【私がフリーランスになった理由】さまざまなきっかけ


【私がフリーランスになった理由】さまざまなきっかけ

フリーランスとして活躍している人は、どのようなきっかけでフリーランスになったのでしょうか?フリーランスになりたいと思っている方は、ほかの人はどのようなきっかけでフリーランスになったのか気になりますよね。

 

今回は、実際にはどのようなきっかけでフリーランスになったのか、フリーランスとして活躍している人たちのさまざまなきっかけをまとめてみました。

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1.勤務時間、拘束時間の調整ができる

 

フリーランスになった理由として、勤務時間の悩みをあげる方が多くいます。

 

 

— (Aさん) —

会社勤務でエンジニアの仕事をしていて、残業時間が長く、休日出勤もあたりまえで、まわりの友人は余暇を楽しんでいるのに、自分は余暇の時間を持つことができず、会社勤務をし続けることに疑問をもって、フリーランスになった。

 

エンジニアとしての知識や経験はあったものの、フリーランスとして独立して仕事をしていくための知識などはほとんどなく、インターネットで調べたりフリーランスのセミナーに出席するなどして、エンジニアとしての知識以外の知識は、会社を辞めてから勉強した。エンジニアとして仕事をしていくために必要なことは、自然に身についていった。

 

フリーランスになってからは、たくさん働いたあとには仕事をいれないようにして、自分で休暇の調整をしながら仕事ができ、逆に仕事がたくさんあるときにはスケジュールを調整して、たくさんの仕事をこなせるように工夫することもでき、自分にはフリーランスとしてのワークスタイルがあっていると思った。

 

 

 

フリーランスのエンジニアとして活躍しているAさんは、時間の調整ができるフリーランスが良いと思って会社を辞め、今では自分にあったスケジュールをこなすことで生き生きと仕事をしています。

 

 

 

 

2.自分の好きな方法で仕事ができる

 

会社の仕事のやり方に納得できず、フリーランスとして独立する方も、たくさんいます。

 

 

— (Bさん) —

大手の塾講師をしていましたが、たくさんの生徒をまとめて教えなければならずに1人1人とむきあって教えることができませんでした。また、講師にもマニュアルがあり、マニュアルどおりに教えることを求められ、塾の実績作りのために成績の悪い生徒は切り捨てられていく方式でした。

 

私は、成績の悪い生徒でも、個別にしっかりとその生徒にあった指導方法で指導をしていけば、必ず成績はアップすると思っていました。また、成績は勉強方法だけでなく、生活態度などから指導していく必要があるとも思っていました。しかし、私の思う指導方法は、その塾では受け入れてもらえませんでした。

 

そんな中、フリーランスとして家庭教師で個別的に指導をするという方法があることを知りました。今では塾講師はバイトするにとどめ、フリーランスでの家庭教師を本業にしています。成績をあげたい、努力もしたい、でもその方法がわからない、という生徒はたくさんいて、一緒に問題点をみつけ解決していくことで、劇的に成績がアップする場合があります。成績がアップしたときに、一緒に喜ぶことができ、とてもやりがいがあります。

 

塾講師のバイトも、業界の最新情報などはフリーランスとして1人で仕事をするだけでは手にいれるのが難しいのですが、大手の塾講師をしていれば、業界の最新情報に詳しくなれますので、続けていきたいと思っています。

 

 

 

フリーランスの人気家庭教師として活躍するBさんは、自分の思う指導方法を実践したいという思いからフリーランスになりました。組織のマニュアルに縛られず、自分の好きな方法で仕事ができるというのはフリーランスの良いところですね。

 

 

 

 

3.個人事業主として開業したかった

 

最初からフリーランスとして個人で事業をしていきたいという思いがあり、開業をめざして計画的に経験を積み、独立する方もいます。

 

 

— (Cさん) —

もともと喫茶店の経営にあこがれていました。しかし、喫茶店を経営していくには資金も必要ですし、経験もありませんでしたので、まずは飲食店をいくつかかけもちし、仕事のやり方を学びました。

 

独立するための資金を貯めていたところ、バイトしていた飲食店を経営していた方と知り合い、アドバイスも受けることができました。自分の喫茶店のアイデアを話したところ、気に入ってもらうことができ、開業当初の支援もしてくれました。ずっと自分の喫茶店を持つことが夢でしたので、その夢に賛同して支援してくれるという気持ちがとても嬉しかったです。

 

今では経営も順調で、2店目を考えていますが、2店目となると、1つを他人にまかせなければならず、どのようにしていけばいいのかが、今の悩みです。将来的には法人化していきたいと考えています。

 

 

 

個人事業主として喫茶店の経営をするCさんは、まさにフリーランスとして働きたいために経験を積んで努力をしてきました。自分のアイデアでお店を経営していきたいという方は、個人事業主というワークスタイルはぴったりですね。

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4.出産、子育てがあり会社を辞めざるを得なかった

 

女性にとって多いのが、出産、子育てを理由として会社を辞めざるを得なく、フリーランスになったというケースです。

 

 

— (Dさん) —

私は会社で事務をしていましたが、結婚をし、出産と子育てのために会社を辞めました。会社によっては、育児休暇などがありますが、私の勤務していた会社では、長期で休むことができるような雰囲気ではなく、また、拘束時間も長いために子育てをしながら勤務していくことが難しかったからです。

 

収入を得るためには何か仕事をしなければならないのですが、子育ての時間を確保できる仕事を探すことが難しく悩んでいたら、フリーランスという働き方があることを知りました。ホームページを制作したりパソコンでイラストを制作することが好きで、趣味のサイトなどを作っていましたので、それを生かして、クラウドサービスを利用してサイト制作を請け負うことにしました。

 

自分でスケジュールや仕事の量を調整することができるので、主婦をしながら仕事をしていくには、フリーランスとしての働き方があっていると思います。

 

 

 

子育てをしながらサイト制作、デザインを請け負っているDさんは、スケジュールや仕事の量を調整できるので、今後もフリーランスとして働いていきたいと語ります。きゅうに子供が熱を出したりした場合でも、家にいながら仕事ができるフリーランスであれば子供の世話も仕事も同時にできます。

 

 

 

 

まとめ

 

これからフリーランスとして働いていきたいと思っている方の中には、収入が不安であったり、独立して仕事をしていくといっても、どのようなことからはじめていけばいいのかわからない、といった方も多いと思います。

 

フリーランスとして活躍されている方の体験をみると、最初から計画的にすべてを用意してフリーランスになった方というのはほとんどおらず、不安いっぱいでとりあえずはじめてみて、必死で仕事をしていくうちになんとかなった、という方がほとんどです。

 

もちろん、フリーランスになる前には、さまざまな準備が必要ですし、身に付けなければならない知識や経験もたくさんあります。しかし、すべての用意を完全に整えることは難しいですよね。フリーランスとして仕事をしていく準備がある程度整い、なにがなんでもフリーランスで仕事をしていくぞ、という覚悟を決めることができたら、あとはフリーランスの仕事をしながら身に付けていくというのもひとつの方法です!

 

 


この記事を書いたのは

Cool Workers運営部
Cool Workers運営部ライター
フリーランスや副業などの“自由なはたらき方”、税金、働き方改革に関する情報を発信しています。Cool Workers運営部は、様々な働き方をしているメンバーで記事を作っています。