バイヤーとしてフリーランスになるためには、経験?センス?

バイヤーとしてフリーランスになるためには、経験?センス?
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アパレルショップや小売店で、商品が売れるためにはバイヤーのセンスがとても大切です。バイヤーに分野によっていろいろあり、洋服、靴、アクセサリーなどのアパレル業界、食品業界、不動産業界などがあります。

 

 

バイヤーとしてのセンスを生かして、フリーランスでバイヤーとして仕事をしていくことはできるのでしょうか。フリーランスのバイヤーになるための経験やセンスはどのようなものが必要なのでしょうか。

 

 

 

 

1.バイヤーとは

 

バイヤーとは、簡単にいうと、売るための商品を買う仕入れをする人のことです。

 

 

ある程度大きな会社であれば、購買部という部署がある場合もありますし、仕入れ係という名前がついている場合もあります。商品を売るにはセールスマンとしての営業経験やセンスが必要になってきますが、同じように商品を仕入れるにも、バイヤーとしての買い付け経験やセンスが必要になります。

 

 

腕のいいバイヤーは、消費者にどのような需要があり、どのようなものが流行しそうなのかを予想し、どのような商品が売れるかを見極め、仕入れる商品を決めます。そして、生産者、工場、展示会などに足を運び、どこから、どのくらいの量を仕入れるのかを決め、仕入先と交渉をして商品の仕入れをします。

 

 

ときには、宣伝方法や店頭に出したときの販売価格を考えることもあります。買い付けた商品が売れていかなければバイヤーとしての価値も半減してしまいますので、商品を買い付けて売り出すまでがバイヤーの仕事といえるのです。

 

 

 

 

 

2.フリーランスのバイヤーになるには

 

フリーランスのバイヤーになるには、プロとしてのバイヤーの仕事をしていくことができることが前提となります。では、フリーランスのバイヤーになるために必要な知識や経験には、具体的にはどのようなものが必要になってくるのでしょうか。

 

 

 

(1)何が売れるのか予想する能力

 

バイヤーは、売れそうな商品を予想して買い付けを行うので、何が売れるかを予想する能力がなければなりません。漠然と、「なんとなくこれが売れそうな気がする」という直感も大切ではありますが、商品として売り出すための買い付けを行うときには大きな金額のお金が動きますので、直感だけで仕入れを行うわけにはいけません。

 

市場の動向、流行を読み、リサーチを行い、なぜ自分がその商品が売れそうだと思うのか、についての考えについて、裏付けを行う能力が必要になります。市場リサーチを行うには自分1人だけではできませんので、リサーチ会社を使うなどの方法をとることもあります。

 

仕入れる量を決定するためには、なにが売れそうなのかだけではなく、どのくらい売れそうなのかを予想することも大切です。これらの予想を客観的に行うには、経済学、統計学などの基礎知識、分析力が必要になりますし、自分の予想をプレゼンテーションする能力も必要になります。

 

 

 

(2)買い付けをする商品に対する幅広い知識

 

商品を買い付けるためには、その商品に対する幅広い知識が必要になります。自分が買い付けたい商品の品質どおりのものを買い付けるには、その商品の原材料の知識が必要になりますし、買い付けたい商品はどのような工程を経て生産されているのかといった生産過程の知識も必要になります。

 

服、靴、アクセサリーといったアパレル業界のバイヤーであれば、生地、皮革、貴金属についての知識はかかせません。食品業界であれば、各食品の銘柄、産地、品質についての知識が必要です。不動産であれば、土地や建物についての専門知識が必要になります。

 

プロのバイヤーとして活躍する人には、アパレル業界といった大きな分野ではなく、靴なら靴専門、服の中でもブライダル専門といったように、特定の商品についてのバイヤーとして活躍している方も多くいます。

 

やはり、バイヤーはその商品についての詳細な知識があればあるほどよいですので、自分の得意な分野にしぼって仕事をすると成功しやすいといえるでしょう。

 

 

 

(3)実際の買い付けの知識と経験

 

商品の買い付けは、国内だけでなく国外の展示会を見に行ったり、商品を生産している生産者や工場を見にいくことからはじまります。あちこちの商品を自分の目で見比べ、まだ人に知られていないような商品や、自分の売りたいと思うコンセプトにあう商品などを探し出します。

 

実際に商品を買い付ける段階では、どれだけの商品をいくらで生産してほしいかの交渉を行います。

 

どのようなところに出向けば自分の目的にあった商品と出会えるのか、といった知識は、ある程度バイヤーとしての経験も必要になってきます。海外まで足をのばすには、語学能力も必要になるでしょう。自分の力だけで、自分の目的にあった商品を探すのは難しいですので、バイヤーとしての人脈がものをいう場合もあります。

 

実際の買い付けの段階では、交渉するためのコミュニュケーション能力は必須ですし、販売価格より高い価格で買い付けるのでは採算にのりませんので、どのくらいの価格で仕入れる必要があるのか、会計や原価計算の知識も必要になります。

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3.フリーランスのプロのバイヤーになるには

 

上記で説明したように、流行を読むセンスだけではなく、バイヤーには幅広い知識やバイヤーとしての経験が必要になります。バイヤーは、ある特定の知識だけがあればいいのではなく、総合的な能力が必要になります。

 

 

バイヤーに限らずフリーランスとして仕事をしていくためには、さまざまな総合的な能力が必要になりますので、プロのバイヤーとして活躍できるだけの知識や才能がある人であれば、フリーランスとしても活躍していけるといえるでしょう。その意味では、会社でプロのバイヤーとして活躍している人であれば、フリーランスとして独立しても活躍していけるのではないでしょうか。

 

 

バイヤーとして知識が浅くあまり経験のない人は、まずは会社でプロのバイヤーといわれるくらいの知識や経験をつけてから独立することをおすすめします。

 

 

しかし、今すぐフリーランスのバイヤーになりたい、という方もいると思います。知識や経験の少ないバイヤーは、クライアントにとっては買い付けた商品が売れるかどうかわからず、大きな金額の買い付けをまかせることはできません。

 

 

そんな場合におすすめなのが、インターネットで販売できるような商品を自分で買い付けを行い、販売も自分で行っていくという方法です。商品が売れないかもしれないというリスクを自分で負うことになりますが、バイヤーとしての総合的な知識や経験を身につけ、将来のための実績を作るにはよい方法です。

 

 

実際にインターネットでフリーランスとして通販ショップで商品を販売している人も多く、自分のセンスを大切にして商品を仕入れて販売していく中で、よい評判が広がり大ヒットをして、いつもその通販ショップは売り切れで予約待ち、といった方もいます。まずは自分のセンスを大切にして、小規模でもいいからバイヤーとして仕事をはじめたいという方にはおすすめの方法です。

 

 

バイヤーは商品を仕入れる仕事ですので、商品を仕入れるための資金が必要になります。もし商品が売れなければ、買い付けた購入資金は損失となってしまいます。商品を販売するには、購入価格だけではなく、そのほかのさまざまな費用と利益を上乗せした価格で販売しなければなりません。自分で買い付けだけではなく販売も行うときには原価管理をきちんとしていくことが大切です。

 

 

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