【Cool Workerなヒトビト】Vol.16 挑戦をやめないフリーランス女子

【Cool Workerなヒトビト】Vol.16 挑戦をやめないフリーランス女子
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今回は、Vol.15で取材させていただいた河原さんからのご紹介、榎本麗さんです。

 

榎本さんはフォトグラファーとしてご活躍中の32歳。高校からサッカーを始め、なでしこジャパンを目指していたと語る彼女がフォトグラファーになるまでの経緯とは。

 

波乱万丈の海外渡航生活を含め、お仕事にまつわる様々なことをお聞きしました。

 

 

 

-まず、サッカーのことを教えてください。

 

高校生からサッカーを始めました。夢は日本代表になってオリンピックに出場すること、海外のクラブチームに在籍し、活動することでした。高校卒業後も学生生活、社会人と並行してクラブチームでサッカーを続けフットサルチームにも所属していましたが、25歳の時、前十字靭帯を断裂するという大怪我をしたんです。

 

 

 

-その後は運動全般ができなくなってしまったのですか?

半年に及ぶリハビリ後にサッカー、フットサル共に引退をしました。その時に今まであった目標がなくなってしまった。いわゆる人生の迷子になってしまったんですね。それまではサッカーを優先してアルバイトや契約社員を転々としていましたし、サッカー以外にやりたいこと興味を持てることがなかったんです。周りから見たら夢追い人だったと思いますが、その夢もなくなってしまったんです。

 

 

 

-それからどんなご決断をされたんですか?

とにかく正社員になって何か仕事をしようと思いました。そしてアクセサリーや雑貨を販売する会社の企画・営業職に就きました。既存顧客や新規顧客への商品提案や企画が主な仕事内容で、出張にも多く行っていました。

 

 

 

-スポーツマン人生から一転し、会社員として働くのは大変じゃなかったですか?

すごく大変でした。

これまでの働き方とは、責任も、任される仕事内容も違かったので・・・・

入職した当初は、コピーもろくに取れないポンコツ社員でした。

先輩社員や部署のマネージャーにはかなり迷惑をかけてしまいましたがここで、働き方・社会との関わり方というものを教わったと思っています。

 

 

ですが、様々な案件を任せてもらえるようになった三年目頃から、無理をし過ぎて、体調を崩すことが多くなりました。

イベント系の仕事が入ると、土日・祝日も関係なく働き、たまの休日には病院通い・・・・

 

そんな生活を続けるうちに自分のキャリアや働き方に疑問が湧いてきました。そして26歳で初めて正社員として就職して4年経った30歳になって退職し、コーチングを受けました。そこで、私はいつも誰かの目線を気にして人生の決断をしてきたことに気付かされます。

 

 

 

-コーチングを受けて具体的に何が変わりましたか?

大怪我をした時にサッカーの夢を諦めてしまい、そこから自分の正直な気持ちにフタをして生きてきたということがまず分かりました。親や周囲の目を気にして就職し、心無いままに働いてきたんです。では、どうすればもっと自分らしい人生を送れるのか。それにはまず諦めてしまっていた夢をひとつひとつ、実現させてあげることだと気づきました。

また、人から何を言われようと

自分の人生を生きなければ、と思いました。

 

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-その後は海外に行かれたんですね!

3ヶ月半ですが、フットサル留学と語学留学をしにロンドンへ行きました。市内のフットサルチームに在籍し、現地で出会った方の紹介で美容室の業務のお手伝いをしていました。

実際に海外に出て自分とは全く違う価値観の人に会い、影響をたくさん受けました。

生き方や働き方について以前よりも深く考えるようになりました。

 

 

 

-どんな方々とお会いしましたか?

美容室でお手伝いをしていた繋がりでフリーランスの美容師さんやカメラマンの方と仲良くなり、完全にそっちの世界にハマってしまいました。(笑)  クリエイティブで考え方が柔軟ですごく優しく温かい方ばかりで、私もこうでありたい、こういう人たちと

これからも関わっていきたいと考えるようになったんです。そこでやっと5年くらいモヤモヤしていたものを消化できたと思いました。

自分を楽しませる、アツくなれるものに再会できました。

 

 

 

-帰国後はご自身でもクリエイティブなお仕事を?

はい、色々と試行錯誤しながらやってきました。手始めに外国人旅行者に向けてAirbnbを始めて時間がある時に自分で観光ガイドや日本語レッスンなどをしました。

 

 

 

-ガイドをする時に写真を撮って、あげていたんですね。

最初はガイドも写真もお金を取るつもりはなかったのですが、ある時ゲストからチップで

1万円をいただいたことがありました。目の前にいる人の問題解決為に「こうしてあげたい」という想いがお金に代わるのだなと気づきました。

これは、ただの趣味として終わらせるのは勿体ないなと(笑)

そこから写真の講座に通った後、SNSを使った営業・告知を開始し、11月までの3ヶ月間はカメラだけのお仕事で30万円を達成しました。

 

 

 

-フォトグラファーの醍醐味は何ですか?

写真を通して様々な人に新たな価値を提供できることですね。

今、メインのサービスとして行っていることはセミナーにお邪魔したり、起業家の方とお会いして、プロフィール写真や記録写真に関することをトータルでアドバイスし撮影することです。初めて被写体になってくださった方が私の写真を気に入ってくれて継続的にお仕事を頂いたりした時はすごく嬉しいですね。現在はカメラマンとは別に飲食店でアルバイトもしていて、アルバイト先からメニュー写真の仕事を別件でもらった経験もあります。そう考えると写真の可能性は広くて面白いなと思います。

 

 

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-フリーランスとして活動されて良かったこと、悪かったことは?

この人、好きだなぁ~という人や面白い!と思う人と一緒に働けることが多くなりました。

その出会いによって、新たなアイデアが生まれることや仕事の可能性が広がってきています。

満員電車に乗る機会も減ってイライラすることが少なくなりました。まだ試行錯誤でやっている部分が多く何とも言えませんが、先月やっと会社員時代のお給料を超えました。

悪かったことはSNSの更新を滞らせてしまうと売り上げに響いてしまうので、SNS漬けになってしまうことです。

あとは1人で作業することが多く、誰かに相談したいな、寂しいなと思うことがよくあります。

 

 

 

-将来の夢や目標を教えてください。

写真を通して、ひとやものとのマッチングを図る働きをたくさんすること。

再婚をし、家族を持ち、自宅にオフィスまたは事務所を持つこと。

自分の想いや気づきを大切にできる人を増やすこと。

国境を越えて通用する仕事をし、旅行先などで撮った写真を売れるようにする。

渋谷、新宿などの大都市に自分が撮った写真が飾られる。などなどたくさんあります!(笑)

 

写真に興味を持つと、ひとやものの良いところに目を向けられるようになると思っているので、定期的にカメラレッスンをしていこうと思っています。

年内には都内で個展を開く予定です。

 

 

 

自分の夢と周囲の人の笑顔を大切にしていけば、それが何らかの形で返ってくる。そのために新しいことに挑戦し続ける。そんな生き方を体現されている素敵な方だと思いました。榎本さんが有名になる前に写真を撮ってもらうのは今しかないかもしれません!

 

最後に…

-お気に入りの仕事場所はどこですか?

 

 

 

もちろんBasis Pointです!(笑)

 

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榎本さん、どうもありがとうございました!

 

 

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ライター
Taro
Taro
1989年生まれ。フリーのイラストレーター・フォトグラファー。 仕事と遊びの境目を果てしなく曖昧にすることが生涯の目標である。 趣味は歌(ラップ)・映画鑑賞・自然と戯れること。