FXは副業に最適?初心者でも稼げるの?

FXは副業に最適?初心者でも稼げるの?
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副収入を得る金融取引について、株取引と並んでよく聞くのがFXです。インターネット上では、おすすめの副業としてよくFXが挙げられています。

 

ここでは、FXとは何かから実際に取引するところまでを簡単に解説致します。

 

 

 

 

FXとは

 

FXとは、外国為替証拠金取引のことを指し、為替レートの差額によって損益が出る仕組みになっています。また、スワップポイントによっても損益が出ます。これは、取引前の通貨(円等)と取引した通貨(ドル等)の金利差によるものです。

 

具体的には下記のようになります。※手数料等省略

 

1ドル100円の時に10,000ドル買って、2日後、1ドル101円の時にその10,000ドルを売る(アメリカ金利2%日本0%、スワップポイント55円/日)

 

 

101円×10,000ドル - 100円×10,000ドル = 10,000円(儲け)
55円×2日=110円(儲け)

 

 

上記でいくと、100万円必要なように思いますが、実際には証拠金という担保を差し出すことでその何倍もの金額を動かすことになります。これをレバレッジと言います。

 

例えば、証拠金50万円を預けて、レバレッジ10倍で取引すると500万円まで外国通貨を買うことができます。もし損が出た場合、その証拠金の範囲内でロスカットという強制決済(取引会社によって異なるが、証拠金の20%~30%を残すぐらい)が起こり、証拠金を超えた損失が基本的には出ないようになっています。

 

ただし、急激な変動でロスカットの行使ができず(その金額で買い手がつかず)、証拠金を超える損失が出る場合もあります。

 

 

 

 

手数料(スプレッド)

 

気になる手数料等ですが、通常の取引の手数料とは別にスプレッドというものがあります。FXを扱っている会社では、「手数料無料・低スプレッド」とよくうたっています。

 

スプレッドとは、買値と売値の差額のことで、実質的には手数料のようなものです。FXでは、全く同時に取引したとして買値と売値に差があります。これがスプレッドです。例えば、買値101円の時に売値は100円95銭の場合、そのまま為替レートが変わらない時に売買すると差額の5銭がスプレッドとして損になります。

 

ですので、上記で損しないようにするには、売値が101円以上になってから売る必要があり、非常に分かりやすく実質的な損益を把握できます。スプレッドは取扱会社毎に設定されており、また取引通貨にもよりますので、最初に会社を選ぶときに調べて自分の取引スタイルに合うところを選びましょう。

 

 

 

 

FXを始めるには

 

以下、簡単な流れです。

 

 

 

(1) 取扱会社を決める

 

「FX」と入れて検索すると、ランキングサイトがいっぱい出てきますので、特色に合わせて選んで下さい。上記のスワップポイント、スプレッド、提供ツール、サービスなど各社異なります。あまり時間を取れない方は、自動取引について充実したツールがある会社を選んだ方がいいと思いますし、十分に時間をかけてやる方は情報が早くて多い会社が向いています。

 

 

 

(2) デモトレードで試す

 

取扱会社の中には、デモトレードという無料シミュレーションができるところがあります。デモ用の取引口座を開設して、実際にシステムの使い勝手を試しながら、FXを経験しましょう。

 

 

 

(3) 口座を開設する

 

証券会社で口座開設するようなものです。

 

 

 

(4) 審査完了後、入金して取引開始

 

FXはギャンブルではないという方もいらっしゃいますが、リスクは必ずあります。レバレッジをかければかけるほど(取扱会社により上限はあります)、ハイリスクハイリターンになりますので、取引開始後はレバレッジをかけずに始められるといいかと思います。

 

デモトレードと実際のトレードでは異なることもありますので、そこを理解するためにも最初はレバレッジ1倍で、一通りシステムの機能を試したり、各通貨の特色を把握したりするようにしましょう。

 

 

 

 

注文方法

 

・成行注文(マーケット注文)

 

その時点での為替レートで注文する方法です。ただし、為替変動が大きいときは、クリックしてから確定するまでに差額が生まれることもあり、思っていた金額とずれてしまうことがあります。こうした差額について、許容度を設定して購入することもできますので(100円の時に100円5銭までなら買う、それを超えたら買わないなど)、忘れずに設定しておきましょう。

 

 

 

・指値注文

 

売買レートを指定して注文する方法です。ここまで下がったら買いたい、ここまで上がったら売りたいという時に使います。そのレートにならなければ注文は確定せず、時期が来たら取り消しとなります。注文後に確定していなければ、やり直すことも可能です。

 

 

 

・逆指値注文(ストップ注文)

 

指値注文とよく似ていますが、これはリスク管理として、ここまで下がったら自動的に売る、または、ここまで上がってきたら自動的に買うという注文方法です。下降時の損切りや上昇時の機会損失を逃さないために使います。

 

 

 

・IFD注文

 

指値注文を2回繰り返すor指値注文と逆指値注文を組み合わせて行う自動注文方法です。

 

例えば、以下のようなパターンがあります。

 

 

100円になったら1000ドル購入して100円10銭になったら全て売る

読み通りになったら利益を確定させるためにする注文です。

 

100円になったら1000ドル購入して99円90銭になったら全て売る

読み通りにいかなかった場合に、損切りをさせるためにする注文です。上昇していた場合は、頃合いを見図って成行注文で確定させたりします。

 

 

 

・OCO注文

 

指値注文と逆指値注文を同時に出しておき、どちらかが成立した場合に、もう片方が自動的に取り消される注文方法です。

 

例えば、以下のようなパターンがあります。

 

 

99円になったら1000ドル購入or101円になったら1000ドル購入

上昇要因はあるけど、まだ動くかもといった時に使いますが、こちらはあまり使われないかもしれません。

 

99円になったら1000ドル売却or101円になったら1000ドル売却

損切りと利益の確定を同時に注文かけることができ、非常に便利です。

 

 

 

・IFDO注文

 

IFD注文とOCO注文を組み合わせた購入から決済までを自動注文する方法です。昼間に確認できないような方で、上下幅をある程度予測できるのであれば、非常に有効な注文方法です。振れ幅を見越して利益を確定させる金額を設定しておくと同時に、思いがけない損失に備えることができます。

 

例えば、以下のようなパターンになります。

 

 

100円になったら1000ドル購入、100円80銭or98円になったらその1000ドルを売却

100円から101円の間で動くだろうと予測している時に上記のような注文をしておきます。

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まとめ

 

FXは「副業」に最適かというと、適してはいないと思います。

 

事業は、継続的に収益を生むためにやりますが、FXでは経済的要因が大きく影響しますので、知識やテクニックでは対応できないこともあり、継続的にとはなかなかいかないと思います。もちろんトータルで儲けてらっしゃる方もいるかと思いますが、ほとんどの方にとっては、副業とは言えないと思います。初心者になると、さらにハードルは上がりますが、経験を積んだからといって儲け続けるのは至難の業です。

 

副収入を得る方法として考えても、向いている人と向いていない人がいると思います。為替レートがずっと気になってしまい、本業に集中できなくなるような方は止めておいた方がいいと思います。上記のように自動注文の方法もあり、また取扱会社によってはもっと便利なシステムもありますので、お金の一時の増減をあまり引きずらない方は、息抜きを兼ねてレバレッジを低くしてやってみてもいいかと思いますが、「副業」としてがっちり稼ぎ続けようとするのは難しく、負担も大きいということを認識した上で始められた方がいいかと思います。

 

 

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