エンジニア系フリーランス必見!「全国ソフトウェア協同組合連合会」とは?

エンジニア系フリーランス必見!「全国ソフトウェア協同組合連合会」とは?
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フリーランスのエンジニアとしっておきたい同業者組合に「全国ソフトウェア協同組合連合会」というものがあります。

 

全国ソフトウェア協同組合連合会は、連合会に入っている協同組合や企業のためにさまざまな活動支援を行っています。全国ソフトウェア協同組合連合会とは何か、どのような活動を行っているのか、どのように活用していけばいいのかなどをまとめました。

 

 

 

 

1.全国ソフトウェア協同組合連合会とは

 

全国ソフトウェア協同組合連合会」とは、IT業界の同業者組合の1つで「JASPA」とも呼ばれています。日本のソフトウェア産業の発展のための全国組織として、中小企業等協同組合法に基づいて平成8年に設立された団体です。

 

全国ソフトウェア協同組合連合会には、北海道から沖縄までの20以上の組合が加盟しています。主な組合には、

 

・首都圏ソフトウェア協同組合
・ソフトウェア事業協同組合
・一般社団法人ITキャリア推進協会

 

などがあります。

加盟している組合は全国ソフトウェア協同組合連合会のさまざまな支援を受けることができ、

 

・IT業界に対する最新情報などの提供
・フォーラムの開催
・共済制度の提供

 

などが利用できるようになっています。

 

 

フリーランスが各種支援を受けるには、全国ソフトウェア協同組合連合会に加盟している組合のうち自分にあったものをさがして加入するという方法があります。

 

たとえば、関西コンピュータ技術協同組合であればコンピュータメーカーでSEとして活躍していた人など、コンピュータ関連の業界で3年以上のシステム開発技術・経験を有する方であれば入ることができます。

 

全国ソフトウェア協同組合連合会の加盟団体にフリーランスのエンジニアが加入できるかどうかはその組合によって違いますので、まずは全国ソフトウェア協同組合連合会「会員組合名簿」から自分が加入できる組合があるかどうかを調べてみましょう。

 

 

 

 

2.JASPA共済会の共済制度

 

エンジニア系のフリーランス技術者は、サラリーマンとちがって厚生年金、雇用保険、健康保険、労災保険といった社会保険に加入することができず、国民年金、国民年金基金、国民健康保険、民間の保険会社の保険を利用している場合がほとんどです。

 

全国ソフトウェア協同組合連合会に加盟している組合で JASPA共済会に加入をしていれば、組合を通じてJASPA共済の共済制度を利用することができます。組合ごとに利用できる制度が違う場合もあり、どのような条件を満たせばどのような制度が利用できるかについては、各組合にお問合せください。

 

 

 

 

3.共同受注

 

エンジニア系の仕事は大きなプロジェクトをひとりで引き受けることができません。このような場合には複数で1つの案件を受注することがあり、これを共同受注といいます。共同受注を受けるには、発注者が葉中する窓口が必要になりますが、全国ソフトウェア協同組合連合会に加入している組合が共同受注の窓口になっている場合があります。

 

たとえば、首都圏コンピュータ事業者協同組合では、受注した案件を組合員である複数のフリーランスである個人事業主に割り振る形をとっています。コンピュータメーカーやソフトハウスといったクライアントとの契約は組合とクライアントが行い、案件の情報を組合員で共有して仕事を受注します。

 

個人ではなかなか大きな仕事をとることができない場合には、組合の共同受注を利用することを検討してみてはいかがでしょうか。

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4.セミナー、講習会、イベントなど

 

全国ソフトウェア協同組合連合会では、技術向上のための情報交換、新規取引の促進、人材育成を目的としてさまざまなセミナー、講習会、イベントを行っています。

 

たとえば、2017年5月に「JASPAコラボレーションフェア2017」というものが開催され、全国ソフトウェア協同組合連合会に所属している企業や会員が集まり、講演会や懇親会が行われました。全国各地で活動する協同組合のを連携する役割をもつ全国ソフトウェア協同組合連合会だからこそ開催できるイベントといえますね。

 

全国ソフトウェア協同組合連合会は、直接、行政に対して情報交換や提言をし、さまざまな最新情報を入手していますので、参加できるイベントに参加することでIT業界の今後の動向を知ることができ、人脈も作ることができるのではないでしょうか。

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5.全国ソフトウェア協同組合連合会の加盟組合への加入メリット

 

全国ソフトウェア協同組合連合会に加盟している組合はたくさんありますが、フリーランスのエンジニアが加入できるかどうかは組合によって違います。また、各組合で用意されている支援もさまざまです。中には、フリーランスのエンジニアにむけて積極的に支援を行っている組合もありますので、自分にあった組合を探してみてください。組合に加入するには入会金や組合費が必要になりますので、どのくらいの費用がかかるのかも問い合わせてみるとよいと思います。

 

これからフリーランスで活躍したいと思っている方にむけて起業支援を行っている組合もあります。起業をすると、エンジニアとしての仕事だけではなく税務や経理などの事務処理に頭を悩ませることもあると思いますが、組合が契約している専門家を紹介してもらえることもあります。

 

フリーランスのエンジニアは、サラリーマンと比べると社会保険が完備されておらず、国民健康保険などの自治体の制度に頼らざるをえませんが、全国ソフトウェア協同組合連合会に加盟している組合に加入することで、利用しやすい制度の紹介もしてもらえます。

 

組合が持っているフリーランスのエンジニア向けの案件情報を入手できるのも組合に加入する大きなメリットですし、組合員同士の交流会でさまざまな情報交換ができるのも魅力的です。本格的にフリーランスのエンジニアとして活躍していこうと思っている場合には、ぜひ活用していきたいですね。

 

 

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