【ダブルワークの確定申告】フリーランスとアルバイトを掛け持ちする際に注意すべき税金のこと

2016/10/24

【ダブルワークの確定申告】フリーランスとアルバイトを掛け持ちする際に注意すべき税金のこと

ダブルワークという働き方が、若者を中心として人気となっています。

 

 

ダブルワークとは、複数の収入源を持つ働き方で、本業のほかに別の仕事を持つ、フリーランスとアルバイトを掛け持ちする、といったことを指します。

 
フリーランスとアルバイトを掛け持ちしている場合には、税金はどのように支払っていけばよいのでしょうか?フリーランスとアルバイトを掛け持ちしているダブルワーカーの方の税金について、注意すべき点になります。

 

アルバイト収入とフリーランス収入がある場合の税金

アルバイトをしてアルバイトから得る給料は、給与所得となります。アルバイトだけでフリーランスの収入がなければ、税金はアルバイト先が天引きをして(源泉徴収)支払うことになり、年末調整も会社が行うことが多いので、自分で確定申告をしなくてもよいですね。

 
しかし、アルバイト収入と、フリーランスの収入がある場合には、自分で確定申告をして税金を支払うことになります。アルバイト収入とフリーランスの収入を合算して、税金を計算しなければならないため、正しい税金を計算するために、確定申告が必要なのです。

 

 

確定申告が必要ない場合と、確定申告をしたほうがよい場合

アルバイト収入とフリーランスの収入がある場合でも、従たる給与が20万円を超えない場合には、確定申告をする必要はありません。
ただし、フリーランスの収入から税金が源泉徴収がされている場合や、フリーランスの事業が赤字の場合は、確定申告をしたほうが税金の面でメリットがあります。

 

 

この場合、フリーランスとしての収入を確保するために、本格的に活動をしている場合には、税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出して、青色申告で確定申告を行いましょう。

 

 

青色申告をすることで、最高65万円の青色申告控除を受けることができますし、赤字が発生した場合に繰越控除ができるなどのメリットを受けることができます。

 

 

確定申告の手順

(1)アルバイト収入は源泉徴収票で確認する
アルバイト収入がある場合には、年末調整のときに会社から源泉徴収票をもらうことができますので、これを保管しておき、これにもとづいて確定申告のときに給与所得を申告します。

 
(2)フリーランス収入は収入から経費をひいて計算する
フリーランス収入は、基本的には事業所得となります。ただし、不動産収入は不動産所得になるなど、別の所得に区分される場合もあります。
フリーランス収入がある場合には、きちんと収入や経費を計算しなければなりません。支払調書、請求書、領収証などを保管し、収入や経費を帳簿に記録しておきましょう。

 
(3)控除額の計算
家族がいる場合には、配偶者控除や扶養控除、国民健康保険や年金を支払った場合には社会保険料控除といったように、確定申告のときにはさまざまな控除制度が利用できます。

 
(4)所得税の計算
アルバイト収入とフリーランス収入から所得を計算し、税金を計算します。天引きされている源泉徴収税額があれば、その分はすでに支払われている税金ですので、差し引きます。もし本来の税金よりも源泉徴収されている額のほうが多ければ、税金の払いすぎですので還付してもらえます。

 
(5)確定申告の時期
確定申告は、1月1日から12月31日までの所得について、翌年の3月15日までに申告を行い、税金の支払いも3月15日までに行います。

 

 

最後に

アルバイト収入とフリーランス収入がある場合には、基本的には確定申告をしなければなりません。確定申告をするためには、事前に届け出を行い書類をそろえるなど、準備が必要です。期限ぎりぎりになってあわてなくても良いように、フリーランス収入を得る、つまり個人事業をはじめるときに、しっかりと計画をたて、確定申告にそなえていくようにしましょう。