から支払い口座に移動させなければならないという手間がかかりますが、その手間をかけることで、自分で収入と支払いをきちんと確認することができるようになります。

 

 

 

(3)事業専用の口座を作り、その他の口座とわける

 

資金を管理していくだけであれば、口座をまとめる、収入口座と支払い口座をわけるという方法で管理していくことができます。しかし、フリーランスとしてこれからも事業を行い、事業収入を増やしていくには、事業専用の口座を作ることをおすすめします。

 

事業に関係する口座とその他の口座をわけることで、確定申告時や日々の資金管理がしやすくなります。確定申告時に事業に関係のある収入と経費を把握するときには、事業用の口座だけを見ればよいですし、フリーランスの仕事とアルバイトを掛け持ちしている場合には、事業収支と給与をわけておくことで、事業が順調かどうかを把握することができ売上目標も立てやすくなるでしょう。

 

事業専用の口座については
フリーランスになったら事業専用の銀行口座を作るべき?
で詳しく書いていますので、合わせて読んでみてください。

フリーランスで働くなら押さえておきたい!収支管理のポイント-2_r

 

 

4.資金管理方法のステップアップ

 

フリーランスとして働いていく上で必要な最低限の資金管理は、前述にまとめた方法でできるようになります。収支管理を頭の中だけでしていると常にお金のことが気にかかってしまいますが、収入と支出のスケジュールを把握して管理していけば、口座残高を確認しなければいけない日や余裕資金の状態もわかりますので、安心して本業に取り組んでいくことができます。

 

次に考えなければならないのが、大きな出費に備える方法です。フリーランスとして働いていく上で、仕事を成功させるためにセミナーや研修に参加したり、業種によっては設備を購入する必要があるでしょう。そんなときに、思いつくままに行き当たりばったりの支払いをしていると、資金繰りに困ることになってしまいます。

 

 

 

(1)帳簿をつける

 

何にどれだけの支払いが必要なのかを把握するには、きちんと帳簿をつけることが大切です。帳簿をつけることは、確定申告にも役立ちますし青色申告の要件にもなっています。

 

クラウド型でフリーランス向けの会計ソフトであれば、比較的安い値段で使うことができます。事業が大きくなった場合には、税理士に依頼するのもよいでしょう。

 

会計ソフトに興味を持った方は、
フリーランスが使いやすい会計ソフト
【これさえわかれば大丈夫!】クラウド会計ソフトfreeeの使い方
も読んでみてください。

 

 

 

(2)予算をたてる

 

帳簿をつけることで、過去の支払いから今後必要な経費を予想することができますので、予算をたてることができます。予算を作成していく中で、不必要な支払いを削る計画をたてることもできます。セミナー参加費や設備購入資金を支払うことができるかどうかは、予算をたてた上で検討していくようにします。

 

 

 

(3)資金の積み立てをする

 

予算を作成していく中で、一度に高額なセミナー参加費や設備購入資金を支払うことはできなくても、少しずつ余裕資金を貯めていけば支払うことができると気づくこともあります。そのようなときは、毎月一定額を資金積み立て用の口座に貯めていくことをおすすめします。ある程度強制的に資金を貯めていくために、積立預金や定期預金を作る方法もあります。

 

今は資金が貯まっていないけど、どうしても必要な高額な支出がある場合には、資金計画がしっかりしていればローンや借入れができることもあります。

 

 

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