【最初が重要!】フリーランスが便利屋にならないための仕事術

【最初が重要!】フリーランスが便利屋にならないための仕事術
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フリーランスとして仕事をはじめようとするときに、気をつけなければならないこととして、「便利屋にならない」ということがあげられます。便利屋というと言葉は悪いですが、より多くのサービスを提供しているという言い方もできます。

 

 

なぜ、フリーランスが便利屋として仕事をしていくとよくないのか、便利屋と思われずによいサービスを提供していくにはどうしたらよいのか、考えていきたいと思います。

 

 

 

 

1.フリーランスにありがちな「便利屋」としての仕事

 

(1)「便利屋」としての仕事とは

 

フリーランスにありがちな問題点として、フリーランスがクライアントに「便利屋」と思われてしまうことがあります。

 

 

クライアントによっては、フリーランスが仕事の受注に困っていることを逆手にとり、安い報酬で難しい案件を発注したり、報酬の値下げを要求してきたりという事態が発生します。それにともなって、サービスでついでにこんな仕事もやっておいて、というように雑用を押しつけるクライアントもいるのです。

 

 

フリーランスにとっては、仕事にみあった報酬をもらっていかなければ生活に困ってしまいますが、クライアントの要望を断ったために仕事を発注してもらえなくなるということにもなりかねませんので、頭の痛い問題です。

 

 

 

 

(2)フリーランスが「便利屋」と思われてしまう原因

 

フリーランスが「便利屋」と思われてしまう原因はなんでしょうか。とくにフリーランスになったばかりの場合は、安い報酬でさまざまな仕事を押しつけられてしまうことが多くなっています。しかし、中には自分の本業をしっかりこなすのみで、それ以外の仕事をすることなくきっちりと報酬をもらっているフリーランスもいます。

 

 

便利屋と思われてしまうフリーランスと、そうでないフリーランスの違いはどこにあるのでしょうか。

 

 

 

どんな仕事も断らない

頼まれればどんな仕事も断わらないフリーランスは、クライアント側も、どんな仕事でも引き受けてくれると思ってしまい、それがエスカレートすると本業以外の雑用まで頼まれるようになってしまいます。

 

 

無理なスケジュールを引き受ける

クライアントによっては無理なスケジュールで発注をしてくる場合もあります。フリーランス側としては仕事を受注したいので、無理なスケジュールでも頑張って仕事をこなしてしまおうとしまいます。これがエスカレートすると、クライアント側でも無理なスケジュールでも引き受けてくれるという認識ができてしまい、今後もそのスタイルが継続していくことになってしまいます。

 

 

仕事に専門性や技術力が必要ない

自分のフリーランスとして引き受けている仕事が、もともと専門性や技術力が必要なく誰にでもできるような仕事の場合は、クライアント側も安く仕事を引き受けてくれる便利な取引相手として見ていることが多いです。誰にでもできる仕事であれば、なんでもやってくれるだろうと思われてしまいます。

 

 

 

便利屋と思われてしまって困っているフリーランスの方は、まずは上記の原因にあてはまらないか、自分のワークスタイルを見直してみることが必要でしょう。

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2.便利屋としての仕事にならないために

 

フリーランスとして仕事をしていくには、できれば自分の能力を生かした仕事で報酬をもらっていきたいものです。便利屋として仕事をしていくことで自分の首をしめている結果になってしまわないために、どのようなことに気をつけたらよいのか原因別にまとめてみました。

 

 

 

 

(1)本業以外のさまざまな仕事を押しつけられてしまう場合

 

本業以外の付加的な仕事も、ある程度までならサービスの一環として必要な場合もあります。特に自分の本業にライバルが多い場合には、サービスを付加することで他のフリーランスと差をつけたい場合もあると思います。

 

 

しかし、それがエスカレートするとクライアント側から便利屋と思われてしまいます。

 

 

これを防止するには、本業に関係のある仕事で簡単にできるものはサービスに含め、それ以外の仕事は追加料金を設定するなどの方法をとるとよいでしょう。「ついでに、この仕事もお願いできないかな?」と頼まれた場合には、「その仕事をするには追加料金がかかりますが、よいでしょうか?」といったように交渉すべきです。

 

 

フリーランスとしての自分の仕事をの価値を高めていくためには、自分の仕事単価をあげていくようにしなければなりません。そのためには、自分の仕事の精度もあげていく努力が必要です。報酬単価が高ければ、クライアント側も追加の報酬を払ってまで雑用をしてほしいと思わなくなるでしょう。

 

 

見習うべきお手本として、派遣で仕事をしている人たちがあげられます。派遣で仕事をしている人は、決められた時間だけ自分のやるべき仕事をこなし、それ以外の仕事は一切しないというスタイルをとっている人が多くいます。派遣で雇っている側も、派遣会社との関係や高い時給から、やるべき仕事だけをしっかりこなしてほしいと思っていることが多くなっています。

 

 

フリーランスも、このスタイルを見習い、報酬にみあった仕事をしっかりとこなすというスタイルをとっていけるとよいですね。

 

 

 

 

(2)無理なスケジュールを押し付けられてしまう場合

 

フリーランスは会社組織と違い、時間の調整が自由にききます。また、ほかの部署との調整といったことをする必要もないので、会社組織よりは無理なスケジュールでも受け入れやすく、つい無理なスケジュールの仕事も引き受けてしまうフリーランスもいます。

 

 

仕事がなく、発注された仕事はすべて引き受けたいというフリーランスの事情もありますが、それでも、いつも無理なスケジュールばかり受注していると、無理なスケジュールでも引き受けてくれる便利なフリーランスと思われてしまいます。

 

 

このような場合には、スケジュールによっては追加料金を請求するなどの方法をとるとよいでしょう。無理なスケジュールに文句をいったり仕事を断るよりは、無理してでも気持ちよく引き受けていきたいという場合に、追加料金を請求するのはよい方法です。

 

 

この方法であれば、クライアント側も、どうしてもスケジュールが無理になってしまい追加料金を払ってでもお願いしたい場合に助かりますし、フリーランス側もクライアント側にそのような事情があれば頑張って無理なスケジュールでも引き受けたいと思い、気持ちよく仕事をしていくことができます。

 

 

 

 

(3)フリーランスの本業に専門性や高い技術力が必要ない場合

 

フリーランスとしてしている仕事が、専門性や高い技術力がなく誰にでもできるような仕事の場合には、もともとクライアント側は便利屋としての位置づけで仕事を依頼しているわけですので、どうしても自分が思っている以外の仕事を押し付けられることが多くなってしまいます。

 

 

その場合でも、フリーランスとしてクライアントと契約することで報酬をもらっているわけですから、最初の契約以外の仕事には追加の報酬を請求すべきです。

 

 

追加報酬をもらえばさまざまな雑用をしてもよい場合には、そのまま仕事をしていけばよいでしょう。追加報酬を断られる場合には、最初の契約にしたがった仕事以外は断るべきです。もし、誰にでもできる仕事でサービスとしての雑用を断ると仕事を失うようであれば、自分のフリーランスとしての仕事のあり方を見直すべきです。

 

 

フリーランスとして継続して安定した仕事をしていくためには、個人としての専門性や技術力が必要になりますし、これらがないのであれば会社に所属して仕事をしていくほうがよいケースもあります。

 

 

どのような分野で、自分のどのような能力を発揮して仕事をしていきたいかを明確にし、自分の仕事と考えるものについて他の人に負けない仕事をしていくことができるようになれば、自然と仕事にみあった報酬をもらうことができるようになります。

 

 

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